アダルトビデオ(AV)出演強要問題を受けて、業界の健全化を推進するために発足した組織「AV業界改革推進有識者委員会」が、メーカーやプロダクションが守るべき新ルールを公表しました。 AV業界改革推進有識者委員会の報告 新ルールは同委員会が10月4日に開いた報告会で発表されたもので、2018年1月から順次実施となります。女優の人権に配慮した「適正AV」を実現するため、メーカー、プロダクション、女優の間で共通の契約書を使用することや、女優がプロダクションに登録する際に第三者による意思確認を行うことなどを定めています。また作品使用期間を最長5年と定め、それ以降は女優から要請があれば使用停止にすることや、オムニバス作品(総集編)制作時の出演女優への報酬支払い(二次利用料)もルールに盛り込んでいます。 同委員会は2017年4月に発足し、業界団体との協議や問題を抱えている女優へのヒアリング、プロダクショ