プレスリリース 世界初 自閉スペクトラム症へのオキシトシン経鼻スプレーの治療効果を検証しました 浜松医科大学精神医学講座、山末英典教授(前東京大学准教授)は、金沢大学(責任医師:棟居俊夫前特任教授)、名古屋大学(責任医師:岡田俊准教授)、福井大学(責任医師:小坂浩隆教授)との共同研究チームにより、医師主導臨床試験(※1)を行って、自閉スペクトラム症(※2)における対人コミュニケーションの障害に対する初の治療薬として期待されるオキシトシン(※3)経鼻スプレーの有効性と安全性を世界で最初に検証しました。 自閉スペクトラム症は、表情や声色を活用して相手の気持ちを汲み取ることが難しいといった対人コミュニケーションの障害と、興味や関心が偏りやすく同じ行動を繰り返しやすいという常同行動と限定的興味を主な症状とし、一般人口の100人に1人以上で認められる代表的な発達障害ですが、その治療法は確立されていま
プレスリリース 青年期自閉スペクトラム症への継続オキシトシンスプレーの効果は点鼻用量と遺伝的個人差の影響を受ける 国立大学法人福井大学 国立大学法人金沢大学 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 経鼻オキシトシンスプレー(注1)は、自閉スペクトラム症(注2)の社会性障害などの症状を軽減する効果があるとして近年注目されていますが、どのぐらいの量を点鼻すれば効果が得られるのか、個人差があるのかなどはよくわかっていません。 今回、福井大学では、この2つの疑問点を明らかにするために、自閉スペクトラム症がある青年期の方60名に参加いただき、ランダム化二重盲検試験(注3)を行いました。参加者には、①高用量のオキシトシンスプレー、②低用量のオキシトシンスプレー、③プラセボ(偽薬)スプレーのいずれかを12週間にわたって点鼻していただきました。その結果、男性参加者では、オキシトシン点鼻の実際使用量が多い方が
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