【正論】社会学者・加藤秀俊 「特任研究員」で成果出せるのか - MSN産経ニュース

このあいだｉＰＳ細胞を応用した手術をしたとかしないとか、話題をふりまいた人物の肩書に東大の「特任研究員」とあるのをみて、ちょっと当惑した。大学のなかにこんな職位があるのをわたしは知らなかったからである。 ≪様変わりした最高学府の肩書≫ わたしが現役だったころのむかしの大学の教員は教授、助教授、講師、助手、と四段階できわめて明快だった。他大学からの出講者を「非常勤講師」、複数の大学を兼任すると「併任教授」といった事例もあったが、おおむねこの四種類の職位、あるいは身分で大学の先生たちは区分されていたのである。 それがこのごろではめざましく変貌した。現役の教授にきいてみたら「特任研究員」というのは特定の研究費によって雇用される臨時研究員のことだそうだ。研究費が切れたら、そこで雇用関係は消滅する。正規の教員ではない。 一般企業でも正規の社員のほか、「派遣」あり「出向」あり、「アルバイト」あり「パー

[hageatama-]

特任も知らないのが学者としてコメントしているのにもにょるポスドクでした。

[bogus-simotukare]

公務員定数削減によって大学が必要としている人材を安定的に保証することができないでいる。だから不安定な臨時職員で間に合わせるほかはない。これでいい研究成果をもとめるのは無理／ただし自民時代からそうだが

[shifting]

正論にめずらしく正論が書いてある。

[naga_sawa]

見出しに釣られたけど、内容は大学研究者界隈の問題をストレートに書いてあった/特任知らないのはだいぶ前に大学界隈から外れてる人だからかな/強制すればいいってわけじゃない雇用流動性の難しさ

[aggren0x]

戦争直後の大学体制から、大きな変革があったと国民に知らされてないのに、実は何かつぎはぎ的なことをやって変貌していたようだ。一度腰を据えてシステムを考えなおすべきなのではないか。と読んだ。それなら同意。

[urashimasan]

"「非正規」研究者ではおたがい落ち着かない。腰をすえた長期計画を立てることもできない。" 　大学改革を主導する財務省などの官僚は、腰をすえた研究など捨てて彼らの振る旗で踊ってほしいわけで。

[mobanama]

"iPS研究が必要としているのは洗濯機ではなく研究者の定員なのである""これでいい研究成果をもとめるのは無理というものだ。なんだかオカシイと思わないか?"げに。

[paravola]

戦争直後の日本の大学進学率はわずか５％。そして大学教授という肩書をもっていた学者は２０００人。それが半世紀のあいだに100倍（の２０万人）に膨張した

[OKETA]

加藤秀俊も大学行政に詳しわけでもないのになんでこんなことを聞くのか。過去の人だと言わんがばかりのインタビューだ。まぁ過去の人ですが。

[min2-fly]

特任知らないのは加藤さんが大学の現場にいた時期を考えれば／82歳でこれってぱないな・・・！

[charliecgo]

で、任期付をある程度やったら正式採用、ってことを義務化するとむしろ首切りにつながってしまう難しさ。

[higedice]

正規雇用をしないと研究成果がでない？ 問題は非正規雇用だと給料が低いことに思える。プロジェクトごとに組織を移ることができる社会の方が良いのでは？ 僕は研究者じゃないので創造だけど。

[geopolitics]

教育界の非正規雇用教員は上から下まであります。中学を例に取ると一学年あたり一人いる計算（10数％）。高校は三割とも。

[rajendra]

大学図書館を活用した経歴ロンダリング。＞ときにはなにがしかの使用料を払って図書館の片隅を半年借りた、というだけで「客員」を履歴に書く手合いもいる。