デイリーポータルZは年々パワーアップして愉快な記事を量産しています。初期衝動にキャッチーさが加わって殺伐としたインターネットに愛とコメディを撒きちらかします。
デイリーポータルZは年々パワーアップして愉快な記事を量産しています。初期衝動にキャッチーさが加わって殺伐としたインターネットに愛とコメディを撒きちらかします。
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:黄身なしゆでたまごを作って白身に感謝したい 界隈いちの中華食材スーパー 街は相変わらずの雰囲気 街頭で配られている新聞も、こんなの そのスーパーは、北口から歩いてすぐのビルのなかにあります。 「友誼商店」というのがそれ ビルの入り口 看板に、「4F 中国食品 友誼商店」とありますね。 界隈には中国食材を買えるお店がちらほらありますが、規模がいちばん大きいのは間違いなくここでしょう。雑居ビルの4階ということで、知らないと入るのになかなか勇気がいる雰囲気ですが。 ちなみにその下に「友誼食府」という表示もあり、以前はなかったものなので、これがフードコートのことだと思う。それぞれ「ゆうぎしょうてん」「ゆうぎしょくふ」と読むようです。 店内へ か
「ミニ額」というのをご存知だろうか。ミニサイズの額縁で「ミニ額」である。 と言っても、だいたいの人は額縁なんかに触れたこともないし、興味もないだろう。そもそも額縁に絵を飾るという行為自体、画家か富豪ぐらいしかやらないだろう。 …と以前は僕も思ってたんだけど、実は額縁、使ってみるとやたらと面白いのである。 ということで、額縁をもっと身近なものにするべく、気軽に買えるミニ額の専門店に行ってみた。 ※『デイリーポータルZをはげます会』のサポートによってこの記事を制作させていただきました。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:お菓子の宝石ドレンチェリーを自作したい > 個人サイト イロブ
階段の段差は時に饒舌に、その先に何が待ち受けているかを語る。 これがあれば安心して登る事ができるのか、それとも登らずに済むのか。集めてわかったことは、特にない。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:今こそ知りたい!ルイ15世 > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 物言うといえば 2000年代初頭、村上ファンドを率いる村上世彰氏は上場企業の株式を取得するだけでなく、経営に厳しく提言を行い企業価値の向上を求め、この姿勢は「物言う株主」として注目を集めた。 しかし、もっと物言うものが、身近にあるんじゃないかと私は思った。それが階段の段差のところ(蹴上げという)である。駅の
僕らが魅了された国民的RPGゲーム、ドラクエシリーズ。でもクリアできたタイトルって、意外と少ないのではないだろうか。 かく言う筆者もちゃんとクリアできたのはドラクエ4だけ。一生制覇できず死ぬ前に、冥土の土産にクリアしてみたい。ならば、 中古で買ったソフトのセーブデータをそのまま使う 最強パスワードを使う 攻略サイトを見まくる など、とことん「ズルをしまくる」ことで、限られた〆切前の時間の中で、ドラクエをどこまでクリアできるのか。やってみた。 ライター、番組リサーチャー。過去に秘密のケンミンSHOWを7年担当し、ローカルネタにそこそこくわしい。「幻の○○」など、夢の跡を調べて歩くことがライフワークのひとつ。ほか卓球、カップラーメン、競馬が好き。(動画インタビュー) 前の記事:もうこの世に存在しないものをGoogleストリートビューで探したら、思い出に出会えた > 個人サイト 文化放想ホームラ
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:高速道路上にあるバス停が異世界 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 電子ペーパーを飾るということ 「電子ペーパー」は、どちらかといえば地味な存在だ。その多くがモノクロだし、応答速度(画面切り替え)も遅い。液晶と比べると華やかさに欠けるイメージがある。 しかし一方、目が疲れにくかったり、電源がなくても画面表示を保持する特性があったりで、電子書籍端末などに重宝されている。秀才の影に隠れて目立たない無口キャラだけど、「あいつ、実はすごいやつだよな」とクラスで噂されるような存在である。 そんな飾り気のない、質実剛健な電子ペーパーに強く惹かれている。 これは愛用している電子ペーパ
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:思い出が美化されているのか確かめる > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 服に悩むということ 街を歩けば、多くの洋服屋さんが並んでいる。季節ごとに異なる色とりどりの服が売られ、半袖や長袖があり、素材が異なり、もちろん値段も様々だ。そんな数多くのものから自分に似合うものを買わなければならない。 どうも、この記事を書いている地主です! 明日のデートは何を着て行こう、今日は何を着て街歩きをしようなど、我々は日々、ファッションについて悩んでいる。昨日のコーデがお気に入りだけど、洗濯中だしなんてことも多々あるだろう。人のちょっとした悩みの上位にファッションが来るのだ。 どうも、やっぱり地主です! 私はその悩みからすでに
1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー) 前の記事:超簡単にペン回しできる指輪を作る > 個人サイト 妄想工作所 10パターン制作の呪い 「顧客が本当に必要だった物」などといきなり切り出してしまい申し訳無い。そういう、IT業界のシステム開発案件における「あるある」を風刺したイラストが存在するのだ。まずはその風刺画の説明をしよう。 私が目にしたのは10年くらい前だったか。面白いし、よくできてるなぁと、定期的に見たくなる絵だ。今回調べて初めて知ったのだが、元ネタはもうすでに70年代からあるという。元は、アメリカ産業界あるあるネタを風刺したイラストだったもよう。 これが「顧客が本当に必要だったもの」の基本イラストだ!(ニコニコ大百科より)
1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:写真を限界までJPEG圧縮すると見えてくる世界 > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 消えゆく公衆電話 携帯電話がなかった頃、外出先から電話をかけるには公衆電話を使うしかなかった。あの独特な折り戸を開けて電話ボックスに収まり、積み上げた10円玉を投入しながら電話をかける。次に並んでいる人からのプレッシャーもあった。 しかしそんな日常も、90年代後半ごろから急速に姿を消していった。 公衆電話の設置数は、この通り右肩下がり(平成11年版 通信白書、平成15年版 情報通信白書、令和元年版 情報通信白書を元に作成) 設置数のピークは1990年で、当時は全国に約83.3万台あったと
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:コーヒーを炭酸で割って飲んでます > 個人サイト webやぎの目 誰も名前を知らない女王 この女性を見たことないだろうか。 広告やサイトの埋め草写真に使われている女性である。10年ぐらい前から見かけるたびにキャプチャしていた。アノニマスな女王。 インターネットだけではなく、屋外看板でも使われている。 裸眼サイコー!といったと思ったらパチンコ店で笑っている 同じ顔で違うことを言うので「へえ、こんなことも言うんだ」と思ったりもする。 井の頭線 下北沢駅ホームには最近まで彼女の写真を使った求人の看板があった。 再開発で好きだった景色が失われてゆく。 彼女の活躍についてはNAVER
むかしからなんでも斜にかまえるクセがある。 行列を見ては「よく並ぶねえ」と思い、流行りの曲を聞いては「これが流行ってんのね」と少しうがった目で見てしまうのだ。 そこでふと「斜にかまえる」「かまえない」を意識的に切り替えるとどういう感情になるのか気になった。実験してみます。 やり方 簡単にやり方を説明すると ①何かモノなどを目の前に置く ②それに対し、1分間は斜にかまえ、もう1分間は斜にかまえずに感想を言う。これだけだ。 ちなみに「斜にかまえる」を辞書で調べると、「物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの目で見ること」とある。 わかりやすく言えば、1分間は皮肉めいた目で見て、1分間は素直に感想を言ったり肯定してみたりする実験である。 ひとりじゃ心もとないので、今回は後輩と一緒にやることにした。 後輩の郡司さん(左)と山宮さん(右)。二人とも斜にかまえがちな性格を自覚しているそうだ。 とりあえ
2019年1月26日、ホストクラブの新年会に足を踏み入れた私は「これはえらいところに来てしまったぞ……」と思っていた。 ホストクラブは普段の自分とは縁遠い世界だった。なぜこのような場所に来てしまったのか。 業界最大手のホストクラブグループ「GROUP DANDY」の広報さんとは2018年に仕事を通じて知り合った。ちなみにこの広報さん、バーチャルユーチューバーにもなっている。 年があけて新年会に声かけてもらった時、広報さんが「いわゆる会社の新年会で、表彰とかばかりなので面白くないかもしれないんですけど……」と言っていたので油断した節もある。会社に所属していた時、自社の新年会は気乗りがしない方だった。にもかかわらず人の会社の新年会には惹かれた。だって、全然違う業種の新年会ってちょっと興味がある。それに広報さんからのメールには「ホスト1200人の新年会」という単語が踊っていた。こんなイベント、見
1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:コンビニおにぎりのパッケージメソッドを使って過剰な豪華さを演出したい > 個人サイト 日和見びより 夜は美術館の「色」がよく分かる 「夜の」と書いたのにはいくつか理由があるが、第一には美術館の個性が際立つからだ。 最初にやってきたのは六本木にある国立新美術館 国立新美術館は2007年にオープンした比較的新しい美術館で、建築家の黒川紀章による設計である。大ヒット映画『君の名は』に登場したことは記憶に新しい。そんな美術館の夜の姿がこちら。 未来都市に来てしまったかのような非現実感 ぐにゃりと曲がった造形から光があふれる姿はまるで宇宙船のようだ。NASAっぽさがある。NASAっぽさとはつまりカッコよさで
トランプの「大富豪」というゲームをやったこともある人は多いと思う。有名なゲームにも関わらずこれほどルールについて意見が分かれるゲームは他にないだろう。 8切りできる?2であがるのは禁止?ゲームの開始はダイヤの3を持っている人?革命は階段だと出来ない…などなどとにかく人によってルールが違う。今回はアンケートをとってそれらをまとめてみることにした。最後に色んな人が教えてくれたローカルルールを10個くらい入れて大富豪をやってみたらハチャメチャでおもしろかった。 大学中退→ニート→ママチャリ日本一周→webプログラマという経歴で、趣味でブログをやっていたら「おもしろ記事大賞」で賞をいただき、デイリーポータルZで記事を書かせてもらえるようになりました。嫌いな食べ物はプラスチック。(動画インタビュー) 前の記事:88個のレトロゲームが詰まったFCHOME88でファミコンの理不尽な楽しさを思い出す >
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く