外貨預金が資産運用として微妙な理由 外貨預金は投資対象としては非常に微妙な商品です。基本的に手数料が高く、リターンが少ないのです。特に市中銀行で始める外貨預金はそうです。例えば手数料で言うと 円からドルにするとき=1円 ドルから円にするとき=1円 このように往復で手数料で1円抜く銀行があるとします。すると、2円です。これだけで単純に2%相当の手数料を取られていることになります。下手をすると単年の外貨預金金利を上回る金利になっており、買い方を気を付けないと典型的な「ダメな商品」になってしまう可能性があることがわかります。 最近ではネットバンクなどで0.15円~0.05円程度の安い手数料で外貨預金が可能な銀行や証券会社が出てきています。しかし、リターンと手数料のバランスを考えると、使う局面は限られそうです。 強いて利点を挙げるならば、外貨での元本保証というところです。ただ、為替変動のリスクはあ