1日にテレビや新聞、インターネットなどのメディアに触れる時間は5時間48分で、前年より24分増えたことが、博報堂DYメディアパートナーズの調査で分かった。 同社は、景気低迷で家にこもる「巣ごもり現象」に加えて、動画投稿サイト「ユーチューブ」や簡易ブログ「ツイッター」などの流行で、インターネット利用時間が増えたと分析している。 調査は1〜2月、東京都内に住む15〜69歳の735人を対象に、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の4媒体と、パソコンや携帯電話からネットに接続する時間を調べた。接触時間が最も長いテレビは前年比6%増の173分。2位のパソコンによるインターネット利用は14%増の77分。新聞も7%増の28分だった。 一方、ラジオは8%減の29分、雑誌は9%減の16分だった。同社は2006年から調査を始めた。合計の接触時間は07年、08年と2年連続で減ったが、リーマン・ショック後の09年から