6月30日深夜ごろ(日本時間)から、アカウントにログインせずにTwitterにアクセスしようとすると、コンテンツが表示されなくなっている。Webアプリだけでなく、モバイルアプリでも同様だ。以前は一般公開されたツイートが表示できていたが、現在はTwitterにログインあるいは新規にアカウントを登録するよう求める画面にリダイレクトされる。
WOWOWは6月30日、動画配信サービス「WOWOWオンデマンド」で約8万人分の個人情報漏えいがあったとして謝罪した。ユーザー認証が正しく行われなかったのが原因。情報の不正利用などの被害は確認されていないとしている。 9日午後1時から22日午後11時11分までの間、WebブラウザでWOWOWオンデマンドにログインすると、マイページで別ユーザーの個人情報の閲覧や、クレジットカードの変更などの各種手続きができる状態だった。 漏えいした可能性がある情報は、契約種別や請求金額などの契約情報、使用している端末名、支払い履歴、クレジットカード番号下3桁を含む支払い方法、視聴履歴、ダウンロード履歴、お気に入りコンテンツなど最大8万879人分。 関連記事 志布志市ふるさと納税サイトでクレカ情報漏えいか 脆弱性突かれ不正プログラムを設置される 鹿児島県志布志市の「志布志市ふるさと納税特設サイト」でクレジット
富士通ジャパンは6月29日、ある自治体の庁舎に設置された証明書発行機で、別人の住民票が交付される不具合が発生したとして、基盤システム「Fujitsu MICJET コンビニ交付」を再度停止すると発表した。 問題が発生したのは28日午後3時ごろ。同システムでは過去に、住民票発行の申請があってから住民票が発行されるまでの間に住民情報の一部が変更されると、データの不整合が発生するという障害が発生していたが、これを適切に修正できていなかったのが今回の不具合の原因という。 富士通Japanは再点検のためシステムを停止。再開時期は未定としている。 富士通Japanのコンビニ証明書交付サービスを巡っては、別人の住民票の写しを交付したり、抹消済みの印鑑登録証明書を誤交付したりといったトラブルが相次いでいた。富士通では5月末から6月初頭にかけてサービスを停止してシステムを一斉点検。6月20日までに点検が完了
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 ドイツのFriedrich-Alexander-Universitat Erlangen-Nurnberg(FAU)とJulius Maximilians-Universitat Wurzburg(JMU)に所属する研究者らが発表した論文「Direct 3D-bioprinting of hiPSC-derived cardiomyocytes to generate functional cardiac tissues」は、ミニチュアサイズの心臓の心室を生きたヒトの心筋細胞で3Dプリントする手法を提案した研究報告である。100日間以上の自発的な鼓動を
JR東日本は6月26日、24日に発生した、モバイルSuicaでのチャージなどができなくなった障害について、電源工事のミスが原因だったと発表した。工事マニュアルに間違いがあり、計画と異なるブレーカーを切ってしまったことで、システムサーバへの電源供給が止まってしまったという。 原因は、屋内の電源工事。マニュアルには本来「盤NO6(CV6)内のブレーカーを『切』にする」と記載されるべきところ、「盤NO6(CV4)内のブレーカーを『切』にする」と書かれていた。 作業スタッフがこの誤りに気づかず、「盤NO4(CV4)」のブレーカーを切ったため、夜間処理中のシステムへの電源供給が止まり、ハード故障やデータ不整合が発生した。 障害発生から完全復旧まで約12時間かかった。サーバ電源を再投入し、ハードウェアの健全性を確認した後、電源供給停止時に実行されていた処理の再実行やデータの整合性を確認した上でサービス
鹿児島県志布志市は6月22日、「志布志市ふるさと納税特設サイト」でクレジットカード情報910件が漏えいした可能性があるとして謝罪した。不正アクセスによりサーバに不正なプログラムを設置され、ユーザーがクレジットカード決済を実行した際にカード情報を盗み出すよう改造されたのが原因としている。 問題が発覚したのは4月6日。漏えいした可能性がある情報は2021年3月12日から12月29日までの間に同サイトでクレジットカード決済を行ったユーザーのクレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード、メールアドレス、電話番号など。 同サイトではECサイト構築システム「EC-CUBE」を利用しており、同システムの脆弱性を悪用されたのが原因としている。志布志市は再発防止策として脆弱性情報の取得と対応を徹底すること、サイト全体の脆弱性を定期的に点検することなどを挙げている。 関連記事 Microsoft、Bin
セミナーは、著作権に関する基礎知識などをレクチャーする「著作権制度の概要」と、AI画像などが著作権上どのように取り扱われるかを解説する「AIと著作権」の2部構成。Twitterでは「文化庁による生成AIに対する見解が整理されている」などと話題になった。当初はアーカイブを公開する予定はなかったが、要望が多数あったことから方針を変えたという。 関連記事 文化庁の「AIと著作権」の解釈が話題に AIに詳しい弁護士「かなり踏み込んだ内容」 内閣府が公開している資料「AIと著作権の関係等について」がTwitter上で話題になっている。文化庁が制作した資料で、AIと著作権に対する現行法での見解などをまとめている。 文化庁、「AIと著作権」のセミナー開催 YouTubeライブで限定配信、受講料は無料 文化庁は、著作権に関するセミナー「AIと著作権」を開催すると発表した。 文化庁、約5万本の映画情報を集め
スマートフォンゲーム「ブルーアーカイブ」が6月21日午後8時から緊急メンテナンス中だ。同日午前11時から午後7時にかけて実施していた定期メンテナンス中、データベースに関する作業ミスがあったといい、22日午後12時55分時点で緊急メンテナンスを継続している。 「6月21日午前11時に実施されたメンテナンス中、開発チームによるデータベースに対する高可用性修正において、作業ミスが発生した」(ブルーアーカイブ公式Twitterアカウント)という。これにより、21日午前9時から11時、午後7時から8時にかけてのゲームプレイのデータが一部正しく保存できなかったという。 保存できなかったデータについては「最大限にデータの復元ができるよう、対応を行う」という。メンテナンスの終了予定時刻は随時発表する。 ブルーアーカイブはゲームパブリッシャーのYostar(東京都千代田区)が2021年にリリース。アップデー
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 英オックスフォード大学や英ケンブリッジ大学、英インペリアル・カレッジ・ロンドン、米トロント大学に所属する研究者らが発表した論文「The Curse of Recursion: Training on Generated Data Makes Models Forget」は、GPT-4などの大規模言語モデル(LLM)が別のLLMが生成したテキストを学習し続けるとどうなるかを調査した研究報告である。 今後、LLMモデルを使って生成した文章がネット上に溢れかえる未来、それらを多く含むデータをトレーニングする後続のLLMモデルはどうなるかを検証する。 LLMモ
富士通Japanのコンビニ証明書交付サービスをめぐっては、別人の住民票の写しを交付したり、抹消済みの印鑑登録証明書を誤交付したりといったトラブルが相次いでいた。 これを受け、河野大臣は富士通Japanにシステムの一時停止し、再点検を行うよう要請していた。 関連記事 富士通、コンビニ交付システムを一斉点検へ 最大で6月4日まで 証明書発行は利用不可に 富士通は5月23日、コンビニエンスストアの証明書交付サービスの誤発行を巡り、富士通Japanが提供するシステムを一斉点検すると発表した。最大で6月4日まで証明書交付サービスを停止するという。 富士通、相次ぐコンビニ交付サービス不具合に謝罪 「行政サービスへの信頼損ねた」 再発防止策を開示 富士通は、富士通Japan製システムで相次いで発生しているコンビニ交付サービスの不具合などについて謝罪した。一連のトラブルについて「住民が利用する行政サービス
関連記事 人によっては閲覧注意? Googleで「The Last of Us」と検索すると、キノコが“ゾワゾワ” 検索サービスGoogle.co.jpで「The Last of Us」と検索すると現れる、“ゾワゾワ”するイースターエッグが話題になっている。 PCやスマホでも“ナワバリバトル”? Googleで「スプラトゥーン」と検索すると…… 米Googleが提供する検索サービスGoogle.co.jpで“イカした”イースターエッグが話題になっている。Nintendo Switch向けゲームソフト「スプラトゥーン3」の関連ワードを検索すると、PCやスマートフォン上でもインクを塗ることができる。 Googleで「マンダロリアン」を検索すると…… Google検索で「マンダロリアン」や「グローグー」を検索すると、画面右下にグローグーが登場する。クリックするとフォースを使いだす。Disney+
米Google傘下のAI企業Google DeepMindは6月7日(現地時間)、アルゴリズムを開発するAI「AlphaDev」が、人間が考えたものより高速なソートアルゴリズムを発見したと発表した。 ソートアルゴリズムは、入力されたデータを一定のルールに基づいて並べ替えるもの。ネット検索結果の並べ替えやランキング制作などIT技術の根幹を担う技術の一つ。今回AlphaDevが考案したアルゴリズムは既存のものに比べて、少量のデータなら最大70%、数十万規模の大量のデータなら約1.7%速く処理できた。 DeepMindはAlphaDevに新しいアルゴリズムを発見させるため、ソートの作業を「組み立てゲーム」としてプレイさせた。「正確にソートできる」「既存のアルゴリズムより高速である」という2点を満たせばクリアとした。 関連記事 OpenAIやDeepMindのCEOやトップ研究者ら、「AIによる人
内閣府が公開している資料「AIと著作権の関係等について」がTwitterで話題になっている。文化庁が制作した資料で、5月15日に開催した内閣府のAI戦略チームの会議で使用されたもので、AIと著作権に関する現行法での見解などをまとめている。6月3日頃からTwitter上で話題になっており、AIに詳しい弁護士も「かなり踏み込んだ内容」と見解を述べている。 同資料では、著作権の役割は「『思想又は感情を創作的に表現した』著作物を保護するもの」と指摘。データ(事実)やアイデア(作風や画風)は著作物に含まれないという。 この上で、AIと著作権の関係は「生成・利用段階」と「AI開発・学習段階」を分けて考えるべきと説明している。AIが生成した画像などを公開したり、そのイラスト集を販売したりする場合は、通常の著作権侵害と同様の法が適当される。AI画像と既存の著作物との類似性や依拠性(既存の著作物を基に創作し
ChatGPTの基本からその構造、教育利用を検討する際の注意点、具体的な活用法などを解説した講座。 「教育機関などの勉強会、研修などでご活用ください」と呼び掛けており、利用の際に事前の連絡は不要という。 関連記事 「東大生や教員は、生成系AIにどう対応すべきか」東大副学長が声明 「組換えDNA技術に匹敵する変革」 「東京大学の学生や教職員が生成系AIに対してどのように向き合うべきか」――東京大学副学長の太田邦史教授が声明。 「GPT-4」搭載ChatGPTに東大入試数学を解かせてみた GPT-3.5との回答の違い、点数は? AIチャットbot「ChatGPT」「新しいBing」に、人間には答えにくい質問や、答えのない問い、ひっかけ問題を尋ねてみたらどんな反応を見せるのか。それぞれの反応からAIの可能性、テクノロジーの奥深さ、AIが人間に与える“示唆”を感じ取ってほしい。 東大松尾教授が答え
デジタル庁は5月23日、マイナポータルから設定できる公金受取口座の登録にミスがあったと発表した。自治体の支援窓口にて、他人のアカウントに預貯金口座を誤登録してしまう事例が複数発生したという。デジタル庁は再発防止策として、操作やマニュアルを順守するよう自治体に通知したとしている。 ミスがあったのは福島市。支援窓口の端末から口座登録を行った際、マイナポータルからログアウトせずに続けて別人が口座登録を始め、誤って別人のアカウントに口座を登録する事案が発生した。誤登録者の人数は4人で市はそれぞれに謝罪したという。すでに登録口座は訂正済みで、誤入金などの損害も発生しなかった。
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 米ミシガン大学、米フロリダ大学、米ノースイースタン大学に所属する研究者らが発表した論文「Side Eye: Characterizing the Limits of POV Acoustic Eavesdropping from Smartphone Cameras with Rolling Shutters and Movable Lenses」は、音波によって揺れるスマートフォンのカメラ部品から音声を復元する研究報告である。 スマートフォンのマイクにアクセスできない場合でも、スマートフォンアプリを使用して音声を盗聴できる方法となる。 膜を前後に素早
三井住友カードは5月16日、同社クレジットカードの所有者に郵送したダイレクトメール(DM)に、クレジットカード番号を誤って印字したと発表した。DMはシーラーはがきタイプだったが、その表面宛先部にカード番号を印字していたという。対象のDMの件数は29万771件に及ぶ。 DMを発送したのは4月18日と20日。本来、DMの宛先部には客の照会番号を印字すべきだったが、誤ってカード番号を印字した。カードの有効期限やセキュリティコードなどの情報は一切記載していないとしている。 DMの郵送先は「AOYAMA VISAカード」「AOYAMA PiTaPaカード(VISA)」「AOYAMA LiVE MAX VISAカード」「BLUE ROSE CARD(VISA)」のカード所有者の住所という。 印字ミスの原因について同社は「DMを送る際、住所や氏名、客の照会番号などの顧客情報を基幹システムから抜き出し、D
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