ソニーは2010年3月9日,かねてから「2010年に発売する」としてきた3次元(3D)映像表示対応の液晶テレビを製品発表しました(Tech-On!関連記事1)。同日開催された記者発表会では,あらかじめ全記者席に3D用メガネを用意し,3D映像を交えながらのプレゼンテーションを披露しました。厳密に言えば,今回の液晶テレビの3D方式とプレゼンテーションでの3D方式は違うのですが,ソニーの本気度を伝えるには十分だったと思いました。 新製品の記者発表会ではいつも,新製品の位置付けやいち押しの特徴の紹介などがあります。今回の発表会では,一番の売りである3Dに力点を置いているのは言うまでもありません。もちろん,その説明は興味深いものでしたが,個人的には3Dの説明の後に出てきた機能も強く印象に残りました。カメラを使った顔認識です(Tech-On!関連記事2)。今後の展開を考えると,楽しいような,でも怖いよ