ビデオゲームが世に出始めた時代に幼少期を過ごしていた兄弟は、どのようにゲームと接してきたのか? プラチナゲームズ所属のゲームデザイナー、神谷英樹氏とその弟さん(非ゲーム業界勤務)の特別対談。後編では、PCゲームとの出会い、クラシックゲームへの想いなどを当時のエピソードを交えながら語っていただいている。 神谷英樹氏(以下、兄) 5インチ時代ですね。ホワイトボードに“PC-8801MA10月”(※2)って書きましたが、自分でも新発見だったんですけど、高校に入ってすぐにMAを買ったと思っていたら、高校1年の終わりぐらいに買っていたんですね。『ハイドライド3』(※3)といっしょに購入したので、11月以降に買っているわけです。親父に高校に入ったらパソコンを買ってもらうという約束を取り付けてたはずなのに、値段を聞いたとたんに「そんなの買うわけねえじゃねえか」とサラッと反故にされて(笑)。バイトして20