17日に発表された新型トヨタ『カローラ/カローラツーリング』はコネクテッド機能でも大きな変更がある。ユーザーから見た使い勝手はあまり変わらないように見えるが、今後の車両AV機器やテレマティクス機能を見る上でディスプレイオーディオが標準搭載された意味は大きいと考える。 まず、新型カローラのナビ装備やT-Connectといったコネクテッド機能を整理する。ナビ、AV機能に関しては、従来のような据え置き型ナビ本体が純正装着かオプション、あるいは自分で購入してきたものを取り付けるという形から、標準装備をスマホ連携するディスプレイオーディオ(DA)のみとした点だ。 DAをのみを採用した背景には、ひとつは昨今のナビ大画面化ブームがある。2DINサイズの画面は7インチ8インチが限界だが、ナビ画面の情報量やニーズが増えるにつれて画面サイズが足りない現状があった。ユーザーからも10インチ以上の大画面の評価は高