北見市温根湯温泉にある全国でも珍しい淡水系の水族館「山の水族館」が7月上旬に新装オープンするのを前に、24日に地元観光業者などに新たな設備がお披露目された。 目玉は、滝つぼの様子を下から眺められる「日本初」の水槽。外にある水槽を屋内から眺められ、冬場に川面の結氷も見学できる仕組みもある。こうした企画展示は世界初という。企画とデザインを担当した水族館プロデューサーの中村元氏(55)は「第2の旭山動物園になる可能性を秘めている」と話した。 施設は市が建設。展示する魚は50種以上、3千匹以上で、市は今年度の来場者を5万人と見込んでいる。