子どものためにも、そして先生のためにもこれからの季節、全国各地の学校で運動会や体育祭が開催される。そこでの花形種目として長く親しまれてきたのが、「組体操」である。その組体操で、つい先日も大きな事故が起きた。5月9日に熊本県の菊陽町立菊陽中にて、3年生男子が救急搬送され、全治1か月程度の腰椎骨折と診断されたのである。体育祭に向けて、140人でつくる「10段ピラミッド」の練習中に、ピラミッドが崩れて、いちばん下にいたその生徒が被害に遭ったという(『読売新聞』熊本版、5月13日朝刊)。 組体操の事故が後を絶たない。そこで今回この運動会シーズンに、一つの緊急提言をしたい――組体操は、やめたほうがよい。子どものためにも、そして先生のためにも。 なぜいま組体操事故をとりあげるのかといえば、それは事故が多発し、関連して民事訴訟が起こりうるからである。多発する事故を減らすことができれば、それは子どもにとっ
「生徒も『プリントの方がいい』と言います」――今年度から授業用タブレットを導入した佐賀県の県立高校について、現場の混乱を赤裸々に報告してきたブログが終了する。 今年度からすべての新入生が授業用のタブレット端末(ARROWS Tab Q584/H)を購入している佐賀県の県立高校について、現場の混乱を赤裸々に報告してきたブログ「佐賀県ICT利活用教育の現場報告」が終了する。ブログ筆者が5月11日付けのエントリーで表明した。 ブログは関係者が更新しているとみられ、タブレット導入に関する混乱を2月から赤裸々に報告。導入前から「佐賀県の学校現場は大混乱すると思います」「来年度以降、佐賀県の高校生の学力は低下するのではないか」と懸念を示し、導入後の混乱も淡々と報告していた。 記事で報告されているのは、県の対応の混乱や職員の研修不足、タブレットのタッチパネルの反応の悪さや、教科書のインストール中のエラー
佐賀県教委が今春の県立高校1年生から導入したタブレット端末で、全36校のうち34校で一部の教材ソフトがダウンロード(DL)できない不具合が発生している。技術的なトラブルのため学校単独での解決は難しく、県教育情報課が「想定外」としてソフトメーカーに調整を要請、不具合解消に乗り出している。 県教育情報課によると、予定通りダウンロードが完了したのは、唐津工と鳥栖商の2校だけ。他の34校が採用している別の教材メーカー大手2社のソフトで、問題が発生した。親機となる教諭の端末を介して各生徒が自分の端末にダウンロードする手順だが、ソフトの容量が大き過ぎて授業時間中に処理が終わらなかったり、エラーとなって処理が中断されたりするという。 武雄高は、国語、世界史、数学、物理など12本の教材ソフトを端末にダウンロードする予定だった。音声や動画ファイルが含まれる容量の大きいソフトなどは、50分の授業時間内に完了せ
関連キーワード 教育IT | iPad | SNS | 無線LAN | タブレット 教育現場へのIT活用を実践する教育者チーム「iTeachers」は2014年4月、教育関係者向けイベント「iTeachersカンファレンス 2014 Spring」を開催した。テーマは「教育ICT、成功への分岐点」。新学期を迎え、各地の教育機関でタブレットをはじめとするIT製品活用の新たな取り組みが始動する中、教育ITの今後を占う材料を得ようとする参加者の熱気に会場は包まれていた。 イベントのラストを飾ったのがトークセッションだ。トークセッションには、米Appleのタブレット「iPad」などのIT製品を教育機関に生かすiTeachersのメンバーに加え、現役の高等学校生1人が参加。iTeachersのメンバーや会場の参加者からの質問に答えた。本稿は、トークセッションの内、教育IT関連の主要な質問とその回答を
これから大量の配布物でカバンが重くなったり、そもそも配布物を学校や自宅に忘れてしまって記入ができない、などということもなくなる。そもそも課題を紙で提出する、ということ自体も今後は減るかもしれない! 本日、Googleから先生と生徒を繋ぐ教育プラットフォーム「Classroom」が発表された!ベータ版としてリリースされているこの新しいサービスは、資料の配布や課題の提出に対する作業が先生・生徒どちらにとっても効率化される仕組みとなっている。 「Docs」「Drive」「Gmail」を活用して効率化を図る 先生は資料の準備をした上で資料を印刷し、それを授業中に配布しなければならない。高校であれば1コマ45分程度。資料がクラス全体に行き渡るのを待つ時間はハッキリ言って無駄なのである。 一方、生徒は生徒で各授業で配布される資料を管理するのは大変だ。どの資料がいつまでに提出かを把握するのも大変。そして
今年度から、すべての新入生が授業用のタブレット型端末を購入した佐賀県の県立高校で、参考書などの電子教材をダウンロードできないトラブルが相次いでいることがわかった。 県教委によると、トラブルは全36校のうち34校で発生。電子教材の情報量が多いためとみられ、端末を使った授業の開始は当初予定より1か月遅れ、早くても5月中旬頃になる見通しという。 県教委によると、問題の電子教材は、主要5教科(国語、数学、英語、理科、社会)のほか、美術や家庭科の参考書や問題集など計52種類で、教科書会社11社が作成。生徒が授業中に教科書会社のサーバーからダウンロードしようとしたが、授業時間(50分)内に終了しない事態が続いている。県教委が調べたところ、名画などが多い美術、実験の動画が含まれる理科など、情報量が多い教材ほどトラブルも多いことが判明。生徒40人がダウンロードを完了するまでに8時間以上かかるケースもあると
By nagzi 大学では選択する講義ごとに指定された教科書を購入する必要がありますが、アメリカでは大学の教科書の価格が上昇し続けています。そのため、受講したい授業を自由に選択するのが難しいなど、高等教育を妨げるほどの問題となっていることをシアトルタイムズが報じています。 Editorial: Textbook prices another barrier to higher education | Editorials | The Seattle Times http://seattletimes.com/html/editorials/2023193291_editcollegetext22xml.html Cliff Mass Weather Blog: College Textbook Prices: Out of Control http://cliffmass.blogspot
全国の公立中学・高校の期末テストなど定期テストの問題と解答が、インターネットサイトで販売されていることがわかった。名古屋市の学習塾経営者が、情報公開制度を使って入手した。請求は昨秋以降、大都市を中心に44自治体に対して行われ、約2500校が対象となった。こうして入手したテストの無断販売について専門家は著作権法違反の可能性を指摘している。■計46万枚以上を開示 公開請求は、この塾の講師の個人名で昨年8月末~今年1月、東京、大阪など9都道府県、さいたま、福岡、名古屋など12指定市と東京23区全区の計44自治体に対して行われた。自治体側は販売するという目的を知らされていなかった。 請求内容は全公立中・高の「2012年度3学期の定期テスト」や「12年度から13年度10月までの全ての定期テスト」などで、ほとんどに「国語を除く」とあった。開示された枚数は、判明した分だけで計46万枚以上に上る見込み。
NTTドコモとNTTナレッジ・スクウェアは2月3日、日本初の大規模オープンオンライン講座(MOOC:Massive Open Online Course)サイト「gacco」を公開し、受講生の募集を始めた。大学の教授陣による本格的な講義を無料で受講できる。講座は4月1日から順次開講する。 日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)の公認を受け開始する日本初のMOOCサービス。通常の学内講義と異なるオンライン学習に最適化したオリジナル講義を配信していく。 単なる動画コンテンツの掲載・配信ではなく、4週間の教育コースとしてパッケージされているため、受講生は10分程度の講義動画を週10本前後視聴し、ディスカッションやレポート、テストなどの課題に取り組む必要がある。世界初の試みとして、一部講義ではオンラインで学習した内容をもとに対面講義の機会を有料で設ける「反転学習コース」も提供する。 一
By Cédric Puisney フランスでは違法な海賊版ダウンロードによる著作権侵害を防ぐために、著作権侵害を行っている人を監視して、段階的に3度の警告を行った後にインターネットアクセスの停止や罰金が科される「スリーストライク法」が実施されています。この法律を研究した結果、罰則による取り締まりの効果が薄いことや、公教育でしっかりと海賊版について教えることで、iTunesの売り上げが増加したことが明らかになりました。 Graduated Response Policy and the Behavior of Digital Pirates: Evidence from the French Three-Strike (Hadopi) Law by Michael A. Arnold, Eric Darmon, Sylvain Dejean, Thierry Pénard :: SSRN
Appleは、教育関連サービスのうち2つを世界中でさらに多くの学校、教師、学生に提供することを目標に据えた。 Appleは米国時間1月21日、「iBooks Textbooks」と「iTunes U Course Manager」をアジア、ラテンアメリカ、欧州の新市場に拡大すると述べた。iBooks Textbooksはブラジル、イタリア、日本を含む51カ国で公開された。iTunes U Course Managerはロシア、タイ、マレーシアを含む70カ国で利用可能になった。 iBooks Textbooksは、「iPad」ユーザーに提供されるインタラクティブな教科書で、通常のテキスト、アニメーション、映像、回転する3Dの図形、フォトギャラリーで構成され、これらはすべて新しい情報が利用可能になると更新される。Appleによると、Cambridge University PressやOxfo
山口:「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」はとても強いブランドですが、2013年度の国内会員数は前年比で24万人減で、385万人となりました。資料を拝見すると、いきなりガクッと減っているのがよく分かります。この要因は何でしょうか。 成島:単年度で起きたことではありますが、これまでの私たちのやり方で蓄積した膿が、数値結果として出てしまったのだと思っています。会員数も落ちましたが、ブランドイメージもびっくりするほど落ちました。反省して、頭を丸めて出直さないといけないと考えているところです。 山口:何を反省するのでしょう。 成島:お客様に対する姿勢です。例えば、私たちは社内でダイレクトメール(DM)を送ることを「投下する」と言う。でも、ラブレターや招待状なら「届ける」ですよね。これから会員になってくださるお客様と「頑張ろう」と約束をするためのものなのに“投下”って、爆撃機じゃないんだから、と。 山口
平成26年1月7日から明石高専が発行する一部の情報を実験的※1にオープンデータ化しました。自由活発にご利用ください。 オープンデータとは、2次利用に制約を設けずに他者が自由に利活用できるように公開したデータです。(Wikipediaへのリンク) 明石高専学生が明石高専のためのソフトウェア開発を自由活発に行い、Web開発技術を研鑽することを願って公開しました。明石高専以外の方の積極的な利活用も歓迎します。 なお、これらオープンデータ化はCode for KOSENメンバーの多大なる貢献により実現しました。感謝とともに今後のさらなる活躍を期待しています。 公開データについて問題・要望がありましたら本校 総務課 総務・人事チームにご連絡ください。また、公開データを活用したアプリを作成した場合にもご一報ください。本ページからリンクさせていただきます。 公開データ 年間行事 シラバス 時間割 学生食
八幡市教育委員会が2008年度に、中学生の学習のため、全4中学校に導入した携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」(以下DS)600台が授業で使われずに眠ったままになっている。市教委が「ゲーム感覚で授業に取り組める」と導入したが、おもちゃとして扱う生徒が後を絶たず、1〜3年間で全校が使わなくなった。 英単語の書き取りなどの反復学習に継続的に取り組む狙いで取り入れた。学習指導要領に縛られない研究開発学校として文部科学省の指定を受け、交付金を利用して08年に約600万円で購入した。中学校では、高校入試向けの英単語ソフトを用い、聞き取った英単語を画面上に書いて学習した。「語彙(ごい)力が向上した」と報告する学校もあったという。 だが、使用に当たってさまざまな問題が発生した。指導した教諭たちによると、画面上に手書きする文字を機械が読み取る際に、「a」と「o」、「u」と「v」などが正しく識別されなかった
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