タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

教育と本に関するomega314のブックマーク (2)

  • 日本において「学術書の危機」、いわゆるモノグラフ・クライシスは学生の貧困化とともに現れる

    モノグラフ・クライシス(学術書の危機)とは、2000年代に北米の学術出版界をおそった現象をいう。ジャーナルの価格高騰と予算の削減のしわ寄せが、大学図書館の学術書(モノグラフ)購入費におよび、図書館が学術書を購入できない、学術書が売れない、そうして最終的には学術書の出版自体が危ぶまれる事態となった例のアレのことである。出版活動の持続性を担保する製造—販売−資金回収のサイクルが破綻した結果、北米では人文社会系学術書の主な発行元である大学出版部の活動が停滞したといわれている。活動停止にまで追い込まれる大学出版もすくなからずあった。たとえば、2000年にはアイオワ大学出版部が経営難でブラックウェルに売却されたし、ミシガン大学出版は独立して出版活動を継続するのが困難となったため図書館の傘下に組み入れられたし、最近ではミズーリ大学出版の廃止も話題となった。その他にもライス大学出版部が閉鎖、南メソジスト

    日本において「学術書の危機」、いわゆるモノグラフ・クライシスは学生の貧困化とともに現れる
  • 鈴木健『なめらかな社会とその敵』 | TETRA'S MATH

    『なめらかな社会とその敵』(鈴木健/勁草書房/2013)の「分人民主主義」の最後のところを読んでいます。 * かつて、何かのを読んでいるときに、「わたし」はいて、そして「わたし」はいないという感覚を味わったことがありました。どののどの部分だったかメモしておけばよかったなぁとも思うのですが、その瞬間は栞とかメモとか、そういうことにも考えが及ばなかったでしょう。また、たとえメモしていてもう一度同じところを読めたとしても、同じ感覚は味わえないような気がします。覚えているのは、不思議な安堵感、開放感を味わったという事実のみ。 鈴木健さんの提案する分人民主主義は、自己の結晶化を否定するものであるということを、前回のエントリで書きました。個人民主主義においては、個人の一貫性と組織や国家の同一化が中心となる規範と論理だったけれど、分人民主主義が大事にする規範の論理は、身体から生じる自然な声や情動を重

    鈴木健『なめらかな社会とその敵』 | TETRA'S MATH
  • 1