訴訟の可能性はあるのでしょうが、事業会社にいる私でさえフラットに考えると、グリコ、SAP社、デロイトの3社それぞれに起因する問題があると思いますので、一筋縄にいかないと思いますよ。 記事にある通り「要件定義」の領域はユーザ企業(クライアント側)に問題がある場合が多いと思います。AsIs(現状)を正確に把握しないまま(人材退職又は高齢化により把握できないまま)、コンサルベンダーの言うToBe(あるべき姿)を鵜呑みにして要件定義してしまえば、AsIsとToBeとのGAPを推し量れず、そりゃ問題が起きます。 ですから、ユーザ企業が誰かに丸投げしたいなら、現状調査からしっかりカネをかけて丸投げすべきです(それが良いかどうかは別として)。 コンサル側も新しいことの提案ばかりせずに、現状調査から入り込むようにした方が「変な責を負わなくていい」加えて「それがカネと実績になる」と思います。 一方で、コンサ