司令塔ふわふわラッコ先生は強い。 そして優しい。 強さと優しさに基づく彼の行動は今回もぬかりない…のだろうか。 少なくとも この時点で 人魚を食べると 尻に何かしらができることを ラッコ先生だけは 知っていた この後、ラッコ先生は島民たちの指揮系統をとった。 ここで全員のボディチェックをしていれば、事態はもっと早く収束していたかもしれない。 だがラッコ先生はそれをしなかった。 それどころか「人魚を食べると尻に何かができる」という事実を共有せずに、「犯人は名乗り出て!」と言うのではなく「心当たりは?」と聞くことで、犯人が名乗り出やすいように、なおかつパニックが起こらないように配慮したのだ。こんな大人が身近にいてくれればどんなに嬉しいことか。 他人の行動や言動の真意を いち早く察知したうえで 誰のことも否定せずに 自分ができることをする これほどの洞察力や推理力があるのなら、セイレーンの「わか