2026年アジア・アジアパラ競技大会(愛知・名古屋大会)を運営する組織委員会が、大会期間中に名古屋港にクルーズ船を停泊させ、選手村の機能の一部を担わせる案を検討していることが分かった。五輪やアジア大会規模の国際競技大会では初の試み。関係者によると、11日にバンコクで開かれるアジア・オリンピック評議会(OCA)の総会で表明する方針。
愛知・名古屋アジア大会まで開幕千日前となり、お披露目されたカウントダウンボードの横に立つ組織委会長の大村秀章愛知県知事(右から3人目)、同代行の河村たかし名古屋市長(同4人目)ら 2026年アジア競技大会(愛知・名古屋大会)まで残り千日となった24日、愛知県常滑市の中部国際空港でカウントダウンイベントがあり、関係者たちが機運を盛り上げた。 大会組織委員会会長の大村秀章知事は「成功に向けて頑張りたい」とあいさつ。会長代行の河村たかし名古屋市長は「楽しみに来てちょうだい」とPRした。空港に設置されたカウントダウンボードが除幕され「開催まで1000日」の文字が現れると、大きな拍手が湧き起こった。
2026年アジア大会選手村の建設が予定されていた旧名古屋競馬場跡地=名古屋市港区で、本社ヘリ「あさづる」から(潟沼義樹撮影) 2026年秋に愛知県内を主会場に開かれる第20回アジア競技大会(愛知・名古屋大会)の組織委員会は、計画していた選手村の施設整備を断念する方針を固めた。原材料費の高騰などにより、建設費を中心に膨張する大会経費を圧縮するのが狙い。組織委によると、五輪や夏季アジア大会のような大規模スポーツ大会で選手村を設けないのは過去に例がない。 27日午後の組織委理事会で、会長の大村秀章・愛知県知事が報告する。選手団の宿泊には県内のホテルや研修所などを分散して借り上げる。正式決定にはアジア・オリンピック評議会(OCA)の承認が必要となる。...
【ジャカルタ共同】アジア・オリンピック評議会(OCA)は19日、ジャカルタで総会を開き、愛知県と名古屋市が共催する2026年アジア大会を9月19日から10月4日までの16日間開催とすることを正式決定した。秋開催は選手のパフォーマンスや集客を考慮して暑い夏を避ける狙い。大村秀章知事と河村たかし市長が出席して開催都市契約を締結した。 総会では19年5月ごろに大会組織委員会を設立し、同年11月にも開催基本計画をOCAに提出する見通しが報告された。大村知事は「簡素で合理的で機能的に、(同時に)アスリートファースト(選手第一)でやっていきたい」と述べた。
名古屋市は5日、2026年に愛知県と共催するアジア競技大会の選手村としてクルーズ船の活用を検討する考えを明らかにした。名古屋市内のホテルや仮設施設などと併せて活用し、大規模な選手村の新設を避ける方針を示した。市議会本会議で加藤一登市議(民主)の質問に対し、市が「成熟都市としての新しい選手村のあり方を検討したい」と答弁した。アジア大会では選手や関係者など1万5千人が泊まる選手村の
移転後の跡地にアジア大会選手村の整備が予定されている名古屋競馬場=名古屋市港区で、本社ヘリ「あさづる」から 県と名古屋市が共催する二〇二六年アジア競技大会で、同市港区に建設する選手村を大会後にどう活用するか、検討が本格化している。県、市は大会後の事業展開に手を挙げると予想される数百の民間事業者から意見聴取し、事業案の傾向をつかんだ。一八年度は多分野の民間業者を集めて研究会を立ち上げ、具体的な構想を絞り込む。 選手村は、三河地方や県外開催の競技では会場付近の宿泊施設を利用するが、メイン施設は二二年度に弥富市へ移転する名古屋競馬場の跡地に新設する。面積はナゴヤドーム四個分を上回る二十ヘクタール超。まちづくりの視点が求められる大事業だ。
アジアオリンピック評議会は、アジア競技大会にて「e-Sports」をメダル種目として採用する意向であることを公式サイト上で明らかにした。この動きは中国のアリババグループのスポーツ部門「Alisports」との戦略的提携を結んだ上で進められており、来年ジャカルタで開催される第18回アジア競技大会でデモンストレーション種目として採用した上で、2022年の中国・杭州の大会にて正式種目として採用される見込みとなっている。 アジア競技大会は、1951年から数年ごと(現在は4年ごと)に開催されている、アジア圏を対象としたアジアオリンピック評議会主催の競技大会だ。水泳種目やサッカーといったオリンピックでも見られるような種目のみならず、囲碁(2010年)やチェス(2006年・2010年)といったマインドスポーツ、またボウリングやBMXといった比較的に近代的なスポーツも採用されるのが特徴となっている。直近の
アジアオリンピック評議会は、中国アリババグループのAlisportsと提携し、同団体が主催する4年に1度のスポーツ競技大会「アジア競技大会」の2022年開催において“e-Sports”が正式なメダル種目となることを発表しています。 この発表では、具体的にどのようなタイトルがどういった形態において正式競技となるのかは公開されていませんが、2016年9月にトルクメニスタンのアシガバートにて行われる、室内競技とチェス・囲碁などの頭脳スポーツ及び、格闘技の総合競技大会「アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ」において、『FIFA 2017』とMOBAタイトルやRTA(リアルタイムアタック)を用いて“e-Sports”種目のデモンストレーションが実施されるとのこと。また、インドネシアのジャカルタとパレンバンで開催される2018年度の「アジア競技大会」においてもデモンストレーションされる予定です。
女子1500メートルの表彰式で、メダルを手にする(左から)2位の押切美沙紀、優勝した高木美帆、5位の張虹。3位の高木菜那は大会規定でメダルがもらえず(21日)=武藤要撮影 幻の表彰台独占――? 高木美、押切、高木菜が1~3位となった冬季アジア札幌大会スピードスケート女子1500メートルでは、3位の高木菜に代わり、5位の中国選手が表彰台に立って銅メダルを授与された。 大会規定で「1か国・地域当たり2選手までしか表彰台に登壇できず、メダルを獲得できない」と定めているためで、4位にも日本の佐藤が入ったことから、銅メダルが順送りされて中国選手へと渡った。大会組織委員会によると、アジアの冬季スポーツ普及を促す目的から、「モチベーション(意欲)にもつながるよう、メダルを複数の国・地域で分け合ってほしい」とアジア・オリンピック評議会(OCA)が求め、過去の冬季アジア大会でも組織委との協議の上でこの規定を
愛知県と名古屋市の共同開催が決まった2026年のアジア大会について県の大会推進本部の初会合が開かれ、来年9月に、OCA=アジアオリンピック評議会と詳細な契約を結ぶのに向けて、開催費用の抑制を念頭に協議を進めていくことを確認しました。 愛知県の推進本部は、2026年のアジア大会の開催決定を受けて設置され、3日大村知事らが出席して初めての会合が開かれました。 この中では、今後のスケジュールについて、来年9月に、OCAとの間で、競技会場の整備や日程など、開催計画の詳細な契約を結ぶ予定になっていることが報告されました。 そして、OCAが提示する条件などによっては、開催費用がこれまでの想定より膨らむ可能性もあることから、費用をできるだけ抑制することを念頭に、契約の締結に向けた協議を進めていくことを確認しました。 このあとの記者会見で、大村知事は、「現在の財政計画も過去のアジア大会をもとに出したものに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く