なんとなく積ん読になっていた「フォントのふしぎ」を読了。マニアックなテーマではありつつも、個人的にはかーなり面白かったです。なんというか、プロの講演を聞きに行って「あ、今日は当たりだ!」と思ってしまったような達成感がありました。 著者は日本でタイポグラフィやカリグラフィを学んだのちに世界的なコンテストでグランプリを2度受賞、そのあとにドイツに渡り欧文フォントのディレクターをされているというプロ中のプロの方ですね・・・(この世界では有名な人なのかな・・・?)。 とはいっても堅苦しい本ではなくて、さらっと読める欧州旅行記的な文体で、綺麗な写真も多いのでカフェでゆるりと読むのに最適です(実際、カフェで読んだ)。 しかし読みやすい文体でありつつも、かなりマニアックなフォント豆知識を仕入れることができて大変満足しました。有名なあのロゴはこのフォントだったのか、そしてこのフォントにはこういう歴史があっ