秋田県の佐竹敬久知事は23日、秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれた「秋田の未来を創る協議会」の設立会議で講演し、過去に全国知事会で訪れた四国地方で食べた料理や飲んだ酒を「貧乏くさい」「うまくない」とけなした。
「新屋を前提に協議があるということではなくて、なぜ新屋なのかという、もう一回そこからスタートというふうに考えてます」 24日の県議会予算特別委員会。佐竹敬久知事は、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画に対する考えを問われ、こう述べた。「全部最初から、一から、そもそも論から。物理的、論理的な説明がないことには次の協議には入らない」。防衛省が新屋演習場への配備計画を表明した昨年6月以前に時計の針を戻すという意味合いだ。 「来年中には態度を決めなくてはいけないと思う」と発言し、自身の態度表明に向けた一定のスケジュール感を示していたのが、今月3日。その2日後に発覚したずさんデータ問題を機に、姿勢は大きく変わった。
事実と異なるデータに取材班が気付いた今月3日、男鹿市の国有地近くから「本山」を撮影した写真。午後5時半すぎに撮影した左上は太陽高度が約15度、6時半すぎの右上は約4度の位置にある。下は調査報告書の記載 ずさんデータ問題を機に、地上イージスの配備計画は、潮目が大きく変わった。調査報告書に生じた小さなほころびは、何を意味するのか。背景を考える。3回続き。 ◇ ◇ 防衛省職員「申し訳ありませんが、本日中の回答はできません」 本紙記者「正しい数値なのかどうか、それだけでも確認できないんですか」 職員「担当が複数の課にまたがっておりまして、本日中の回答は難しい。明日以降、準備ができ次第、回答しますので」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く