日本セーフネットは2010年12月22日、データベース(DB)暗号化ソフトの新版「ProtectDB 5.2」を発売した。DBサーバーにインストールするソフトで、DB暗号化アプライアンス「DataSecure」と組み合わせて利用する(図)。通常業務を約1分間中断するだけで導入したり、鍵更新したりできる点が特徴だ。 一般にDBへの暗号化の導入時や暗号鍵の更新時には、アプリケーション・サーバーからのDBアクセスを停止する必要がある。ProtectDB 5.2ではアクセス停止時間が1分程度で済む。従来製品では数十分、数時間単位のアクセス停止が必要で、業務への影響が大きかった。「システムを停止できず、暗号化を見送ったケースもあった」(日本セーフネットの高岡隆佳シニアセキュリティエンジニア)ユーザーへの導入を狙う。 ProtectDB 5.2がDBアクセスの停止時間を短縮できたのは、DB暗号化とトラ