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ブックマーク / note.com/cccp1917 (6)

  • 鬱ライス|ユーリィ・イズムィコ

    氏が海外出張中なの1週間弱、娘氏と短期父子家庭生活していたんですが、「夕飯何いたい?」の問いに対して「オムライス」という答えがあったんですよね。 なるほどオムライス。 さてもオムライス。 そういえば昔はよく作ってたオムライス。 いや安いんですよオムライスは。 米、卵、玉ねぎ、細切れ鶏肉というあたりでそれなりに美味しく腹も膨れる。まだ娘氏が小さくて僕には金がなかった頃、よく作っていた。 あと氏が当時、「肉」という感じの肉をあまりべなかったので、家庭内最小公倍数として無難でもあった(その後、学生時代にやっていた登山を再開した氏はハンバーグを三枚くらいぺろっとべるようになります)。 そういうわけで超久しぶりにオムライス作ってみたんです。 玉ねぎを細かく細く刻んで炒め、鶏肉を投入し、米も投入して味付けという段になってケチャップがない。 なんか昔これのカレーバージョンみたいなことがあって

    鬱ライス|ユーリィ・イズムィコ
    natu3kan
    natu3kan 2023/11/05
    鬱は昔からある感情の一つだからなあ。うつ病は抑うつ状態が著しい気分障害の一つとも言えるし。
  • ロシア非常事態省の中央司令センターで罵られた話|ユーリィ・イズムィコ

    もう10年以上前だが、僕はロシア非常事態省の中央司令センターで大声で罵られたことがある。 一緒に出張に行った日人のおっさんが傲慢な上にちょっと病気があって、どうも時々変になるのだが、それがいきなり非常事態省の中央司令センターで爆発したのだ。 巨大なモニターとコンソールが並ぶ、ロシアの防災機関の心臓部みたいな場所だ。 そこに視察に来た日人のおっさんがまだ20代の日人をいきなり大声で怒鳴り始めたから、非常事態省の職員たちも「え?何?」みたいな感じに当然なった。 僕自身もあまりのことにどうしていいか分からなかったし(何しろ20代だったから)、なんだこのやろうという気持ちと、父親くらいの歳の男にいきなり腹の底からの声で怒鳴られて怖いのと、しかし屈辱感みたいなものもあって、固まってしまった。 そのときになあ、司令センターの司令官がいつの間にか俺の横に来て、「君に面白いもの見せてやろう」といきな

    ロシア非常事態省の中央司令センターで罵られた話|ユーリィ・イズムィコ
  • ロシアはあとどれだけ戦えるのか? ロシア軍東部軍管区における予備保管装備の衛星画像分析|ユーリィ・イズムィコ

    小泉悠(@OKB1917) 背景 ウクライナ侵略が始まってから9ヶ月で、ロシア軍は戦車1465両、歩兵戦闘車1682両、装甲兵員輸送車259両、その他の装甲戦闘車両695両にも及ぶ膨大な装備品を喪失したと見られている(1)。開戦前の時点でロシア軍が保有していた装甲戦闘車両は戦車3417両、歩兵戦闘車4293両、装甲兵員輸送車7452両であり(2)、特に戦車の損害が極めて大きい。この結果、ロシア軍はウクライナにおける軍事作戦を継続するために予備保管されている旧式兵器を現役復帰させざるを得なくなっている。2022年10月に報じられたところによると、ロシアは旧式化したT-62M戦車など800両を急遽近代化改修して実戦投入する計画である(3)。 では、ロシアの予備兵器はこれまでにどの程度が現役復帰しているのだろうか。また、今後も膨大な損害に耐えて戦争を継続する能力はどの程度残されているのだろうか。

    ロシアはあとどれだけ戦えるのか? ロシア軍東部軍管区における予備保管装備の衛星画像分析|ユーリィ・イズムィコ
  • 北朝鮮の無人航空機と思われる物体を撮影した衛星画像について|ユーリィ・イズムィコ

    1 はじめに 令和4年9月25日に北朝鮮の方峴(パンヒョン)飛行場を撮影した衛星画像で、同飛行場の中にある施設群の一角で見慣れない航空機がキャッチされました。 格納庫または整備施設の拡大図(中心に無人機が駐機)Image ©︎ 2022 Maxar Technologies無人機の位置を拡大したもの Image ©︎ 2022 Maxar Technologies この方峴飛行場は北朝鮮北西部の平安北道亀城(クソン)に位置する旧式のMiG-17戦闘機を装備している空軍基地であり、ほかの基地とは異なって大規模な整備施設が設けられているのが特徴です。 2015年3月下旬ころに金正恩党第1書記(当時)が国産と称する軽飛行機を自ら操縦した飛行場としても知られています。 方峴飛行場は平壌の北方約100キロメートルに位置する 今回新たに確認された機体は、既存の北朝鮮が保有している機体とは全く形状が異な

    北朝鮮の無人航空機と思われる物体を撮影した衛星画像について|ユーリィ・イズムィコ
    natu3kan
    natu3kan 2022/10/04
    貧乏国家で人もカネも不足してると、能力不足が分かってるとはいえ安価な無人兵器は導入したいよな。航空機パイロットは訓練コストも高いし。
  • 大声で、泣いちゃった|ユーリィ・イズムィコ

    Su-25攻撃機が低空で激しい機動を行いながら飛び去っていった。 故郷の千葉県が戦場になったのだ。 そういう夢を見た。『この世界の片隅に』の片渕監督と会談をして、そこで「軍都としての千葉県」といった話をした夜だったから、何故こういう夢になったかは明らかだ。 しかし、悲しかった。 僕は少し込み入った狭い坂道の途中にある駐車場まで車を取りに行って、その途中で自分の生まれて生きた千葉県の空をロシアの攻撃機が飛んでいたから、コンクリートの壁に額をついてオイオイ泣いた。 案外とこういうことかもしれなくて、人間は「県」とか「市」とかまで降りて来ないと戦の惨禍見たいのが実感できないのかもしれないですね。 それにしても僕は故郷を憎んでいるようで、やっぱり戦場になったら泣くんだなぁ。

    大声で、泣いちゃった|ユーリィ・イズムィコ
    natu3kan
    natu3kan 2022/06/02
    今だと郷土愛でも自分の住む土地を守るっていうと、愛国や右翼って言葉狩りされうるのが難しい所よなあ。頭の良くない中道右派が自分の立ち位置を語る言葉がないが故に、極右やビジネス右翼に絡み取られる所はある。
  • 第172号(2022年4月10日)「戦費でロシアが破産」論を考える|ユーリィ・イズムィコ

    今回はまず手前味噌で新著の紹介をさせていただきたいと思います。 ロシアという国について、一般の読者に分かりやすく説明するようなを、というお話をPHP研究所さんからいただいたのはたしか一昨年くらいのこと。ただ、新しくを書いている余裕はとてもないので、編集者の方に聞き書きをしてもらって「語り下ろし」にする、ということになりました。 それから昨年秋くらいまで掛けて数回聞き書きをしてもらい、書の完成に至りました…と言いたいところだったのですが、ここで番狂わせが二つありました。 第一に、のゲラが出来上がったところでロシア戦争を始めてしまい、果たしてこのの位置付けをどうしたらいいものか頭を抱えてしまったことです。政治や軍事について書いた部分は事実ベースで修正が必要になりましたし、そうではない、ロシアの社会やロシア人についての描き方もこのままではダメだろう、という想いがありました。 第二の

    第172号(2022年4月10日)「戦費でロシアが破産」論を考える|ユーリィ・イズムィコ
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