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ブックマーク / static.chunichi.co.jp (3)

  • 中日新聞:選挙の夜のはかない予測

    翌朝になれば分かることに手間とコストをかけて馬鹿じゃないか。 まったくだ。 とはいえ、国政選挙の開票日ほど、新聞社やテレビ局に活気があふれる夜はない。ピーク時には1時間あたり十数万項目が集まる開票データを編集局はどう利用しているのか。 多くの報道機関は、選挙の投開票日の夜、最終結果の予測を組織内で共有し、取材・編集の参考にしている。その数値をもとに、政治部の記者は記事を書き始め、接戦になりそうな選挙区に応援記者を送り込む。テレビ局は中継の時間割を組み直す。 開票作業が速い自治体は、午後9時すぎには最終結果を発表する。そのデータを頼りに、残りの自治体の結果を推し量るのが残票予測だ。世論調査とも出口調査とも違い、集計過程に対する予測には教科書がない。 開票作業の終了時刻はおおむね、有権者が多い自治体ほど遅い。

  • 中日新聞:自動車工場のガロア体 QRコードはどう動くか

    その誕生を地元新聞も経済新聞も記事にしなかった。2年後、『コードの情報を白黒の点の組み合わせに置き換える』と最下段のベタ記事で初めて紹介された時、その形を思い浮かべることができる読者はいなかった。いま、説明の必要すらない。QRコードはなぜ開発され、どう動くのだろうか。 QRコードは、自動車生産ラインの切実な要請と非自動車部門の技術者の「世界標準の発明をしたい」という野心の微妙な混交の下、1990年代前半の日電装(現デンソー)で開発された。 トヨタグループの生産現場では、部品名と数量の記された物理的なカンバンが発注書、納品書として行き来することで在庫を管理する。そのデータ入力を自動化するバーコード(NDコード)を開発したのがデンソーだ。 バブル全盛の1990年ごろ、空前の生産台数、多様な車種・オプションに応えるため、部品も納入業者も急激に増え、NDコードが限界を迎えていた。63桁の数字しか

    nicoyou
    nicoyou 2022/05/08
    中日新聞!?どうしたいきなりすごい作り込みしてきた…新しいやり手の技術者と記者が入ったのだろうか
  • 真央ちゃん追って15年 フィギュア・宇野、メダルへ滑走

    【江陵(カンヌン)=原田遼、安福晋一郎】日人選手の華麗な滑りが観客と一体になった。平昌(ピョンチャン)五輪のフィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)で、羽生結弦選手(23)が首位、宇野昌磨(しょうま)選手(20)が三位につける好発進。十七日のフリーで目指すのはダブル表彰台だ。 珍しくガッツポーズをつくった。SP三位の宇野選手。「完璧でなかったけど、満足している」。先輩から受け継いだ不屈の魂で力をつけ、大舞台で伸び伸びとした演技につなげた。 五歳のとき。名古屋・大須のリンクでスケート教室に参加すると、近くで滑っていた中学生のお姉さんが近づいてきた。「君かわいいね。フィギュアやりなよ」。両親から「浅田真央ちゃん」と教わったその人は、誰より高く跳び、くるくる回転していた。教室の講座を半年ほどで終えると、「真央ちゃんと同じがいい」と両親に伝えた。

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