2020年3月に策定された、日本の新しい「国際資源戦略」についてお伝えしているシリーズ。エネルギー政策の原則である、「安全性」をベースとした上で「安定供給」「経済効率性」「環境への適合」のバランスをとる「3E+S」の方針のもと、日本はどのような対策を取ろうとしているのでしょうか。石油に関する戦略をご紹介した「日本の新たな国際資源戦略 ①石油の安定供給基盤をさらに強化する」に続き、第2回では液化天然ガス(LNG)に関する戦略をご紹介しましょう。 LNGを安定的に確保するため、調達先を多角化する 液化天然ガス(LNG)は、温室効果ガス(GHG)の排出が少なく、クリーンなエネルギーとして、その役割がますます注目されつつあります。日本でも一次エネルギー源の約23%を占めており、重要な存在となっています。しかし、LNGは石油のように備蓄を保持していくことが難しいため、万が一のときに供給が途絶えること
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