セガサターンや初代Xboxを今,遊びたい! とアップスケーラーで環境を構築した話。まさかケーブルが問題になるなんて…… ライター:BRZRK 突発的に数世代前のゲームを遊びたくなる。そんな経験をした人も,4Gamer読者であれば決して少なくないだろう。かくいう筆者もむかぁぁし購入したセガサターンやドリームキャスト,初代Xboxが突然遊びたくなってしまって悶絶していた。 しかし,今の環境でそれらを遊ぶには,いくつかのハードルを越える必要があり,実現には四苦八苦してしまった。この経験は誰かの参考になるかもしれないと考え,今回はその時のことをまとめてみた次第である。 押入れから引っ張り出したセガサターンのコレクションの一部。遊び倒しておきたいゲームがまだまだイッパイあるぜ! まずは映像を映し出せるようにしたいね レトロなゲーム機を現代の環境で遊ぼうとすると,問題になってくるのが映像関連だ。昨今の
ゲーム周辺機器メーカーのHuman Thingsは4月1日、Steam Deck用周辺機器「Scent Sentry」を、同社のGENKIブランドを通じて発表した。まだ製品化は決定していないようで、どれだけの需要があるのかを見極めている段階の模様である。 Sniff! Sniff! Has your Steam Deck's fan vent lost that special "new Deck" smell? Introducing the GENK Scent Sentry, our ridiculous but totally real idea to keep your Steam Deck's vent smelling as fresh as the day it arrived. Register your interest for the Scent Sentry her
Access Accepted第785回:コンシューマゲーム機の終焉は意外と早い? ライター:奥谷海人 いきなりキャッチーな連載記事のタイトルを否定するが,コンシューマゲーム機はすぐになくなるわけではない。それは,すでにMicrosoftが次世代ゲーム機の開発を公式に認めていることでも明らかだろう。その一方で,これまで“エクスクルーシブタイトル”で差別化を図ってきたMicrosoftやソニー・インタラクティブエンタテインメントが,マルチプラットフォーム化により“最後の潜在的市場”であるライバルのサービス向けにも展開する準備を始めているが,その行き着く先はいったいどこになるのだろうか。 リスクが高いコンシューマゲーム機のビジネス 2024年2月16日にストリーミング放送された「Updates on the Xbox Business | Official Xbox Podcast」において,
ドリフト問題に対策したゲームパッド「GameSir G7 SE」を購入したら大満足だった話 ライター:BRZRK ヘタれるアナログスティックに辟易しない? 4Gamerでは主にマウス関連の記事を執筆している筆者だが,「ゲームをプレイするときはマウス+キーボード」というこだわりがあるわけではない。遊ぶタイトルやジャンルによっては,ゲームパッドをメインに使用することがある。 ゲームパッドを長期間使用していて困るのが,アナログスティックがヘタれるドリフト問題だ。アナログスティックから手を離して触れていないのに,いずれかの方向に入力していると判定されてしまい,勝手に視点やキャラクターが動いてしまうアレである。 使い込んだコントローラがドリフトを発症! 意図しない動作に悲しい思いをする,というのを経験したことがあるゲーマーは多いだろう 筆者はこれまで,ゲームパッドにドリフトが生じた場合,最初の頃は素
ホーム 全記事 インタビュー Steam Deck 有機ELモデル開発スタッフインタビュー。大幅なスペックアップをしなかった理由や新モデルの強みをValveに訊いた Valveは11月10日、ハンドヘルドPCゲーミングデバイス「Steam Deck」の新モデルを発表した。新モデルはHDR対応の有機ELディスプレイを搭載し、バッテリー容量も大幅に向上。「現世代Steam Deckの決定版」として日本時間11月17日に販売開始となる。 今回弊誌では、発表に先駆けてValveの担当者に新モデルについて軽いインタビューの機会をいただいた。ただでさえコストパフォーマンスの高いデバイスであったSteam Deckが、価格はそのままでどのような進化を遂げたのか、以下にミニインタビューの全文をお届けする。 ――新モデルの目玉となる変更は何でしょう? Valve: ひとつはHDR対応有機ELディスプレイです
Valveは11月10日、ハンドヘルドPCゲーミングデバイス「Steam Deck」の新モデルを発表した。新モデルは携帯型デバイスとしては初のHDR対応有機ELディスプレイを搭載し、旧モデルにおける大きな課題のひとつとされていたバッテリー容量も大きく改善。その他さまざまなハードウェア面での改善も施され、現在のラインナップにおける上位2機種である256GBモデル、512GBモデルを置き換える形で日本時間11月17日より販売開始となる。 新しいSteam Deckは、その基本的なパフォーマンス性能こそ旧モデルと変わらないが、ディスプレイ仕様が大きく変更。携帯型デバイスとしては初のHDR対応の有機ELディスプレイ搭載となる。ディスプレイ周辺のベゼルが小さくなったことでディスプレイ自体も7インチから7.4インチへと大型化。リフレッシュレートも60Hzから90Hzになっている。 黒色の発色に電力をほ
コレクターやファン以外も「レトロゲーム」を売り買いする時代に。一般層の多いブックオフに最近の動向について話を聞いた 編集部:ito ファミリーコンピュータやスーパーファミコンなどを中心とした昭和のレトロゲーム。以前から,リアルタイムで遊んでいた層やマニア,コレクターなどが買い集めたりしていたが,ここ数年は海外の人からの人気も高い。 またTVのゲームバラエティ番組や,ゲーム配信者の実況プレイで扱われることもあってか,最近はZ世代をはじめとする若い人が,買い求めてプレイすることもあるようだ。 レトロゲームを取り扱っているのは,専門店である駿河屋やスーパーポテトなどが有名だろう。また,専門店にはラインナップが劣るものの,さまざまな中古品の買取や販売を行っている,ハードオフやブックオフなどでも,レトロゲームのコーナーを見かけることがある。 ブックオフにおいては,本格的に参入したのはここ数年内のこと
40周年を迎えたファミコンのハードを懐かしんでみる。ビデオゲームの楽しさを教えてくれた,赤と白の可愛いヤツ ライター:箭本進一 任天堂のファミリーコンピュータ(ファミコン)が,本日(2023年7月15日)40周年を迎えた。“日本の家庭用ゲーム機の歴史は,ファミコンなくして語れない”と言えるほど重要なハードだが,なにせ40年前なので,今や現物を見たことがない,そもそもよく知らないというゲーマーも多くなってきているのではないだろうか。 ファミコンが発売されたのは,1983年7月15日のこと。当時の価格は1万4800円だった。同時発売ソフトは「ドンキーコング」「ドンキーコングJR.」「ポパイ」の3本で,価格は3800円だ。当初,ソフトは任天堂からのみ発売されていたが,「ロードランナー」でハドソン,「ギャラクシアン」でナムコがサードパーティとして参入。いろいろなメーカーのソフトが楽しめるようになっ
「ファミコン互換機」は,なぜそこにある? 世界初の本格的な非公認ゲーム互換機データベース「アノウソライズン」が伝えるもの ライター:hally 巷にあふれるファミコン互換機。「手軽で助かる」という人もいれば,「再現性がいまいち」とお嘆きの人もいることと思うが,何にしても互換機のある風景は今やすっかり珍しくなくなった。かつては知る人ぞ知るマニアックな商品であり,もっと遡ればそもそも公に言及することすらはばかられる“海賊版”だったりもしたわけだから,隔世の感がある。 では,これらの互換機を作っているのは,そもそも何者なのだろうか。一体いつ頃,どこで,どのようにして互換機が生み出され,どういう経緯で広く流通するようになったのだろうか。私達はいまだ多くを知らずにいる。 ゲーム史の裏側で,決して讃えられることなく成長してきた鬼子たち。偉大なゲーム機が発売40周年を迎えた本日,改めて彼らの歴史について
◆真面目な記事なのに……◆ 日本の大手メディアが配信しているファミコン関連の記事において「海賊版ファミコン」の写真を掲載してしまうという珍事が度々発生している。 たとえば2021年12月には自称・公共放送であるNHKがあろうことかファミコンの生みの親である上村雅之氏の訃報記事で海賊版『マッピー』の画像を掲載するという失態をやらかしている。 参考記事:NHKが掲載した謎のファミコンソフト『Mappy』の正体を暴け!! あまりにも敬意を欠いたこの所業に、筆者は思わずNHKにメールを送ったり記事を書いたりしてなんとか伝えよう試みたのだが、そんなうったえむなしくNHKが写真を差し替えてくれることはなかった。現在、この記事は公開期限をむかえたのか閲覧できない状態になっている。 また、かつて『ファミコンジャンプ』を企画するなどがっつりファミコンと関わっていた集英社も、2023年7月に以下の記事でコント
ホーム インタビュー Steam Deck販売元KOMODOにインタビュー。日本での売れ行きや反響、他携帯ハードと比べての差別化点について訊いた Steamを運営するValveが手がけた携帯型PCゲーム機「Steam Deck」。7インチディスプレイを搭載し、両サイドには本格的なサイズのコントローラー部が配置され、いつでもどこでもPCゲームを楽しむことができるデバイスだ。2022年2月に北米と欧州の一部で販売開始されるやいなや、ゲーマーの間で大きな話題となった。日本においては、2022年12月より予約者向けの出荷が開始され、そして2023年1月からは即時購入の提供が開始されている。 実はSteam Deckは、欧米ではSteamを通じてValveが直接販売しているが、日本などアジア圏の一部の国では、Valveと提携する株式会社KOMODOを通じて販売されている。今回弊誌は、KOMODOの共
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