ソチ五輪・ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルの表彰式で、銀メダルを手に笑顔を見せた渡部暁斗選手(25才)。「“メダルは噛んじゃだめ”と言われました」と、メダリストの“恒例”ポーズは最後まで見せなかった。これは、ノルディックスキー複合の成田収平監督(49才)から禁止令が出たことによるものだったという。 発端は、明治天皇の玄孫(やしゃご)で、慶應大学講師・竹田恒泰氏のツイッター。JOCの竹田恆和会長の長男でもある竹田氏は2月8日、「メダルを取る可能性のある日本選手へ」向けて、こんな注文をつけたのだ。 《メダルは噛むな。品がない上に、メダルを屈辱することになる》(原文ママ) インターネット上では「おっしゃる通り」「メダル噛むって、みっともない」「国の代表なんだから正論」と賛同の声がある一方で、「自粛っておかしくない?」「なんでもかんでもクレームつけすぎ!」などと反論も相次ぎ大炎上。 禁止令は
日本スポーツ法学会が19日、「アスリートの尊厳を守るためのシンポジウム」を東京都内で開いた。 五輪に3度出場した元陸上選手の為末大氏は指導者の暴力が社会問題化していることに「スポーツ本来の価値は人間が自主的に成長し、戦いを挑むというところにある。外からの力によって能力を高めようとする体罰はドーピングに近い」と持論を述べた。 為末氏は「体育会出身者は社会で人気がある。体罰問題の本質は、日本社会でパワハラが容認されていてそこに適応する人材を養成するためにスポーツが役立ってきたというところにあるのでは」と問題提起。 スポーツを教育の一環と捉えることにも疑問を投げかけ「遊びというのが欧米の認識」と主張した。 [2013年2月19日21時33分]日刊スポーツのオススメ
ソチ五輪代表を決めるフィギュアスケートの全日本選手権最終日は23日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで行われ、4月に女児を出産して復帰した安藤美姫選手(26)(新横浜プリンスクラブ)が、女子で7位に終わって3大会連続の五輪出場を逃し、現役からの引退を表明した。 育児との両立に挑戦した8か月間を終え、「自分らしく気持ち良く終われた。今日が一番幸せ」と笑顔と涙で振り返った。 安藤選手は中学生だった2002年、女子で史上初の4回転ジャンプを成功させた。トリノ、バンクーバーの両五輪に出場し、07、11年の世界選手権で優勝。2度目の世界女王に輝いた後、競技を離れて休養に入った。「しばらくスケートのことを考えたくない」ほど精神的に疲れていた。 休養中の今年4月、長女を出産した。引退も考えたが、新しい命の誕生に力を得て、「スケートも子育ても全力でやる」と心に決めた。「娘の存在を周りのみんなに認めても
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