海産生物から発光細菌(発光バクテリア・発光微生物)を分離する方法を簡単にまとめます。 準備するもの ・新鮮な海産生物(一度冷凍されているとうまくいかないことがあります) ・寒天培地(Marine Agarを使うのがいいと思います) ・滅菌済みの爪楊枝 ・70% エタノール(もしあれば) *私のラボでは、1/2 Marine Agar(ペプトン 2.5g、イーストエクストラクト 0.5gを人工海水(or Aged seawater)1Lに溶かし、1.5%の寒天で固めたもの)をよく用います。
海産生物から発光細菌(発光バクテリア・発光微生物)を分離する方法を簡単にまとめます。 準備するもの ・新鮮な海産生物(一度冷凍されているとうまくいかないことがあります) ・寒天培地(Marine Agarを使うのがいいと思います) ・滅菌済みの爪楊枝 ・70% エタノール(もしあれば) *私のラボでは、1/2 Marine Agar(ペプトン 2.5g、イーストエクストラクト 0.5gを人工海水(or Aged seawater)1Lに溶かし、1.5%の寒天で固めたもの)をよく用います。
函館のスルメイカに氷見の寒ブリ。 近年、日本各地の名産の魚が急激に減少しています。その一方で、これまで地域で馴染みのなかった魚が水揚げされる事例も相次いでいます。 各地で発生しているとみられる魚の“大移動”。原因のひとつと考えられているのが、“海の温暖化”です。海水から採取される魚のDNAを調べることで、魚の“大移動”の全貌を解明しようというプロジェクトが始まっています。 (クローズアップ現代取材班) 全国各地で漁獲量が急減 原因は“海の温暖化”? 近年、各地で漁獲量が急激に減少しています。10年ほど前と比べてみると、函館のスルメイカは10分の1、岩手県のサケは46分の1にまで減っています。 漁獲量が急減している原因の一つと見られているのが、世界的に進んでいる“海の温暖化”です。日本周辺の今年7月の海水温と過去30年の7月の平均値を比較すると、2~4℃高い海域が増えていて、こうした傾向はこ
マームット・ミスキ氏の手のひらに置かれたフェルラ・ドルデアナの花。トルコ中央部ハッサン山の近くで採取したもの。(PHOTOGRAPH BY ALICE ZOO) 黄金の花を咲かせる植物「シルフィウム」は、古代ギリシャの勃興前からローマ帝国の最盛期まで、地中海世界で最も愛された食材のひとつだった。 腹痛からイボの除去まであらゆる症状に効く万能薬とされたほか、レンズマメを煮込む際に香辛料として使われたり、最高級のフラミンゴ料理に添えられたりもした。ユリウス・カエサルがローマに君臨した時代には、黄金とともに500キロ以上のシルフィウムが宝物庫に貯蔵され、その苗には銀と同等の値がつけられたという。(参考記事:「古代ローマで大人気、万能調味料「ガルム」とは」) シルフィウムに関する最古の記録は、紀元前638年のもの。北アフリカ、現在のリビアがあるキレナイカの沿岸で「黒い雨」が降った後にこれが生えたと
アア~……排水口……排水口、大好きだよ…… ぼくは自宅にいるとき、その時間の大半を排水口またはその周辺で過ごす。 底のほうに水が溜まっていて水分補給しやすいし、外敵の心配も少ないからだ。あと、ぼくは狭いところが好きなので、広すぎないのもありがたい。 なにより、ぼくは人間と同居しているのだが、人間が定期的にここに新しい食料や水を溜めてくれるのだ。ここにいれば毎日の食事に困ることはまずない、と言ってよいだろう。 食料は気まぐれで片付けられてしまうので何日間くらい溜めてくれるかはある程度ランダムだが、運よく長く溜めてくれたときの発酵臭と味はたまらなくてクセになる。たぶん、我々コバエはみんな好きだと思う、これ。 ある日、たまには家のなかをパトロールがてら散歩してみることにした。 排水口から出なくても生活できる日も多いが、かと言ってそればかりだと運動量が減って身体がなまってしまう。なにごともバランス
博物館などで紙の資料を食べることから害虫とされる「シミ」について、国内ではこれまで報告が無かった種類が全国で相次いで見つかっていることが分かりました。従来の「シミ」より繁殖力が高いとみられ、専門家は、文化財などに被害が出るおそれがあるとして、対策が必要だとしています。 紙を食べる昆虫、「シミ」は、博物館などに保管されている古文書などを損傷させる害虫として知られています。 東京文化財研究所などのグループによりますとこの数年、国内の博物館などからこれまで知られていた種類とは異なる「シミ」が相次いで報告されたことから、DNA解析などを行ったところヨーロッパや中米などに生息する外来種とみられることが分かったということです。 この「シミ」は体長が1センチほどで色が白っぽいということで、グループでは、和名として「ニュウハクシミ」と名付けました。 グループによりますと少なくとも国内の7か所で確認され、1
賽骰だいす@25年LotRoy参加予定 @Saikoroid 昨日「Q.教養がなぜ必要なの? A.怪獣が現れたとき聖書から引っ張ってきて『レギオン』と名付けられる」ってのあったけど遺伝子・生物研究の世界だと結構あるんだよねこういうの…… 2022-07-16 19:38:32 賽骰だいす@25年LotRoy参加予定 @Saikoroid cdb.riken.jp/jp/04_news/art… 体内時計に関連しORANGEドメインの転写領域を持つことから「Clockworkorange(クロックワークオレンジ 時計じかけのオレンジ)」と名付けられたショウジョウバエの遺伝子 2022-07-16 19:38:32 賽骰だいす@25年LotRoy参加予定 @Saikoroid academist-cf.com/journal/?p=3674 アカハライモリの雄のフェロモン「ソデフリン」。万葉集
新型コロナに感染した際にウイルスの働きを抑える中和抗体を、アルパカから抽出することに成功したと、京都大学などの研究チームが発表しました。 ヒトの抗体よりも小さく、全ての変異ウイルスを中和できるということです。 京都大学大学院の高折晃史教授らが見つけた中和抗体は、アルパカに新型コロナのスパイクタンパクを注射し、免疫を働かせて作られた抗体を抽出したものです。 「アルパカ抗体」と名付けられたこの抗体は、ヒトが持つ抗体の10分の1の大きさです。 ヒトの抗体はウイルスの表面にくっつきますが、「アルパカ抗体」は新型コロナが持つ突起部分、スパイクタンパク質にある深い溝にまで入り込むことができます。 この深い溝では、免疫をすりぬけるなどの変異がほとんど見らないため、オミクロン株をはじめとした全ての新型コロナウイルスの働きを抑えることができると期待されています。 高折教授は、「今後は治療薬としての実用化も目
アメリカ・カリフォルニア州にある民間の非営利海洋学研究センターのモントレー湾水族館研究所(MBARI)が、アオリイカやケンサキイカ、ヤリイカと同じツツイカ目に属するナツメイカが深海をユラユラ泳ぎながら自身の産んだ卵を運ぶ様子を収めた貴重な動画を撮影することに成功しました。 Rare Deep-Sea Video Shows a Squid Mom Carrying Its Eggs For Safety https://www.sciencealert.com/squid-mama-carries-her-eggs-for-safety-in-rare-deep-sea-video ナツメイカが自身の産んだ卵を抱えてユラユラと深海を泳ぐ様子を収めた貴重な動画は、以下から再生できます。 Deep-sea squid mom carries eggs to keep them safe fro
サイエンスクリップ 生き物の形、遺伝子によらず幾何学的に決まる仕組みを発見 金沢大など 2022.05.09 草下健夫 / サイエンスポータル編集部 昆虫の目の多くは六角形の小さなレンズ「個眼」がびっしり集まった複眼だが、どうして六角形になるのだろう。そういえばハチの巣も、六角形の穴が集まっている。こうした自然界が織りなす図形の不思議に斬り込み、2つの単純な力で幾何学的に決まる仕組みがあることが、ハエの目を使った実験で分かった。金沢大学などの研究グループが明らかにした。遺伝子が関わっていない面白さがあるという。 六角形に四角形…どうして 生活を見渡すと、お風呂のタイル、ブロック塀、ボードゲームの升目などなど、同じ形が敷き詰められたパターンはわりと四角形が目につく。これに対し生物界では、冒頭に挙げたように六角形が多いという。この理由は、六辺の長さの合計が短くしかも構造が強くなるため、低コスト
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