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ブックマーク / www.inubue.com (3)

  • 元カレの元カレとクソリプおじさんの話 - 犬笛日記

    他人の痛みがわかる人は、きっと優しい。 菅内閣の支持率がやたらと高いらしいが、それは彼が雪深い秋田という土地に生まれ、高校卒業後にダンボール工場で働き、そこから這い上がってきたというサクセスストーリーも大きく影響してのことであろう。 苦労はその人にとって何か良いものを生み出すもの。そう信じていたいというのが人間のさがなのだと思う。そうでなければ、これまで自分が耐え忍んできた苦労でさえ、すべて無駄なことのように思えてしまうから。どうか他人にも、傷つくほどに優しくなったり強くなったりして、マイナスをプラスに昇華させてもらわなければ困るのである。この世に生を受けたその時から、寿命と引き換えに何かを得なければいけないという強迫観念との戦いが始まっている。 私はこれまでに何度か、ひどい振られ方をしている。サイコパスめいた人間から散々な侮辱を受けたこともあれば、やっとの思いで付き合った年下のイケメン彼

    元カレの元カレとクソリプおじさんの話 - 犬笛日記
  • 多様性の許容量 - 犬笛日記

    わたしは他人に厳しすぎるのかもしれない。 生産性向上が盛んに求められている昨今、多様性の重要さもまた、激しく叫ばれ続けている。強いチームには多様な人材の確保が必要、というのが最近流行りの主張らしく、自分と違う価値観の人も暖かく受け入れましょう、という言葉がどこまで行ってもついてくる。 けれど正直なところ、ワガママな私はそんな言葉を聞くたびにいつも、できることなら自分と似た人とだけ働きたいなと思ってしまう。私と同じように心配性で、時間を守り、協調性を大事にはするが他人に干渉しすぎない、そんなポリシーに賛同してくれる人とだけ働きながら生きていきたい。個々人が責任感を持って自分の仕事をやり遂げる努力を怠らないことこそが、強い集団を作るための必要最低条件だと私は信じている。 大雑把で時間にもルーズで、自分に甘い性質をマイペースなどという謎の言葉で自己弁護して、かといって他人に優しいわけでもないくせ

    多様性の許容量 - 犬笛日記
    nicoyou
    nicoyou 2018/11/14
    ネットは広大だわ
  • 致死量を超えてきた恋の話 - 犬笛日記

    友人パワハラに悩んでいる。ヒステリックな女上司に「もう!ぜんぜん違う!当に分かってない!!」と絶叫されながら資料確認をされた後に、直されたのが句読点だけだったというコントのような日常を送っているらしい。 彼はそのストレスに耐えるために、映画「プラダを着た悪魔」で女上司へと立ち向かう主人公アンハサウェイを、自分に重ね合わせて日々仕事をこなしているのだそうだ。 人は楽しいときも辛いときも、自分と似た境遇にある人の言葉や感情を探したりする。誰かになりきることは、絶好のストレス解消法なのかもしれない。 その友人は酒癖が悪く、2016年リオ五輪直後のある日、泥酔して電柱や壁に激突を繰り返しながら帰宅し、傷だらけとなった自分の姿を、女子レスリング試合後の吉田沙保里と重ねて「お父さんに怒られる〜〜!!!」と明け方に電話で最高に不謹慎なモノマネを披露してきたことがある。 女子レスリングのパワハラのニュ

    致死量を超えてきた恋の話 - 犬笛日記
    nicoyou
    nicoyou 2018/03/30
    自分の知らない世界、価値観が魅力に写ってしまう危険。致死量に気づいてよかった。離れられてよかったと思おう。次はいい出会いがありますように
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