車椅子ユーザーのSNSによる主張が、度々炎上している。 2024年3月、イオンシネマの映画館で介助を断られた車椅子インフルエンサーがSNS上で、やり場のない想いを吐露したことをきっかけに、炎上へと発展したことは記憶に新しい。 過去にも、車椅子ユーザーが無人駅での車椅子対応を「JRに拒否された」という趣旨のブログを投稿し炎上した例もある。また、格安航空会社ピーチ・アビエーションの台湾行きの便を利用しようとしたところ、電動車椅子のバッテリーが目視できないこと理由に搭乗を断られ、当該女性が「差別的な対応だ」と主張し、物議を醸すなど枚挙に暇がない。 当人からすれば問題提起をしたつもりでも、“非車いすユーザー”が発端となり、炎上してしまうのは日本特有の文化なのだろうか。「プロ車いすランナー」として2000年シドニーパラリンピック800mで銀メダル、 2004年アテネパラリンピック800mで銅メダルを