警官の発砲・「犯人射殺」問題の三回目。とりあえずこれでおしまい。 例によって30年近く前のGun誌からの引用が主になる。なぜ古いGun誌なのかというと、 1 「体感治安」が悪化した現在の日本でも70年代末~80年代初めのアメリカよりよほどマシ 2 最近(といっても10年以上)Gun誌を買ってない 3 子供の頃に読んで強い印象が残っている といったことが理由だ(2番はちょっとなさけない)。 威勢よく「凶悪犯は射殺せよ」と煽る人たちは、銃器愛好家の雑誌において「アメリカでは犯人をバンバン射殺している」「日本もそうすべきだ」という考え方が「フィクションの世界の話」として否定されていることを知ってほしい。 79年10月号 「ダラス市警特殊武装戦術チーム ダラス・スワットの装備」 ターク・タカノ 今やダラス・シティは(中略)周辺衛星都市を含めると人口200万を軽く越し、かつ増加の一途をたどっている。