タグ

ブックマーク / nextsociety.blog102.fc2.com (6)

  • 「ラーメン二郎」が登場したアニメの紹介

    「スペース☆ダンディ」2話を視聴。 内容的には宇宙ラーメンべ歩き人情紀行みたいな内容だったが、 その中で注目したいのが「ラーメン二郎」をモチーフにした 「ラーメン三郎」が登場していたこと。 ラーメン二郎がそこそこ好きな私は、ラーメン二郎ネタにどうしても反応してしまう。 今回の記事では私が知っている範囲で、 「ラーメン二郎」が登場したアニメ作品を取り上げていきたい。 ①「真・恋姫†無双~乙女大乱~」4話「魏延、一目ぼれするのこと」(2010年4月~) 脚:雑破業 絵コンテ:藤原良二 演出:井上茜 作画監督:大田謙治 総作画監督:平塚知哉 私がアニメで二郎ネタを初めて見た作品が「真・恋姫†無双~乙女大乱~ 第4話」だ。 架空の世界、しかも中国の三国志をモデルにして 英雄豪傑を女体化した恋姫無双にも関わらず そんな世界で現実世界のラーメン二郎を出してきたのが、素晴らしい。 このネタを仕込んだ

    「ラーメン二郎」が登場したアニメの紹介
  • 「桜Trick」のシャフト的・ひだまりスケッチ感溢れる演出について

    「桜Trick」1話を視聴。 (キスシーンは凄かった) OPクレジットを見たら石倉賢一さんが監督をしているのを知り どんな画面作りをするのかを期待していたら、 石倉さんが「☆☆☆」ではシリーズディレクターも担当した シャフト制作「ひだまりスケッチ」シリーズ的な演出をしていたのが印象的だった。 ではシャフト的、ひだまりスケッチ的な演出をしてるのかを挙げてみる。 ①平面的な構図とテクスチャー処理の多用 キャラクターの後ろ髪をテクスチャー処理し 「ZZZ]や汗などの漫符を盛り込んだ平面的な構図。 「ひだまりスケッチ」でもよく見られた絵作りだ。 ②イメージBG・実写的素材の使用 イメージBG(イメージで描かれる背景・キャラの感情を表現の為に使われる)を多用した背景。 こちらも背景はイメージBGだが、 イメージBGにプラスして実写的な素材を当て込むのもシャフト作品らしい。 ③明度の高い色づかい 「ひ

    「桜Trick」のシャフト的・ひだまりスケッチ感溢れる演出について
  • 「物語シリーズ セカンドシーズン」23話の80年代風OPの意図-過去と現在を繋ぐ新房昭之

    はじめに 〈物語〉シリーズ セカンドシーズンの第23話のOPを見てビックリした。 いきなり80年代のテイストのOP映像と曲だったからである。 今回はこの事について触れてみたい。 80年代のTVアニメの象徴「上條修」というクレジット まずこのOP映像で驚いたのは、 キャラクターデザインに上條修さんがクレジットされていたことだ。 上條修さんといえば 「宇宙戦士バルディオス」「特装機兵ドルバック」のキャラクターデザインであり 「戦国魔神ゴーショーグン」「ミンキーモモ」「超獣機神ダンクーガ」の作画監督といった 80年代の葦プロダクション(現:プロダクション・リード)制作の アニメ作品を支えてきた、ミスター葦プロともいえるベテランアニメーター。 その人がなぜ、このOPに。 ただOP映像を見ていると、その意図もわかる。 それは、上條修さんという80年代のアニメ(特に葦プロ作品)に クレジットされた名前

    「物語シリーズ セカンドシーズン」23話の80年代風OPの意図-過去と現在を繋ぐ新房昭之
  • 冴える紺野直幸さんのアクション演出-とある科学の超電磁砲S 9話

    とある科学の超電磁砲S 9話。 アクションたっぷりなのが手に汗握る展開でとても良かった。 そんな今回は紺野直幸さんの絵コンテ・演出。 一時期はスタジオへらくれすにも属し、 「サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER」や「キカイダー01 THE ANIMATION」といった 石ノ森章太郎原作アニメで大いに魅せた紺野直幸さんのアクションが、 能力系・人同士のアクションの超電磁砲にも生かされていると感じた。 その意味では能力系バトルのルーツの一つに 石ノ森章太郎作品がある事を改めて感じてしまった。 さて編。 美琴のスパイダーマンちっくなこのポーズ/レイアウトは決まっているし、 爆破をかわすなどよく動くし、 電撃のエフェクトは上手いし (これは原画さんの仕事の領分でもあるが、見せ方が上手い) しのぶさんが敵を足蹴りして体勢を奪い、敵から銃を奪うシーンの 畳み掛けるようなカット割りが

    冴える紺野直幸さんのアクション演出-とある科学の超電磁砲S 9話
  • 輪るピングドラム12話「全ては『運命』と『輪る』につながる。サリン事件・エヴァ・95」(感想)

    陽毬が愛おしいから、冠葉は命ですら差し出せる。 大きな運命の歯車に操られた彼ら彼女達の物語は 大きな転換点を迎えそうです。 地下鉄サリン事件・村上春樹などを扱う事で 今の日をどう見ていくかを 考えさせられる内容になりつつありますね。 感想 16年前の事件の真相とモチーフとしてのオウム事件 今回は高倉晶馬が語るところによると、桃果が無くなったのは 16年前の地下鉄で起こした事件に、自分たちの両親が関わったからだと説明します。 と、上のキャプをみるとわかるように高倉剣山が属している組織は 大きな力を持っている事がわかります。 そして事件が起こった事によって、桃果が犠牲になったという事です。 一方で興味深いショットが二つ。 高倉剣山らしいショットが連続して違うアングルで描写されます。 これは高倉剣山が実は二人の人間=双子なのか、 それともただ単にアングルを変えて撮影したのか、 ミスリードを起こ

    輪るピングドラム12話「全ては『運命』と『輪る』につながる。サリン事件・エヴァ・95」(感想)
  • 輪るピングドラム 9話「陽毬の回想回。武内宣之絵コンテ・演出・作画監督・一人原画」(感想)

    今回は陽毬の回想がメインのお話でした。 陽毬の回想と、陽毬の記憶をえぐる 渡瀬眞悧とのやり取りの反復によって、 見ごたえある映像に仕上がっていました。 今回は武内宣之さん、絵コンテ・演出・作画監督・一人原画! 一つ一つの画作りがとにかく素晴らしかった! 感想 今回は格別に素晴らしいです。 私がピンドラで勝手に期待していたフィルムのイメージでした。 渡瀬眞悧=御影草時 今回登場した渡瀬眞悧さん。 男なのにピンク色の髪なので、とてもインパクトがあります。 一方で「少女革命ウテナ」を見ていた人ならわかりますが、 ウテナでピンク髪といえば御影草時を彷彿させます。 ウテナはシリーズ的に全4部構成となっていますが、 御影草時は2部に相当する「黒薔薇編」での中心人物に当たります。 両者とも耽美な感じがどことなく似ています。 また両者ともに、生息しているのが深い地下である点も共通点として挙げられます。 そ

    輪るピングドラム 9話「陽毬の回想回。武内宣之絵コンテ・演出・作画監督・一人原画」(感想)
  • 1