平成20年度日本語コーパスの公開ワークショップのプログラムが出てました！　ただ、私は15〜16日は広尾にいるため、14日のみ参加します（すると、辞書研には行けない／涙）。以下、http://www.tokuteicorpus.jp/より引用。 ----------(ここから引用)---------- * 平成20年度の公開ワークショップ（研究成果報告会）を開催します。 今年は３日間の開催で、初日をサテライトセッションにあてます。これは、昨年7月に一般公開した『現代日本語書き言葉均衡コーパス』モニター公開データを利用した領域外の研究者による公募研究会です。 2日目と3日目は例年どおりの公開ワークショップです。今回の招待講演は、特定領域研究「情報爆発」の代表者である東京大学の喜連川優先生におひきうけいただきました。 ○日時：2009年3月14日(土)　13:30〜17:20　サテライトセッショ

昨日知ったのですが、今日は筑波で日本英語学会が開催されているようですね。構文と統計についての発表を聞きたいな〜と思っていたのですが、①筑波は遠い、②そもそも非会員、という2つの理由で不参加。そんな私が向かったのは。。。 電子情報通信学会「思考と言語研究会」＠機械振興会館（東京タワーのすぐ近く） 「何で！」と思われた言語学者さんも多いかと思いますが、「以下の2つの発表が聞きたかった」と言えば、納得して頂けるでしょうか？ ①Lim, H., 李在鎬, M. Cho, & 淺尾仁彦 (2008) 「韓国語学習者コーパスの構築〜韓国語学習者作文コーパスにおける検索ツールの開発〜」 ②和泉絵美 & 内元清貴 (2008) 「日本人英語における実践的コミュニケーション能力の発達段階の分析〜誤りが通じやすさに及ぼす影響を指標として〜」 ①は、日本人韓国語学習者の作文コーパスを作っています、とい

Amazonによると、石田基広先生の新刊は12/16日発売のようです。税込み2940円也。楽しみだな〜・石田基広 (2008) 『Rによるテキストマイニング入門』　森北出版.　　　↓http://www.amazon.co.jp/R%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%85%A5%E9%96%80-%E7%9F%...

おおっ、情報処理学会のHPにこんな文章が。。。 ----------(ここから引用)---------- 10月27日 本年9月より発行後2年を超える刊行物（会誌，論文誌，研究報告等）を国立情報学研究所のCiNiiで無料公開しています ----------(ここまで引用)---------- ありがたや、ありがたや。とりあえず、NL研とじんもんこんのPDFをチェックしました！！ P.S. カテゴリーに「言語処理・情報処理」を追加しました。

NLP2009のウェブサイトが出来ました。今回は2009年3月2日(月)〜3月6日(金)に鳥取大学にて開催されます（遠いよ〜）。 →　http://nlp2009.anlp.jp/ また、今回のテーマセッションの一つに「文学・文化の言語研究および言語処理研究」があります。最近の文学・文体研究は、（同時代の作品を除いて）文学作品のネタが尽きつつあるのか（？）、新聞や広告、政治家の演説や漫才など、様々なフロンティアを開拓しようとしています。それを反映してか、このセッションでも文学作品以外も対象とする模様。 ----------(ここから引用)---------- ・ テーマセッション３:　文学・文化の言語研究および言語処理研究 詩歌・小説・戯曲・随筆・評論など文学作品を対象とした，言語処理および言語分析の研究を広く求めます．文学に限らず，川柳や標語，さらに広く広告のキャッチコピーなど従来の言語

Rを使った言語分析で最近ものすごく御活躍な、徳島大学の石田先生による訳書『Rデータ自由自在』がシュプリンガー・ジャパンから発売されました。 →　http://www.springer.jp/japan/math/j10047.html ----------(ここから引用)---------- 概要 Rとは，S言語をモデルとして，1992年頃に誕生したオブジェクト指向のプログラミング言語であり，最新の統計的手法とグラフィックス作成機能をも兼ね備えた開発環境である． Rはオープンソースのフリーウェアで，誰でも無料でインターネットから最新版をダウンロードでき，サイエンスの様々な分野で現在ユーザーが世界的に増えている．本書は，Rを実際のデータ解析で活用し，その効率を劇的にアップさせるためのテクニック集である． Rは多様な解析手法をサポートするが，入力データの処理が適切でないと正しい結果をえられない

英語コーパス学会＠東京外国語大学に行ってきました。言うまでもなく学会自体も有意義なものでしたが、ここでは（今回の大会で発表されていた）コーパスデータとコーパス分析ツールについてのメモのみ書きます。 ①AntWordProfiler 早稲田のLaurence Anthony先生による新たなツール。コーパス中のGSLとAWLに含まれる語彙を抽出・集計できるという点ではPaul NationのRANGEとほぼ同じ。だが、GUIにもかかわらず最初にoutput fileを指定しなければならないRANGEと違って、非常に操作しやすい。また、視覚化に細心の注意が払われており、英語教師による教材作成を支援する機能も搭載。素晴らしい。 http://www.antlab.sci.waseda.ac.jp/antwordprofiler_index.html ②NICE (Nagoya Interlangu

特定領域研究「日本語コーパス」が研究発表の公募をしています。以下、http://www.tokuteicorpus.jp/からのコピペです。 ----------(ここから引用)---------- 「BCCWJ2008モニター版利用者サテライトセッション」のお知らせ 本年７月に公開を開始した「BCCWJ2008モニター版」（2800万語）を利用した研究成果を共有するために、今年度公開ワークショップにサテライトセッションを設置し、研究発表を募集します。モニター版利用者の方はどうぞふるってご応募ください。 ■名　　称：「BCCWJ2008モニター版利用者サテライトセッション」 ■日　　時：2009年3月14日(土)　【平成20年度公開ワークショップ（15，16日開催予定）の前日】 ■場　　所：東京工業大学・大岡山キャンパス ■主　　催：特定領域研究「日本語コーパス」総括班 ■応募資格： 「現

「NLP若手の会」のオンライン予稿原稿がウェブサイトにアップされました。実は、このシンポジウムにおける予稿の提出は「任意」なので、出しても出さなくてもよかったみたいですが、一応出しておきました。 ・小林雄一郎、田中省作、後藤一章、徳見道夫、朝尾幸次郎 (2008) 「学校英文法コーパスの提案―デザインと応用可能性」 『NLP若手の会第3回シンポジウム予稿集』 Online. 　　　↓ http://yans.anlp.jp/symposium/2008/paper/yans2008-kobayashi.pdf 6月の人工知能学会では、文法項目の自動検出に焦点を当てていましたが、今回は「デザイン」と「応用可能性」に焦点を当てます。ポスター発表（←実は、初めて）なので、ご来場の先生方の忌憚のないご意見・ご教示を賜れれば幸いに存じます。因みに、当日は第1〜3著者が会場にいる予定となっています。

最近あまり投稿できておらず、スミマセン。 金・土と京都までミーティングに行ってきたのですが、噂どおり京都の夏は暑かったです。 京都まで行って、丸々二日も何を話してきたかというと、コーパスに文法情報を付与するには、どんなタグセットが良いか（デザイン的にも作業的にも）ということ。それは、当然文法書を細かく調べつつ議論していくわけですが、文法に関する自分の知識の無さと、従来のPOSタグのザックリ加減に驚きました。まだ頭の中が整理されていないのですが、少し例を挙げると、 ①butには従属接続詞もあるのですが、Penn Treebankでは No_DT one_CD saw_VBD the_DT accident_NN but_CC I_PRP ._. と等位接続詞。 ②moreやmostには、比較表現以外に数量表現としての用法がありますが、これもPTでは、 He_PRP earns_

以下のような本が出るそうです。HPの更新を目ざとく（？）見つけました。 ・石川慎一郎 (2008) 『英語コーパスと言語教育：データとしてのテクスト』 大修館書店. これは、NLP2008のご講演でビブリオに「近刊」とあったご本です。とても楽しみにしていました。7月上旬に出るようです。 石川先生のHPに情報が出てます　→　http://www11.ocn.ne.jp/~iskwshin/