一口食べただけでじんましんや呼吸困難などを起こす食物アレルギー。「小麦」「魚類」さらには「はちみつ」など様々な食べ物によるアレルギーの報告が相次いでいます。大人が突然、食物アレルギーを発症するケースも続出。実は近年、食べ物を「肌でさわる」ことが大きな原因の一つだということがわかってきました。肌荒れがあると特にリスクが高くなります。さらに子どもの食物アレルギーを克服するための最新情報や注意点もお伝えします。 ※食物アレルギーは個人差が大きく、今回番組で紹介したのはあくまでも一例です。 詳しく知りたい方は専門医の診断を受けることをお勧めします。 消費者庁では容器包装された加工食品に対して、全国の調査を元にアレルギー症状を引き起こすことのある特定の原材料27品目の表示を奨励もしくは義務付けています。 表示義務(特に発症数、重篤度から考えて表示する必要性が高いもの) 卵、乳、小麦、落花生、えび、そ
最初に言っておきますが、汗疱は感染する病気ではありません。周囲の方にはここを理解していただきたいですね。 10年汗疱と付き合った私の予防から治療まで書いていくと、かなりの量になったので、必要だと思うところから読んでいただければと思います。 手湿疹には色々な病気があります。掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)、異汗性湿疹(いかんせいしっしん)。 たくさんの水疱ができた自分の手を初めて見たときの気持ち、とてもわかります。 私は10年間、手湿疹に悩まされてきました。10年、たくさんの病院を渡り歩きましたが、「主婦性湿疹」と診断されていて正確な病名を言ってもらえませんでした。 つい最近、新しい皮膚科に受診に行ってきました。そこは、愛媛大学の皮膚科医の先生が診療を行っている病院です。 その大学医の先生から教えてもらったことは、私が今までネットで調べて知っていた
アトピー性皮膚炎の患者さんの多くが、ステロイド外用薬を減らしたいと考えているでしょう。 ■ ステロイド外用薬は、アトピー性皮膚炎の炎症を減らしていくために重要な役割を果たしています。 ■ 以前、皮膚の炎症は、IL-4/IL-13というサイトカインを通し、さらに皮膚バリアを低下させてアトピー性皮膚炎を悪化させていくことはすでに報告されていることをご紹介しました。さらに申し上げるならば、皮膚が大きく悪化して重症化すると、ステロイド外用薬の使用の有無にかかわらず副腎抑制が来ることもまた、以前ご紹介いたしました。 ■ さらに、アトピー性皮膚炎の重症度が高いまま続くと、皮膚の感染症ばかりか自閉症スペクトラム障害や心血管のリスクにすらなる可能性すら、最近は指摘されるようになっています。 ■ すなわち、皮膚の炎症を残したままでは、皮膚のバリア機能を更に下げ、全身的な問題すら起こしうるということです。 ■
「高タンパク質の摂取は、腎臓にダメージを与えるのか?」 1948年、ミネソタ大学のThomas Addisが「腎臓への過負荷は腎臓に長期的なダメージを与える」という報告をして以来、このテーマは半世紀にわたって議論されてきました。 腎臓は、からだの老廃物を濾過してくれる大切な臓器です。血液のなかの老廃物は腎臓の糸球体で濾過されます。 動物実験では、タンパク質を過剰に摂取させると、糸球体で濾過される量が増えることによって腎臓の機能が低下することが示唆されています。また、腎臓病の患者を対象に高タンパク質の食事を摂取させた研究では、腎臓病が悪化することが報告されています(Cirillo M, 2014)。 このような動物実験などの結果をもとに、多くの識者は書籍やメディアで高タンパク質の摂取が腎臓にダメージを与えると警鐘を鳴らしています。しかし、これらの記事は動物実験などをもとにしたものであり、健常
このノートは、2018年9月に刊行された『データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい』の第9章「糖質制限ダイエットの結果とデータにコミットする」を【無償】で全文公開しています。 第9章の要点3つ・ダイエットするとき、一番気を付けるのは「体重計」。 ・昨日に比べて体重が減った減らない、に一喜一憂しても意味がない。 ・糖質制限の本質は「ご飯を食べない」ではなく「おかずを食べる」。 本文 「やせ過ぎ」の危険 ダイエットを知る じつは今、世界では「やせ過ぎ」がもたらす危険性について懸念が広がっています。若い女性の場合、行きすぎたダイエットは月経異常を引き起こし、将来的には妊娠、出産に影響を及ぼす可能性があるほか、「拒食症」や「過食症」といった摂食障害のきっかけになる恐れがあると言われているのです。 今年5 月にはフランス政府が法律でやせ過ぎのモデルを規制し、9 月
こんばんは、山田です。 今シーズン限りで15年の北京世界陸上にて銅メダルを獲得し、日本競歩界のメダル&入賞ラッシュの火付け役となった自衛隊体育学校の谷井孝行選手が現役を引退されるようです。 私事ですが、今年度(2月 日本選手権20km競歩)をもちまして現役を引退する決意を致しました。 20年間沢山の出会いがあり、多くの支えがあってここまで頑張ってこれました。 2月の大会では感謝の気持ちを込めて最後の最後まで向上心を持ってベストの歩きをしていきますので応援宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/ktyMUJMqAW ― 谷井孝行 (@takawalk) 2018年10月29日 先日行われた高畠大会の時も少しお話させていただきましたが、今後は自衛隊体育学校のコーチとして活動される模様。 当時32才だった、ベテランの谷井選手がの選手が日本人初のメダルを獲得したことで、日本競歩界に
The right answers the first time Effective treatment depends on getting the right diagnosis. Our experts diagnose and treat the toughest medical challenges. Top-ranked in the U.S. Mayo Clinic has more No. 1 rankings than any other hospital in the nation according to U.S. News & World Report. Learn more about our top-ranked specialties.
Study looks at impact of equalizing hypertension diagnosis and treatment in low- and middle-income countries
今年になって、有名人のがんによる訃報が相次ぎました。漫画家のさくらももこさん、女優の樹木希林さん、格闘家の山本徳郁さんの他界のニュースは、大きく報じられ話題を集めました。 そんな中、気になるのが、がんにかかった原因を患者の日頃の行いと結びつける物言いです。例えば、日本禁煙学会はヘビースモーカーであったさくらももこさんについて、「これはタバコと乳がんとの関連をまったくご存じなかったとしか思えません」とサイトに記載し、患者団体から批判の声があがり、のち削除しました。 このような議論がたびたび起きますが、実際のところ、がんと日常の慣習や遺伝はどれくらい関係しているのでしょうか。 アメリカ在住のがん研究者である大須賀覚博士(米国エモリー大学ウィンシップ癌研究所)は、自身のブログで「患者の過去の行いが悪かったからではありません」と答えています。ご本人の了承をいただき、ブログ投稿をご紹介します。(以下
早稲田大学卒。小学館を経て、1991年日経BP社入社。『日経ヘルス』『日経ヘルス プルミエ』編集長を経て、2018年3月まで、日経BP総研マーケティング戦略研究所主席研究員。同年4月株式会社サルタ・プレスを設立し、代表取締役に就任、日経BP総研メディカル・ヘルスラボ客員研究員に。ほかに、同志社大学生命医科学部委嘱講師などを務める。講演やセミナーで講師として活躍するかたわら、雑誌やWebメディアで健康コラムを執筆。最新の研究成果や論文をベースに、総合的な見地で分かりやすく健康生活を指南する記事が、多くの人の高い支持を得ている。 日本人のための科学的に正しい食事術 他の民族と日本人では体質的に異なる部分があり、海外の研究成果が必ずしも日本人には当てはまらないケースもある。気鋭の健康医療ジャーナリストが、最新のエビデンスに基づき、日本人のあるべき食事を紹介する。 バックナンバー一覧 『日本人のた
東京大学医学部卒業。腫瘍外科・血管外科医。2000年に北青山Dクリニックを設立。下肢静脈瘤の日帰り根治手術・椎間板ヘルニアのレーザー治療・痛みのない内視鏡検査・進行がんに対する革新的治療―がん遺伝子治療まで、質の高い医療サービスの提供に励んでいる。著書に『アンチ・エイジング革命(講談社)』、『下肢静脈瘤が消えていく食事(マキノ出版)』、『尊厳あるがん治療(医学舎)』などがある。 医師が教える!気になるあの病気の意外な真実 阿保義久 がん、心筋梗塞、脳卒中など、最悪の場合に死に至る「気になる病気」。しかし、その実態を知らない人も多いのではないでしょうか。この連載では、青山Dクリニックの阿保義久医師が、気になるあの病気の意外な真実について、詳しくわかりやすく解説します。 バックナンバー一覧 膵臓がん危険因子の一つ 「IPMN」を見逃さない 膵臓がんの危険因子としては、加齢・喫煙・糖尿病・慢性膵
まだまだ男盛りの中高年に容赦なく襲いかかる体の悩み。医者に相談する勇気も出ずに、1人でもんもんと悩む人も多いことだろう。そんな人に言えない男のお悩みの数々を著名な医師に尋ね、その原因と対処法をコミカルで分かりやすく解き明かす。楽しく学んで、若かりし日の輝いていた自分を取り戻そう。 夏だ、海だーっと、毎年大騒ぎしている電子部品メーカー勤務の35歳。ただ、今年は勢いが出ない。その理由は、昨年末に大学の同級生たちといったサイパン旅行だ。ホテルに着き、ビーチに集合したとたん皆から「オー、貫禄がついたじゃないか」と声が上がった。わざわざ腹をなでにくるやつもいた。ショックだった。これまで、自分じゃ肥満になったという意識はなかった。BMIだって24と(ギリギリだけど)普通体重だ。夜、こっそりとスマホの写真を分析してみたところ、オレの体型は、強いていえばそれほど太っていないのに腹がポッコリ出たオッサンタイ
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