首都大学東京(東京都八王子市)は2日、同大都市教養学部が管理するサーバーから、1月27日に約10万6000通の迷惑メールが不特定多数に送信されていたと発表した。 同大は、外部からサーバーを不正に操作されたか、迷惑メールを自動で送るウイルスに感染させられた可能性があるとして、警視庁南大沢署に届け出た。 同大によると、サーバーは2011年12月に導入。外部からの接続に必要なパスワードを初期値のまま変更していなかったため、外部から侵入された可能性があるという。サーバーには学生や教員約650人分の住所や電話番号なども記録されていた。同大の調査では1月22日以降、外部から接続された形跡がなかったが、専門業者に依頼して詳細に調べているという。