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フィリピン大統領、「無法状態」を宣言 テロ組織に対抗:朝日新聞デジタル
フィリピン南部ミンダナオ島のダバオ市で2日夜にあった爆発で、これまでに14人が死亡し、少なくとも... フィリピン南部ミンダナオ島のダバオ市で2日夜にあった爆発で、これまでに14人が死亡し、少なくとも71人がけがをした。警察当局が明らかにした。現地報道によると、イスラム過激派アブサヤフが犯行を認めた。ドゥテルテ大統領は現地から、テロ組織に対抗するための「無法状態」を国中に宣言した。 民放テレビABS―CBNは同日、アブサヤフの報道担当者が「国中のイスラム戦士の結束のためにやった。数日内にさらに攻撃する」とコメントしたと報じた。 爆発現場は路面に飲食店などがならぶ夜市で、多くの人でにぎわっていた。犠牲者の中には12~15歳とみられる子どもが含まれていた模様。爆発物の特定はできていない。 ダバオ市は6月に就任したドゥテルテ大統領の故郷。ドゥテルテ氏は3日、無法状態の宣言は「戒厳令ではない」としつつ、検問や外出時の門限を設けるなど、「皆の安全が再び確保できるまで無法な暴力の状態を宣言する」と述べた
2016/09/03 リンク