ここ最近、エレクトロニック・ミュージックにおいてポリリズムと伝統打楽器への関心が高まっているようです。もっとも、これは全く新しい現象というわけではありません―70年代、そして80年代には、ブライアン・イーノ、ジョン・ハッセル、エイドリアン・シャーウッドなどのアーティストが先進的なエレクトロニック・ミュージックを制作し、リズムと音色のインスピレーションを求めて西洋以外の世界に目を向けていました。しかし、(特にハウスとテクノの分野で)4つ打ちの優位が数十年にわたって続いたのち、今、西洋のポピュラー音楽のほとんどが成り立っている硬直したリズム構成を打ち破ろうとする新たな音楽が盛り上がりを見せています。 「踊りに行くとき、4/4だとすごく退屈します」Florian Meyerはこう説明しています。Don't DJの名で知られ、ベルリンを拠点に活動するMeyerは、魅惑的でポリリズムを多用した作品を
ダンスミュージックのリズムは「4/4」、つまり1小節にキックが4つ、ドンドンドンドンと入るものが一般的ですよね。 とくにテクノやハウスではこの傾向は顕著けんちょで、ダンスミュージックの基本となるリズムです。 ところが世界の伝統音楽などをみてみると、必ずしもこのリズムで音楽が作られているわけではありません。地域によってそのリズムはさまざまで、楽器の音色だけでなくリズムそのものが各地域の土着性を生み出していることもあります。 「変拍子のリズム」はメロディの始まりと終わりが分からなくなるような浮遊感や異世界感、独特な魅力を作り出します。 そんな変拍子の魅力に数学的見地から迫せまろうとするのが、この「ユークリッドリズム」という考え方です。 ユークリッド・リズムとは ユークリッド・リズムは、数学におけるユークリッドの互除法を実世界で表現したもので、2004年にゴッドフリード・トゥーサンにより初めて理
432Hzについて色々考えていて、面白いことに気付いた。 ド を基準=1にした周波数比 A=440Hz → A=432Hz ド (1) 400 → 432 レ (9/8) 495 → 486 ミ (5/4) 550 → 540 fa (4/3) 586.666666 → 576 so (3/2) 660 → 648 ra (5/3) 733.333333 → 720 si (15/8) 825 → 810 do (2) 880 → 864 (綺麗に並べられず、見づらいことはお許しあれ) まず、A=440Hzでは、すっきりと割り切れないが、A=432Haではすっきりと割りきれる。 それだけではなく、A=432Hzの各音の周波数の数値を見ながら、何となくどれも見覚えのある数字…まさか…!と思って、それぞれの数を足してみた。 432 → 4+
Amen Breakが気持ちいいのは黄金比だから? » 音楽ネタ全般 [編集] del.icio.us のエントリーで興味深いものを見つけました。 ブレイクビートの代名詞とも言える Amen Break (アーメン・ブレイク)のビート構成が黄金比になっていることを解説しているページです。 The Amen Break and the Golden Ratio ↓参考までに、ネタ元の曲 "Amen, Brother" から使われた部分 面白い視点ではあるのですが、Amen Break が素のまま使われることはあまりないので、ドラムンベースのように切り刻んで再構築されたものも検証してもらいたいところです。 [関連サイト] Constructing The Universe - The Amen Break and the Golden Ratio Wikipedia - Amen Break
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