幹線道路の近くに住むと子どもの発達遅延リスク増、米研究 幹線道路の近くに住むと、子どもの発達遅延リスクが高まる可能性があることが、米国立衛生研究所(NHI)傘下の米国立小児保健発達研究所(NICHD)に所属するPauline Mendola氏らによる研究で明らかになった。 また、母親が妊娠中に自動車関連の大気汚染物質(PM2.5)に高レベルで曝露すると、その子どもには発達に遅れがみられるリスクがわずかに高いことも分かった。 研究の詳細は「Environmental Research」4月8日オンライン版に掲載された。 この研究では、2008~2010年の間に生まれ、生後8カ月から36カ月までに発達検査を6回受けた約5,800人の子どもを対象とした。 検査では、微細運動や粗大運動の技能、コミュニケーション能力、社会機能、問題解決能力を評価した。 その結果、幹線道路から約1km以上離れた場所に