私がコンサルティング会社にいた頃の上司から、連絡があった。 「書評を書いてほしい」とのこと。だから正直に書く。 それが以下の書籍だ。テーマは「リファラル(紹介)採用」について。 さて、「リファラル採用」という言葉、最近ではそれなりに耳にすることがあるが、何なのか。 上司の本の定義を引用すれば、「リファラル採用とは一言で言うと「社内外の信頼できる人脈を介した、紹介・推薦による採用活動」のことだ。 例えば、Googleもリファラル採用に極めて力を入れている。 創業以来長きにわたり、我社にとって最高の人材供給源は既存社員からの紹介だった。一時は、他の社員の紹介で入社した人が全社員の半数以上を占めたこともある。 「リファラル採用」は日本でも定着するのか リファラルが最初に注目され始めたのは米国でした。 2001年から採用に関する企業調査を行っているCareerXroads社が、大手71社に実施した