当サイトで紹介しているプレスリリースの多くは、単に論文による最新の実験や分析等の成果報告に過ぎませんので、ご注意ください。 詳細 新潟大学人文学部の新美亮輔准教授(認知心理学)と同学部心理・人間学主専攻プログラム卒の山田真也氏は,服の魅力を評価するときに服を着ている人の顔の魅力が影響してしまい,しかもその影響は服を着ている人が男性のときに比べ女性のときに大きいことを発見しました。この結果は,評価する人が男性でも女性でも同じでした。この研究は,山田真也氏の卒業研究として行われたものです。 【本研究成果のポイント】魅力的な顔の人が着ている服は,同じ服でもより魅力的に評価されてしまった。このような顔魅力の影響は,男性の顔ではわずかだったのに対し,女性の顔でははっきりと現れた。評価する人の性別は関係なかった。外見的魅力が人の判断に影響する魅力ステレオタイプは服にまで及ぶことがわかった。 Ⅰ.研究の