つじあやのが描く、ありのままの女性として生きること 妻、母、アーティスト……様々な経験がもたらした“出会い” 「頑張ろうって言うより、誰かとわかり合えることが救いになる」 ーー「にじ」は子育て中の母としての感情ですよね。 つじ:そうですね。子供は今、成長過程で、自分と同じように試練が待っていたりする。小さいけれど、簡単な試練は日々あって。例えば、友達がおもちゃを貸してくれないとか、着替えができないとか。そういう姿を見守っていこうという気持ちは大事だなと思って書いた曲ですね。癒されるし可愛いけど、それだけじゃなくて、怒ったり叱ったりすることもある。そういった全部を含めて、宝物のように大切だなと感じて。それも新たなに生まれた感情なので、これは絶対に歌にしたいなと思って作りました。 ーー子育ての経験を歌にすることには抵抗はなかったですか。家族やプライベートを完全に切り離してるアーティストさんもい