多くの中国人の住民が住んでいる川口市芝園町のUR機構・芝園団地(約2500世帯)で26日、中国人を中傷する落書きで埋まっていたテーブルに日中住民が色とりどりの手形を押し、楽しいアート作品に生まれ変えらせた。 日中住民の懸け橋となる活動をしたいと「芝園かけはしプロジェクト」を立ち上げた大学生グループにとって記念すべき第一歩となった。 団地の共有スペースにあるテーブルには「中国人帰れ」などの落書きがあったが、「落書きを消してアート作品にしよう」と大学生たちが提案。団地自治会(平光四郎会長)や団地商店会(津田恭彦会長)、URが賛同し、17日に日中住民によって落書きを青いペンキで塗りつぶした。 仕上げの作業となったこの日は日中住民のほか、「かけはしプロジェクト」の大学生8人が参加した。 参加者たちは、自分の手に黄色や水色、ピンクなど色とりどりの塗料を塗って、テーブルにぺたんと押しつけた。手形がくっ
中国人など外国人居住者が3割(約2千人)に達する川口市芝園町の都市再生機構「芝園団地」(2450世帯)で、陶板絵付けが行われ、日中の住民ら約100人が参加した。20センチ四方の陶板に参加者が、思い思いの花の絵を描いた。 これを栃木県・益子の窯(かま)で丸1日焼いてタイルにして、4月に同団地の壁面を飾る計画だ。 芝園団地自治会(平光四郎会長)が取り組む多文化共生、国際交流の一環で、同自治会、芝園団地商店会、UR都市機構が共催した。 絵付け会場は、芸術家集団による一般社団法人「アプリュス」(代表は彫刻家の柳原絵夢さん)が旧芝園中学校校舎で運営する「アプリュス芝園スタジオ」。陶芸家の藤原彩人さん(49)らが指導した。 オープニングセレモニーで平光四郎自治会長(86)は「親子の絆を深めよう」。商店会の平井久朗副会長(50)は「一生懸命作ろう」と述べた。藤原さんは「この陶板を益子で1250度で焼くと
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