ホームページに戻る 思いつくまま目次へ戻る 富士信仰 2006.01.25. 2006.06.08改訂 (はじめに) 山歩きを始めてから、二つの楽しみを求めている。ひとつは、自然の営みから、自らを省みしつつ、 生き物としての勇気を自然からもらうこと。生きて死すべき生き物が精一杯生きている姿を率直に 見ること。花木であり、昆虫であり、動物である。 もうひとつは、いにしえ人が生きて死した場所、それも街なか・村なかでなく、辺境の場所で、彼らが 何を思い何を祈ったかを想像してみること、である。 前者は、判りやすい。後者の興味の視点を補足説明してみる。「いにしえ人が生きて死した場所」は、 言うまでもない、生活の場、「街なか・村なか」が大半である。生産と消費の場で、私と同じように、食い、 寝て、働き、娯楽を楽しみ、子育てをしていた。もちろん、こ