タグ

ブックマーク / www.technologyreview.jp (20)

  • グーグルが「Astra」発表、AIアシスタントからエージェントへ

    グーグルAIエージェント「Astra(アストラ)」を発表した。今年後半にリリースされる予定で、AIアシスタントはユーザーの日常生活をサポートするエージェントに進歩する。 by Melissa Heikkilä2024.05.15 1 9 グーグルは今年後半、「Astra(アストラ)」と呼ばれる新システムを投入する予定だ。これまでに発表された人工知能AI)アシスタントのうち、もっとも強力かつ先進的なものになると同社は約束する。 ChatGPT(チャットGPT)のような現世代のAIアシスタントは、情報を取得して回答を提供することはできるが、ただそれだけだ。だが、グーグルは今年、AIアシスタントをさらに高度な「エージェント」としてリブランディングする。推論、計画、記憶のスキルを示したり、タスク実行のために複数のステップを実行できるという。 グーグル・ディープマインドの研究担当副社長であるオリ

    グーグルが「Astra」発表、AIアシスタントからエージェントへ
  • 人気の中国語キーボード・アプリ、ほぼすべてに脆弱性が存在

    スマホなどで中国語の入力に使うキーボード・アプリ(IME)のほとんどに入力内容を傍受される脆弱性が存在することが分かった。ファーウェイをのぞくほぼすべての端末にプリインストールされているアプリで見つかったという。 by Zeyi Yang2024.05.11 37 5 世界中の中国語話者が使っているキーボード・アプリ(IME)のほぼすべてに、ユーザーの入力内容を盗み取れるセキュリティの抜け穴が存在することが明らかになった。 この脆弱性は、キーボード・アプリがクラウドに送信するキーストローク・データの傍受ができてしまうというものだ。何年も前から存在し、サイバー犯罪者や国家の監視グループに悪用された可能性があるとトロント大学のテクノロジーセキュリティ研究機関、シチズン・ラボ(Citizen Lab)の研究チームは指摘している。 漢字入力を楽にできるこうしたアプリは、中国語話者が使用するデバイ

    人気の中国語キーボード・アプリ、ほぼすべてに脆弱性が存在
  • 結核患者の咳をAIが聞き分け、スマホ診断で新トレンド

    結核と他の呼吸器疾患を咳の音で区別できるスマホアプリが開発された。音を使って病気を診断するというAI医療の新トレンドは大きな可能性を秘めている。 by Cassandra Willyard2024.01.17 4 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 最近、初めて聞く方法で人工知能AI)を使っている論文と出会った。結核と他の疾患を、患者の咳の音で区別できるスマホ・アプリを開発したという研究だ。 完璧な方法ではない。このアプリでは、実際に結核に罹患している人のうち約30%を検出できなかった。ただ、痰を収集して結核の原因となる細菌を探す方法(結核の診断において標準的な手法)に比べると、はるかに簡単で低コストだ。そのため特に低所得国において、症例を把握して感染拡大を防ぐスクリーニング・ツールとして活用できる可能性がある。 この新しい研究では、米国とケニアの研究チームが、ケニ

    結核患者の咳をAIが聞き分け、スマホ診断で新トレンド
    poad1010
    poad1010 2024/01/20
    この記事をおすすめしました
  • 遠藤 傑:量子コンピューター実用化を「誤り抑制」で早める理論家

    NTTコンピュータ&データサイエンス研究所の遠藤 傑は量子エラー抑制法の理論の中に自然法則の美しさを見いだしながら、実用的な量子コンピューターの早期実現に向けて研究を続ける。 by Yasuhiro Hatabe2024.01.19 1 6 人工知能AI)の性能を飛躍的に向上させたり、大規模な化学シミュレーションを高速に実行して新材料や新薬の候補を見つけ出したりと、量子コンピューターはさまざまな用途での活用が期待されている。だが、量子コンピューターは非常にデリケートであり、外界の熱や磁場などのノイズに起因する計算エラー(誤り)が生じやすい。実用化にはこのエラーの問題を乗り越える必要がある。 NTTコンピュータ&データサイエンス研究所の遠藤 傑は、現在主流となっている「NISQ(Noisy Intermediate-Scale Quantum Computer、ノイズがある中規模量子コンピ

    遠藤 傑:量子コンピューター実用化を「誤り抑制」で早める理論家
    poad1010
    poad1010 2024/01/19
    この記事をおすすめしました
  • 激動の「生成」ブームに揺れた2023年のAIシーンを振り返る

    2023年は人工知能AI)分野を揺るがす大きな出来事が相次いだ1年となった。競争激化でテクノロジーが大きく進歩しただけでなく、欧米ではAIの規制に向かう大きな動きもあった。2023年の出来事を4つの視点から振り返る。 by Melissa Heikkilä2023.12.24 1 18 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 今年は長い目で見ても一二を争うほど、人工知能AI)にとってすさまじい出来事が続く年となった。製品発表が絶え間なく続き、AI企業の役員室ではクーデターが起き、AIがもたらす破滅に関し激しいて政策論争が巻き起こり、次なる「大ヒット」を目指す競争も始まっている。一方、AI産業にもっと責任ある振る舞いをさせ、強大なプレイヤーたちの責任の所在を明確化させることを目的とした、具体的なツールや政策も登場した。その事実は、AIの未来に対する期待を大いに膨らませる

    激動の「生成」ブームに揺れた2023年のAIシーンを振り返る
  • 主張:生成ブームでも結局、AIは巨大テック企業に支配されている

    オープンAIの騒動で明らかになったのは、AI業界における巨大テック企業の影響力だった。当局による規制も、資金力と影響力を利用して自身に都合よいものにしてしまう可能性がある。 by Meredith Whittaker2023.12.21 1 7 11月下旬、オープンAIOpenAI)の取締役会の決裂という壮大な物語が展開されるまで、生成AI(ジェネレーティブAI)を取り巻く業界は、競争の激しい活気に満ちたエコシステムだと思われていたとしても、仕方なかったかもしれない。 だが、そんなことはないし、これまでもそうであったことはない。そしてその理由を理解することこそが、人工知能AI)とは何か、およびAIがもたらす脅威とはどのようなものか、理解するための基礎となる。AIシステムをどんどん大規模化していくという現在のパラダイムの観点から端的に言えば、巨大テック企業なくしてAIは存在しない。ごく少

    主張:生成ブームでも結局、AIは巨大テック企業に支配されている
    poad1010
    poad1010 2023/12/24
    この記事をおすすめしました
  • ディープマインド、大規模言語モデルで数学の未解決問題を解く

    グーグル・ディープマインドは、大規模言語モデル(LLM)で純粋数学の有名な未解決問題を解くことに成功したと発表した。LLMが、訓練データに含まれない未知の解を導き出すことに成功した例になる。 by Will Douglas Heaven2023.12.19 16 17 グーグル・ディープマインド(Google DeepMind)が大規模言語モデルを使用し、純粋数学の有名な未解決問題を解いた。研究チームは、2023年12月14日付でネイチャー誌に掲載された論文の中で、「長年の科学的パズルの解を発見するために大規模言語モデルが使用されたのは初めてのことであり、以前は存在しなかった検証可能な価値ある新情報を生み出すことができました」と述べている。「得られた解は訓練データには含まれておらず、これまで知られてもいませんでした」と、論文の共著者であるグーグル・ディープマインドの研究担当副社長、プッシュ

    ディープマインド、大規模言語モデルで数学の未解決問題を解く
  • EU AI法暫定合意、世界の「お手本」はなぜ難航したのか?

    格的なAI規制法として動向が注目されてきたEUの「AI法(AI Act)」がようやく暫定合意に達した。なぜ難航したのか? 争点となったのが、イノベーションと規制をめぐるバランスだ。 by Tate Ryan-Mosley2023.12.12 1 2 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 この記事のオリジナルが米国版に掲載された直後の12月8日、EU AI法が暫定合意に達した。詳細は続報記事(日版翻訳中)でお伝えする。 欧州連合(EU)の3機関は、2021年に最初に提出された人工知能AI)を包括的に規制する「EU AI法(EU AI Act)」の最終法案について、熱心に協議を重ねてきた。当初のとりまとめ期限だった12月6日は過ぎてしまったが、議員らは諦めておらず、7日の早朝、そして8日にも議論が続いている。 ほんの数か月前までは、EU AI法は成立へ向けて必要なすべ

    EU AI法暫定合意、世界の「お手本」はなぜ難航したのか?
    poad1010
    poad1010 2023/12/12
    この記事をおすすめしました
  • 単独ロングインタビュー サンダー・ピチャイが語る GeminiとAI新時代

    Google CEO Sundar Pichai on Gemini and the coming age of AI 単独ロングインタビュー サンダー・ピチャイが語る GeminiとAI新時代 グーグルは12月6日、オープンAIに対抗する最先端のAIモデル「ジェミナイ(Gemini)」を発表した。発表の前夜、グーグルのピチャイCEOがMITテクノロジーレビューのロングインタビューに応じ、ジェミナイが自社やAI、社会全体に対して与える影響について語った。 by Mat Honan2023.12.11 29 18 グーグルは12月6日、次世代人工知能AI)モデル「ジェミナイ(Gemini)」の第1弾を発表した。ジェミナイは、最高経営責任者(CEO)のサンダー・ピチャイが監督・推進してきた、グーグル社内の長年の取り組みが結実したものだ(ジェミナイの詳細については、誌の既報をご覧いただきたい

    単独ロングインタビュー サンダー・ピチャイが語る GeminiとAI新時代
  • ベールに包まれた 世界最高峰の頭脳集団 「オープンAI」の正体

    The messy, secretive reality behind OpenAI’s bid to save the world ベールに包まれた 世界最高峰の頭脳集団 「オープンAI」の正体 サンフランシスコを拠点とする非営利団体のオープンAIは、人間の学習能力と推論能力を持つ「汎用人工知能(AGI)」を最初に開発し、すべての人にその恩恵が及ぶようにすることを目的として鳴り物入りで設立された。しかし、熾烈な競争環境の中で当初の理想は次第に失われつつある。 by Karen Hao2020.05.27 31 38 オープンAIOpenAI)では毎年、従業員が汎用人工知能(AGI)の実現時期の予想を投票する。基的に従業員の絆を深める楽しい余興のようなもので、人によって予想は大きく異なる。だが、人間のような自律システムが可能か否かの議論に関しては、従業員の半分が15年以内に実現する可能

    ベールに包まれた 世界最高峰の頭脳集団 「オープンAI」の正体
  • グーグルが恐れる オープンソース生成AI、 脆く危ういブームの実態

    The open-source AI boom is built on Big Tech’s handouts. How long will it last? グーグルが恐れる オープンソース生成AI、 脆く危ういブームの実態 チャットGPT/GPT-4の対抗馬となるオープンソースの生成AIモデルの発表がこの春相次ぎ、さながらブームとなっている。だが、その多くは大手テック企業が公開したモデルをベースにしており、大手テック企業の戦略に左右される恐れがある。 by Will Douglas Heaven2023.07.04 30 20 グーグルの上級エンジニアであるルーク・ソーナウが書いたとされる内部文書の中で、ここ最近シリコンバレーで大勢がささやいてきたであろうことが明言されていた。誰もが無償で使えるオープンソースが、巨大テック企業による人工知能AI)の支配を脅かしている。 新たなオープン

    グーグルが恐れる オープンソース生成AI、 脆く危ういブームの実態
  • 生成AIで広告収入目的のゴミサイトが急増、1日1200本更新も

    広告収入目的の「MFA」と呼ばれる低品質なWebサイトで、生成AIの導入が進んでいることが分かった。中には1日1200以上の記事を生成しているサイトもあり、自動化が急速に進んでいる様子が伺える。 by Tate Ryan-Mosley2023.06.28 542 9 AIチャットボットを活用して生成された文章によって構成されたWebサイトが、グーグルなどを経由して広告収入を得ている。メディア研究機関のニュースガード(NewsGuard)が作成し、MITテクノロジーレビューに独占的に提供された新たな報告書によって、こうした実態が明らかになった。 140社を超える大手ブランドが、おそらく知らず知らずのうちに、AIで作成された信頼性の低いサイトの広告費用を支払っているとみられる。こうしたAI生成ニュースサイトで見つかった大手ブランドの広告の90%はグーグルが配信したもので、グーグル自身のポリシ

    生成AIで広告収入目的のゴミサイトが急増、1日1200本更新も
  • 欧州議会が「AI法」を可決、今後予想される5つの規制

    欧州議会において6月14日、「人工知能AIAI法」が圧倒的多数により可決された。施行までにはまだ時間を要するが、AIの利用には今後、さまざまな規制がかかることになりそうだ。 by Tate Ryan-Mosley2023.06.27 239 18 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 6月12日の週は欧州のテクノロジー政策において重要な週となった。欧州連合(EU)の立法者たちがグーグルに対して新たな反トラスト訴訟を起こした同じ日に、欧州議会が「AI法(AI Act)」の規則案を承認する投票を実施したのだ。 AI法は圧倒的多数により可決された。この法案は、AI規制における世界で最も重要な進展の1つと謳われてきた。欧州議会のロベルタ・メッツォーラ議長は、AI法について、「今後何年にもわたって世界標準となることは間違いない」と評している。 しかし、規制内容がすぐに明確にな

    欧州議会が「AI法」を可決、今後予想される5つの規制
  • 世界で最も愛される プログラミング言語 Rust誕生秘話

    How Rust went from a side project to the world's most-loved programming language 世界で最も愛される プログラミング言語 Rust誕生秘話 処理速度が問題になるプログラムや、ハードウェアを直接操作するプログラムを開発するなら、C/C++言語を選ぶのが当たり前だった。C/C++に取って代わる言語は長らく登場しなかったが、最近になってRustが注目を浴びている。 by Clive Thompson2023.06.12 106 27 多くのソフトウェア開発プロジェクトは、思いもよらないところから生まれる。解決しなければならない個人的な問題を抱えたプログラマーが生み出すこともある。 グレイドン・ホアレの身に起きたのも、多かれ少なかれそういう事態だった。2006年、ホアレはオープンソースのWebブラウザー「ファイアーフォ

    世界で最も愛される プログラミング言語 Rust誕生秘話
  • MIT発ベンチャーの「溶融塩」、送電網向け蓄電池の主流になるか

    再生可能エネルギーの普及に伴って、送電網向け蓄電池への期待が高まっている。現在普及しているリチウムイオン電池とはニーズのミスマッチがあるため、多くの企業が新しいエネルギー貯蔵手段を研究中だ。 by Casey Crownhart2022.12.30 18 6 8 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 私は電池に大きな関心があり、成長するエネルギー貯蔵市場にゆっくりと広がる代替化学の波に、常に注目している。新素材の中には、最終的には業界標準のリチウムイオン電池よりも安価となる(およびいろいろな面でより優れた)ものもあるが、導入に当たってはしばしば現実の壁に直面している。 今回は、超高温の塩を使ったエネルギー貯蔵を目指す、あるスタートアップ企業の取り組みを紹介しよう。 なぜ新しい電池が必要なのか? 世界は今、再生可能エネルギー、特に天候に左右される太陽光発電や風力発電の増強

    MIT発ベンチャーの「溶融塩」、送電網向け蓄電池の主流になるか
  • GPT-4へ試行錯誤続くオープンAI、「チャットGPT」でも残る課題

    オープンAIが大規模言語モデル「GPT-3」のスピンオフとして、ユーザーとのやり取りを通して正しい答えを出力できるようになる「チャットGPT」のデモを公開し、話題になっている。従来よりも大きく前進しており、GPT-4への期待も大きいが、依然として課題は多い。 by Will Douglas Heaven2022.12.18 6 13 オープンAIOpenAI)の革新的な大規模言語モデルである「GPT-3」。その後継として期待されながらいまだ発表されていないGPT-4は、週ごとに注目の度合いを増している。しかしオープンAIは、GPT-3に関する試行錯誤をまだまだ続けている。 この記事はマガジン「世界を変えるU35イノベーター2022年版」に収録されています。 マガジンの紹介 サンフランシスコに拠を置くオープンAIは、「チャットGPT(ChatGPT)」と呼ばれる新型モデルのデモ版を11月

    GPT-4へ試行錯誤続くオープンAI、「チャットGPT」でも残る課題
  • AI・デジタル技術はなぜ、 経済成長をもたらさないのか

    AI’s inequality problem AI・デジタル技術はなぜ、 経済成長をもたらさないのか 人工知能AI)などのデジタル技術の進歩は、大きな経済成長を生み出さないばかりか、所得や富の格差を拡大する原動力となっている。「人間のような機械を作る」という目的は、単に労働者を機械に置き換えることになりがちだ。 by David Rotman2022.05.06 11 43 人工知能AI)をはじめとするデジタル技術の進歩により、経済は大きな変貌を遂げつつあり、私たちの暮らしや働き方も急速に変化している。しかし、この変革は厄介な問題を投げかけている。これらのテクノロジーが経済成長にさほど寄与していないうえに、所得格差を助長しているという問題だ。経済学者が生活水準の向上に不可欠と考える生産性の伸び率は、少なくとも2000年代半ば以降、多くの国で大きく伸び悩んでいる。 なぜこれらのテクノロ

    AI・デジタル技術はなぜ、 経済成長をもたらさないのか
  • AIツールがパンデミックで「役立たず」に終わった理由

    今回のパンデミックでは、現場の医師を支援することを目指したAIツールが数多く作られた。しかし、役に立つツールがどれ一つとしてなかっただけでなく、中には誤診やリスクの過小評価によって有害になり得るツールすらあった。 by Will Douglas Heaven2021.08.04 1081 34 27 2020年3月、当時まだ情報の乏しかった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が欧州を襲い、多くの病院が医療崩壊に陥った。「医師たちは患者をどう治療すればいいか、見当もつきませんでした」と、オランダのマーストリヒト大学で予測ツールを研究する疫学者のローレ・ワイナンツ助教授は言う。 しかし、その4カ月前からパンデミックと戦ってきた中国のデータはあった。このデータをもとに機械学習アルゴリズムの訓練をすれば、医師たちが目の前の症例を理解し、医学的判断を下し、命を救うのに役立つかもしれない。「人

    AIツールがパンデミックで「役立たず」に終わった理由
  • AIスピーカーをもっと賢く、エヌビディアが自然言語処理を超高速化

    チップメーカーのエヌビディアは、GPUチップ上で動作する言語理解の人工知能AI)プログラムの開発を支援するソフトウェアを発表した。機械学習モデルの訓練および訓練済みモデルの実行をスピードアップできるだけでなく、より大きな言語モデルを訓練することが可能となるという。 by Will Knight2019.08.19 83 41 17 2 人工知能AI)はこの10年間で目覚ましい進歩を遂げたが、言語理解についてはまだお粗末としか言いようがない。試しにちょっとアレクサと機知に富んだ冗談を言い合ってみれば分かる。 数多くのAIアルゴリズムを実行しているコンピューターチップの製造メーカーであるエヌビディアは、この状況はもうすぐ変わると考えている。爆発寸前である言語理解の分野で利益を得ようと狙っているのだ。 エヌビディアは8月13日、同社製ハードウェア上でより洗練された方法で言語を扱うAIプログラ

    AIスピーカーをもっと賢く、エヌビディアが自然言語処理を超高速化
  • ロシアのハッカー集団がプリンターから企業に侵入、MSが警告

    ニューズラインエマージング・テクノロジーの最新情報をお届け。 Photo by NVO/Wikimedia (CC SA 3.0) Russian hackers are infiltrating companies via the office printer ロシアの諜報機関とつながりのあるハッカー集団が、インターネットに接続された携帯電話やプリンターといったIoT機器を使って企業のネットワークに侵入している。マイクロソフトが8月5日にブログで発表した。 このハッカー集団は、「ストロンチウム(Strontium)」または「ファンシー・ベアー(Fancy Bear)」「APT28」といった名称で呼ばれる集団。ロシア軍の情報機関であるロシア連邦軍参謀部情報総局(GRU)と通じているとされる。 このハッカー集団は少なくとも2007年には活動を開始しており、数々の悪名高いハッキング行為への関

    ロシアのハッカー集団がプリンターから企業に侵入、MSが警告
  • 1