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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (8)

  • 112歳の魚を発見、淡水魚の長寿記録を更新

    米サウスダコタ州のギャビンズポイント国立魚類孵化養殖場・水族館で撮影されたビッグマウス・バッファロー(Ictiobus cyprinellus)。放射性炭素年代測定法により、この種は知られている中で最長寿命の淡水魚であることが確認された。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 寿命が100年を超え、大概の人間より長生きするであろう動物のリストに、吸盤状の口を持つ大型の魚が加わった。(参考記事:「最も高齢な動物たち、6つの例」) 放射性炭素年代測定法を利用した最新の研究で、なんと112歳のビッグマウス・バッファロー(Ictiobus cyprinellus)がいたことが判明した。論文は5月29日付けで学術誌「Communications Biology」に発表された。これまで知られていたこの種の最高年齢は26歳な

    112歳の魚を発見、淡水魚の長寿記録を更新
    iwatemarine
    iwatemarine 2019/08/06
    “Biology”
  • 【動画】ダイオウイカの狩り、撮影に成功

    米海洋大気局の科学者らがメキシコ湾で、体長3~3.6メートルほどのダイオウイカが獲物を狩ろうとする様子を捉えた。米国沖で初めて撮影されたダイオウイカだ。 (Video Courtesy: Edie Widder and Nathan Robinson; oceanexplorer.noaa.gov) 6月19日、生きたダイオウイカが、米国の排他的経済水域で初めて撮影された。場所は米ニューオリンズの南東約160キロ沖のメキシコ湾。撮影したのは、2012年に小笠原沖で史上初めてダイオウイカの映像をとらえたチームだ。 彼らはどうやって撮影に成功したのか。話は2012年にさかのぼる。 小笠原沖の海でダイオウイカが初めて水中カメラの前に姿を現し、発光する電子クラゲに向けて触手を広げたとき、撮影チームの一員で、米国の海洋研究保全協会(ORCA)のCEO兼上席研究員であるエディス・ウィダー氏は、自分の正

    【動画】ダイオウイカの狩り、撮影に成功
  • 「旅する蝶」が激減、入り組んだ人為的影響

    オオカバマダラの翅が大きくなっていることが最新の研究でわかった。気候変動によって繁殖地が北上し、長い距離を移動せざるを得なくなったためかもしれない。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) オオカバマダラというチョウは、毎年秋に大移動をすることで知られる。夏のすみかである米国北部とカナダから、冬の生息地であるカリフォルニア州とメキシコへ集団で移動するのだ。だが、最長4800キロにも及ぶ壮大な渡りは、過去のものになるかもしれない。 2018年11月にオオカバマダラの西部個体群(北米西部に生息)を調査したところ、カリフォルニア州で冬を越す個体数が、わずか2万456匹にまで急減したことがわかった。昨年と比べて86%も減少している。また全米野生生物連盟によると、今年メキシコで越冬している東部個体群(北米東部に生息)は、昨年に比べて

    「旅する蝶」が激減、入り組んだ人為的影響
  • 奇妙な新種カエルを発見、ブタ鼻で地中暮らし

    新発見のブパティ・インドハナガエルは、成体になってからほとんどの期間を地中で過ごす。一方、オタマジャクシは滝の裏側で岩に吸い付いて4カ月間生きる。(PHOTOGRAPH BY JEGATH JANANI) インドの西ガーツ山脈で、珍しいカエルの新種が見つかった。光沢のあるうす茶色の皮膚、淡い青色で縁取られた目、そして、ブタのようなとがった鼻を持つ。 科学者たちはこの新種をブパティ・インドハナガエル(Nasikabatrachus bhupathi)と名付けた。尊敬を集めた爬虫両生類学者であり、2014年に西ガーツ山脈で命を落とした研究仲間、スブラマニアム・ブパティ博士に敬意を表した命名だ。新種として記載した論文は、学術誌「Alytes」の最新号に発表された。(参考記事:「【動画】超ミニ新種カエル7種を発見、鳴き声も」) 新たに仲間入りした両生類は奇妙な姿に見えるかもしれないが、風変わりな解

    奇妙な新種カエルを発見、ブタ鼻で地中暮らし
  • 新種のカエルを発見、オタマジャクシにならず

    エクアドルで見つかった新種のカエル。長らく近親種のPristimantis ornatissimusと混同されてきたが、模様が異なっている。(PHOTOGRAPH BY JAIME CULEBRAS) エクアドルでカエルの新種が見つかった。しかし、すでに絶滅の危機に瀕している可能性が高い。 この新種は、長いこと近親種のPristimantis ornatissimusと混同されてきた。黄色と黒の体が特徴的な、よく知られたカエルだ。 新種のカエルを発見したのは、エクアドルのキトにあるサン・フランシスコ・デ・キト大学の進化生物学者フアン・マヌエル・グアヤサミン氏のチームだ。実は、このチームは新種を探していたわけではなく、既知の種を詳しく調べようとしていただけだった。 しかし、研究チームはあることに気づいた。北部の海岸地域チョコにすむカエルとアンデス山脈のふもとのカエルでは、体の模様に思わぬ違い

    新種のカエルを発見、オタマジャクシにならず
  • 第4回「方言」と「言語」の違いとは

    木部さんは、「消滅危機方言の調査・保存のための総合的研究」という共同研究のプロジェクト・リーダーだ。 この研究を国立国語研究所が各研究機関と連携して行う背景には、やはり、2009年のユネスコ発表の影響がある。なにはともあれ国連機関が国際的スタンダードとして示した危機言語の中に、日国内で話されているものがいくつも含まれていたのだから。 目下のところ年に1~2カ所のペースでフィールドワークをして、危機言語の記録を作っているのだそうだが、そこに行く前に「方言か独立言語か」という問題に軽く触れておこう。 ユネスコの危機言語の発表が報道されたとき、多くの人が「八丈語や奄美語」って方言じゃないの? と感じたようで、木部さんもよく質問されたという。この素朴な疑問の背景には、純粋に言語学的というより、歴史、社会、文化政治などが複雑に絡まった複合的な事情が横たわっている。 木部さんによると──

  • 猛毒かけ捕獲、米輸入熱帯魚の7~9割

    フィリピン、パラワン島沖にあるサンゴ礁の割れ目で、シアン化ナトリウムを使った違法な方法で魚を獲る漁師。(PHOTOGRAPH BY JURGEN FREUND, NATURE PICTURE LIBRARY, CORBIS) かかりつけの歯医者、レストラン、リゾートホテル、そして一般の家庭。海の熱帯魚の水槽は、いまやありとあらゆる場所に飾られている。色鮮やかなサンゴと、それ以上に鮮やかな魚たちが織り成す平和な海の世界をリビングにいながらでも楽しめるようになった。(参考記事:「南太平洋 サンゴの楽園」) だが、そうした熱帯魚がどこからやって来るか、ご存じだろうか。海の熱帯魚のうち人工的に繁殖できない種は98%、つまりほぼすべてに上る。となれば、魚の逃げ場だらけのサンゴが群生する海のなかで捕ってくるしかないが、一体どうやって捕獲するのか。(参考記事:「観賞魚はどこから来るのか?」) ほとんどの

    猛毒かけ捕獲、米輸入熱帯魚の7~9割
    iwatemarine
    iwatemarine 2016/03/16
    以前、シアン漁続けた漁村の前浜ではサンゴが全部死んで、結果より遠くまで漁に行かざるを得なくなり生活が成り立たない上に自分たちの食べる分もないみたいなの見た気がするな。
  • 第5回 オオサンショウウオの未来を守れ

    オオサンショウウオは希少動物だ。特別天然記念物であるだけでなく、環境省のレッドデータでも絶滅危惧とされる。 巣穴に適した「湧水のある川岸の穴」は、今の護岸された河川には望めない。だから、最近の兵庫県、広島県、三重県、愛知県などの河川改修では、オオサンショウウオのための人工巣穴を設けることがある。栃さんらの働きかけで、こういう流れができたのは喜ばしい。 堰やダムの存在も、オオサンショウウオにとっては逆境だ。よい巣穴を求めて、上流へとさかのぼる時には問題となる。研究員の田口さんが兵庫県の別の川で行った111頭の追跡調査によると、平均200メートルほど移動をするものの、追跡した111個体のなかで10個体が1キロ以上、特にある1個体は4キロも上流へ移動した(田口2009)。それが「自然な」行動なら、現状では、ダムはもちろん堰もオオサンショウウオにとっては大きな障害になる(昔の堰は大きな石を積んだ

    iwatemarine
    iwatemarine 2011/11/28
    栃本先生!懐かしいな~。またオオサンショウウオの調査行きたい。
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