∞ ゆらゆら魅力 クラゲ「劇場」 14年度完成目指す 世界最大級 専用水槽「目玉」に 鶴岡市は、2014年度の完成を目指す市立加茂水族館の改築基本設計を公表した。直径5メートルの円形の窓がついた世界最大級のクラゲ専用水槽を備えた「クラゲシアター」を設けてクラゲ展示により特化する。水槽の容量や床面積も格段に増え、質量ともに魅力を増すことになりそうだ。 新水族館は鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積は現行の約2倍の3636平方メートル。中央部分は吹き抜けの構造で、2階のエントランスから入館し、1階へ続くらせん状のスロープに展示施設を設ける。 淡水魚ゾーン、海水魚ゾーンに続いて現れるのがクラゲゾーン。巨大水槽を核とした「クラゲシアター」を設け、約1万匹のクラゲが浮遊する幻想的な世界を演出する。ほかに大小50基の水槽を設け、水槽容量は計147トンと現行の7倍以上になる。 1階にはアシカ