アメリカ南部、フロリダ州のオーランドにあるナイトクラブで12日に起きた銃の乱射事件で、地元の市長は、これまでに50人が死亡し、53人がけがをしたことを明らかにしました。
フランスのパリで11月13日の夜(日本時間では14日の朝)、パリ11区の若者向け繁華街を中心に、また北部のサッカー場の「スタッド・ド・フランス」で同時多発テロ事件が発生した。この記事を書いている現時点での死者は132人にのぼる。哀悼したい。また負傷者は349人とのこと。犯行は、犯行声明を出したIS(イスラム国)と見られる。日本のブロガーの一人としてこの事件の印象を記しておきたい。 事件でまず気になったのは、パリ11区という地域だった。11区にはコンサートホールは劇場など文化的な地区であり、どちらかというと若者世代やリベラルな世代の歓楽街である。テロリストとしてはウィークエンドの金曜日の夜に人が集まる地域を狙ったものだとも言える、という点では不自然ではないが、事件の第一印象はこの襲撃対象地で決まった 同時に、あるいはそれゆえか同時性として仕組まれたの「スタッド・ド・フランス」でのテロに多少の
今年末の先行リリースが予定されているValveの「HTC Vive」から始まり、2016年には「Oculus Rift」や「PlayStation VR」と、VRヘッドセットの到来が近づきつつある。ヴァーチャル・リアリティの世界は様々な体験をユーザーにもたらすことになるだろうが、そうなれば“こういった作品”の登場も今後予想されそうだ。アメリカで2001年9月11日に発生した「アメリカ同時多発テロ事件」を、被害者の立場で追体験するVRデモ『8:46』が無料公開されている。 まず断っておくと、この作品は現実世界で起きた重大な事件を茶化す「不謹慎ゲーム」の類ではなく、あるいは宗教的な考えや政治的なメッセージ性が盛り込まれているわけでもない。ただただ淡々と、「9.11事件」の被害者の立ち場を追体験する作品である。プレイヤーは世界貿易センタービル北棟の上階フロアにて働いてた社員となり、火災が発生した
総理大臣官邸の屋上で、小型の無人機の「ドローン」が見つかった事件で、警視庁は、「自分が官邸にドローンを飛ばした」と言って24日夜、福井県小浜市の警察署に出頭してきた40代の男が関わった疑いが強まったとして、威力業務妨害の疑いで逮捕しました。
22時午前、東京・千代田区の総理大臣官邸の屋上に、小型の無人機「ドローン」1機が落下しているのが見つかりました。 警視庁が放射線の測定器を使ったところ微量の放射線が検出されたということで、詳しい分析を進めるとともに、何者かがドローンを飛ばしたものとみて調べています。 警視庁で調べたところ、見つかったのは直径50センチほどの「ドローン」で、プロペラが4つあるほか、小型カメラやプラスチックの様な容器が付いていたということです。 警視庁がドローンに対し放射線を測定する機械を使ったところ、微量の放射線が検出されたということです。 また容器は直径が3センチ、高さが10センチほどで、ふたがしてあり、放射能を示すマークがあったということです。 一方、警視庁は当初、発炎筒の様な物が付いているとしていましたが、その後の調べで、発炎筒ではないとみられるということです。 警視庁は、念のために爆発物処理班を出して
「イスラム国」が殺害したとされる湯川遥菜さん、後藤健二さんについて、幸福の科学が霊言を収録したことについて、一部で疑問の声が出ている。ネットニュースやツイッターでは、「遺族に不謹慎ではないか」「暴走」「商魂たくましい」などと揶揄するコメントも上がっている。 しかし、この霊言収録には背景がある。 後藤さん殺害の可能性が報道された2月1日、後藤さんの霊が大川総裁のもとに現れ、「霊言を収録してほしい」と交渉してきた。だが、遺族への配慮という観点から一度は収録を断り、後藤さんの霊には「お引取り」願った。 その翌日の2日、後藤さんの霊は先に殺害映像を公開された湯川さんの霊を伴ってもう一度霊言の収録の交渉に現れた。大川隆法総裁は、1月31日に『イスラム国"カリフ"バグダディ氏に直撃スピリチュアル・インタビュー』を収録していた。後藤さんの霊はこれを挙げて「片方の意見を出すだけでは不公平」とし、霊言収録を
イスラム過激派組織「イスラム国」に拘束されているヨルダン軍のパイロットのムアーズ・カサースベさんが殺害されたとみられる映像がインターネット上に投稿され、ヨルダン政府が映像の信ぴょう性について確認を急いでいます。 日本時間4日午前2時前にインターネット上に投稿された映像は、「イスラム国」の広報部門を示すロゴが画面の左上に入っており、オレンジ色の服を着せられたムアーズさんと見られる男性が、空爆で破壊されたとみられるがれきの中で銃を持った覆面姿の男たちに囲まれ、そのあと殺害される様子が映っています。 ムアーズさんはヨルダン軍の戦闘機のパイロットで、去年12月、アメリカ軍が主導するシリア北部で空爆作戦に参加中に墜落し、「イスラム国」に拘束されました。 「イスラム国」が後藤健二さんの解放と引き換えに、2005年の爆弾テロ事件の実行グループの1人、サジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を求めてきた際、ヨルダン
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
日本時間24日午後11時すぎ、インターネットの動画サイトにイスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された後藤健二さんとみられる画像が投稿されました。この画像の中では、後藤さんとみられる男性が、湯川遥菜さんとみられる写真を持っていて、この画像には「湯川さんが殺された」とする音声が付いています。これを受けて日本政府は、この画像と音声を分析してその信ぴょう性の確認を急いでいます。 日本時間24日午後11時すぎ、インターネットの動画サイトにイスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された後藤健二さんとみられる男性がオレンジ色の服を着て写真を持っている画像が投稿されました。 画像の冒頭で、「後藤さんの家族と日本政府が受け取ったものだ」との文字が英語で表示されます。また、画像には後藤さんを名乗る男の声で音声がついていて、「これはイスラム国で私とともに拘束された湯川さんが殺害された
沢山の血、涙、怒り、哀しみがパリを襲った。 1月7日に起きたパリでのテロ事件については、今でも数多くのことが語られ、分析され、指摘されている。日本でも多くの翻訳があり、その小説をクリバリ容疑者も読んだ形跡があるとされた作家アメリ・ノートンは今回の事件に際して、「正しい言葉を見つけるのは今よりも距離が必要だ」と、感想を述べた。事件の全容は明らかになっていないし、時間という距離を得なければ、この事件をどう捉えたらよいか、より客観的な解釈は難しいように思う。 『シャルリ・エブド』襲撃とつづくスーパー人質事件を解釈する際に、最大の問題となるのは、どのような立場の表明や分析をしようとも、それが必ず「構成主義的」なものとなること、すなわち他の立場や意見に連鎖していくことだ。 たとえば、単純にテロを非難したとしよう。それは翻って、フランス社会におけるエスニック・マイノリティたるムスリムの問題を(意図しな
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
あけましておめでとうございます。 新年第1回目の更新分は、インフルエンザのためお休みをいただきました。 無理のきかない年齢になってまいりました。いろいろなことがあります。 待ち焦がれた読者を想定して休載を詫びてみせるのも、かえって傲慢な感じがいたしますので、なんとなくぬるーっとはじめることにいたしましょう。 フランスでこの7日から連続して起きたテロ事件は、17人の死者を出す惨事になった。 1週間を経てあらためて振り返ってみると、この事件が、これまでにない多様な問題を投げかける出来事だったことがわかる。 表現の自由と宗教の尊厳の問題、宗教への冒涜とヘイトスピーチの関係、テロ警備と市民生活、多文化主義と移民の問題など、数え上げればきりがない。 どれもこれも簡単に結論の出せる問題ではない。 それ以前に、半端な知識や安易な態度で踏み込んではいけない話題なのかもしれない。 なので、事件の核心部分につ
一連のテロ事件を受けて、フランスでは、各地のイスラム教の施設に対して手投げ弾が投げ込まれたり放火されたりする事件が相次いでいます。 8日未明には、中部のルマンで、イスラム教の礼拝施設モスクの中庭に手投げ弾が投げ入れられ爆発したほか、11日夜には中部のポワティエにある建設中のモスクが放火されました。 いずれの事件もけが人はなく、施設などに大きな被害もないということですが、およそ450万人のイスラム教徒が暮らすフランスで、イスラム教徒に対する反発や偏見が広がることが懸念されています。 イスラム教徒への反発は、ヨーロッパのほかの国々でも見られます。 イスラム系難民の受け入れを厳格にするよう求めるデモが去年秋から毎週行われてきたドイツ東部のドレスデンでは12日、これまでで最も多いおよそ2万5000人がデモに参加しました。 また、ノルウェーの首都オスロでも12日、100人以上が参加して移民の排斥を求
あのフランスの事件、なんとも頭の中とかモヤモヤして仕事も手につかないのでなんとなく「表現の自由」について普段思ってることを書きだしてみた。いやー、なんかもうまとまらなくて長くてグズグズでごめんなさい。 表現の自由って言ってみれば何なんだろうなーって考えて、僕の場合頭に浮かぶのは「砂金採り」なのね。おととし静岡の川で砂金採りやってみたんだけど。とにかくめんどくさい。何度すくったって土くればかりで金なんてありゃしない。でも砂金採りの人ってのはそれを辛抱強く何度も何度もやってわずかな金を手に入れようとしてたんだよな。 表現も同じで、指導者の宣言からtwitterでの愚痴までそれはもうピンからキリ玉石混交、とにかく様々な表現が生まれるんだけど、ほとんどは土くれのようなすぐ消えていくようなものばかり。だけどその中に混ざってるわずかな金を手に入れるためには砂金採りをやめるわけにはいかない。土くれと格闘
フランス風刺画とイスラムの件にかんして、日本のSNSなんかの意見の多くは「テロは許されない、ルールを守れ」っていうんだけど、それってまったくテロってのを理解してないよね。 「許されない」ってのはルール(=法)で許されないっていう認識なんだけど、もうそこからして全然違う。ルールってのは、それに同意している参加者で共有されるものなんだよ。テロってのはそもそも「俺はそのルールに同意しない」ってところから始まってるんだから、もう全く違うんだ。 この記事は別にテロを擁護しようっていうのじゃない。おれもテロはいやだ。「許さない」。 でも「許さない」ってのは主体において拒絶し抗議の声を上げるってことだし、みんなそうすべきだと思う。「ルール違反をするな!」ってのは筋が悪い批判だ。 んで、この「主体において拒絶」ってのは、要するに、戦争だ。暴力だ。あいてはルールの違う共同体(これは国籍や住居とは無関係)の住
(CNN) パキスタン北部で14歳の少年が学校に侵入しようとした自爆テロ犯を校門前で食い止め、爆発に巻き込まれて死亡した。朝礼のため集まっていた数百人の生徒たちは、この少年のおかげで無事だった。 死亡したのは北部カイバル・パクトゥンクワ州の学校に通う中学生のエティザズ・ハッサン・バンガシュ君。親類や目撃者の話では、6日の登校途中、学校の制服を着た男に学校の場所を尋ねられ、不審を抱いたという。 ほかの生徒たちがひるむ中、エティザズ君は男を阻止しようと石などを投げ、それでも校門に近付こうとする男につかみかかった。 エティザズ君につかまれた男がとっさに爆弾を爆発させ、2人とも現場で死亡。ほかに2人が負傷したという。事実関係については地元の警察も確認している。 カイバル・パクトゥンクワ州はアフガニスタンと国境を接する部族地域にあり、イスラム教シーア派とスンニ派の衝突が頻発している。 エティザズ君を
宗派対立などで治安の悪化が続くイラクで、13日、爆弾テロが相次ぎ、40人以上が死亡し、犠牲者の増加に歯止めがかからない事態となっています。 イラク中部のヒッラで、13日、爆弾が仕掛けられた2台の車が市場の近くで相次いで爆発しました。 市場は、イスラム教の重要な宗教行事の「犠牲祭」を控え、大勢の買い物客でにぎわっていたということで、AP通信によりますと、少なくとも8人が死亡、22人がけがをしました。 また、中部のクートでも車に仕掛けられた爆弾が爆発し、少なくとも4人が死亡するなど、中部から南部にかけて10数件の爆弾テロが相次ぎ、合わせて少なくとも42人が死亡しました。 イラクでは、イスラム教シーア派中心のマリキ政権に対して、スンニ派の住民が反発を強め、宗派間の対立が激しさを増していて、双方の過激派のテロや襲撃事件などで、ことしに入って6000人以上が死亡するなど犠牲者の増加に歯止めがかからな
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