タグ

中国と歴史に関するko_iti301083のブックマーク (2)

  • 立身出世をめぐる人間ドラマが面白い中国古典小説「儒林外史」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    科挙試験をめぐる男たちのヒューマンドラマ 中国の清朝中期を代表する文学作品と言えば、「紅楼夢」と「儒林外史」です。 高校の世界史の授業で習ったかと思います。 今回取り上げたいのは呉敬梓(ごけいし)作の「儒林外史」。 紅楼夢が美少年・美少女が登場する華やかで甘美な世界であるのに対し、儒林外史に登場するのは「普通の人々」。人々が「科挙試験」をパスして立身出世を目指そうと動き回り、その悪戦苦闘の中で起こる悲喜劇を描いたヒューマンドラマです。 1. 作者・呉敬梓と儒林外史 作者の呉敬梓は安徽省の名家の生まれ。 幼い頃から聡明で、20代前半で秀才に合格するも、父の死で家が傾きはじめ、親戚を交え財産争いに突入。そんな中で呉敬梓は道楽で財産を使い果たしてしまいます。33歳で故郷から南京に移った呉敬梓は、安徽省の長官から才能を見込まれて官職に就くように求められますが、それを拒否して54歳で客死するまで生涯

    立身出世をめぐる人間ドラマが面白い中国古典小説「儒林外史」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 【中国史】なぜ明朝は「海禁政策」を始めたのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    明朝によるグローバルシステム構築の試み 経済発展と科学技術の発展が著しい中国中国政治・経済・科学についてのニュースを聞かない日はないくらい、国際舞台での中国の存在感は増しています。以前は国際秩序の構築には関心を示さなかった中国も、AIIBの創立などで中国発の政治経済交易圏を作ろうとしています。 これは歴史的に見ると目新しいことではなく、自国と体制の安全保障を確立しながらも、あふれんばかりの旺盛な人々の欲を御しながら、国家の元で適切に対外交易と経済発展を成し遂げようとする試みは、歴代の中国の王朝が常に頭を悩ませていた問題でした。 その一つの大きな試みが、明朝時代の「海禁政策」でありました。 1. 明初の対外課題とその対策 明王朝は元王朝末期の混乱状態の中で成立した王朝。創設者の朱元璋は最貧の乞僧から身を起こし皇帝にまでのし上がったどえらい男です。明朝成立後も中国の混乱はすぐには収まら

    【中国史】なぜ明朝は「海禁政策」を始めたのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-
  • 1