1月22日、米証券取引委員会(SEC)は、短文投稿サイトX(旧ツイッター)のアカウントが不正アクセスされた問題で、「SIMスワップ」と呼ばれる電話番号乗っ取りの被害に遭ったと明らかにした。写真はワシントンのSEC前で2021年5月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly) [22日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)は22日、短文投稿サイトX(旧ツイッター)のアカウントが不正アクセスされた問題で、「SIMスワップ」と呼ばれる電話番号乗っ取りの被害に遭ったと明らかにした。 この問題は今月9日に発生。暗号資産(仮想通貨)ビットコインの現物に連動する上場投資信託(ETF)承認への期待が高まる中、何者かがSECのアカウントに不正アクセスし、ETFを承認したとの偽メッセージを書き込んだ。これを受け、ビットコインの価格が一時的に急騰した。SECは翌10日にETFを承認した。