仏パリ西部で、配車サービスのウーバー参入への抗議デモで道路を封鎖したタクシーに掲示された「ウーバーを止めろ」と書かれたビラ(2015年6月26日撮影)。(c)Kenzo TRIBOUILLARD / AFP 【7月11日 AFP】国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)は10日、配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズ(Uber Technologies)が創業当初、自社ドライバーがタクシー業界から暴力行為を受けたのを利用して支持を集めたり、規制をすり抜けたりするなど、倫理的に問題で違法の可能性ある手法を使って世界進出を加速させていたと報じた。流出した同社の機密ファイルから明らかになったとしている。 流出したのは、2013~17年のウーバー幹部間のメールやメッセージのやり取りなど12万4000件の機密ファイルのキャッシュデータ。英紙ガーディアン(Guardian)が入手し、ICIJに参加