この項目では、労働者による権利要求のための統一行動日について説明しています。その他の用法については「メーデー (曖昧さ回避)」をご覧ください。 2008年5月1日にロシア連邦のウドムルト共和国イジェフスクで行われたロシア共産党党員やその支持者による行進 メーデー(英: May Day)は、5月1日に世界各地で行われる労働者の祭典。労働者が権利を要求するために行進や集会などを行い、団結の威力を示す。本来は、ヨーロッパの伝統的な祝祭である五月祭を意味する。 国際労働者の日(こくさいろうどうしゃのひ、英: International Workers' Day)とも呼ばれる。 概説[編集] 「メーデー」とは本来五月祭を意味し、この日に春の訪れを祝う祭がヨーロッパの各地で催されてきた[1]。この祭では労働者と使用者(労使)双方が休戦し、共に祝うのが慣習であったが、これが近代に入り現在の「メーデー」へ