シャープ株式会社の公式サイトです。会社情報、投資家情報、CSR・環境、採用情報、ニュースリリースなどを掲載しています。
シャープは6月22日、「平成30年 大阪府北部を震源とする地震」で破損したシャープ製品に対し、買い替え時の購入金額の一部を負担すると発表した。 対象地域は、大阪市、豊中市、吹田市、高槻市、守口市、枚方市、茨木市、寝屋川市、箕面市、摂津市、四條畷市、交野市、三島郡島本町の12市1町。大阪府北部を震源とする地震で被災した、シャープ製品の液晶テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンを買い替えた場合、購入金額の半額相当が後日振込みされる。家庭での使用が対象になる。 対象となるユーザーは、専用フリーダイヤル0120-252-622に電話すると、シャープのサービス員が自宅に訪問。対象製品の破損状況を確認し、基準に従って、サポートの適用可否を認定する。サポート適用可の場合は、サービス員から「クーポン券」が渡され、会員サイト「COCORO MEMBERS」に登録後、製品購入時のレシートを貼付し、製造番
初の社長記者会見 3月13日月曜日、新幹線と南海電鉄を乗り継いで堺市についた。目指すは大阪府堺市堺匠町1番地。2016年夏に台湾、鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入ったシャープの本社である。 シャープの本社はもともと創業の地である大阪市阿倍野区にあったが、ホンハイに買収される前に業績不振でニトリ・ホールディングスなどに売却してしまった。 現在の本社は昔のシャープ堺工場。部品メーカーの設備を含めると投資総額1兆円に及ぶ巨大液晶コンビナートである。世界で唯一の第10世代液晶パネル工場であり、フル稼働すれば世界最強の生産効率を発揮する。2012年、ホンハイの郭台銘(テリー・ゴウ)会長は個人の資金660億円を投じ、経営危機に瀕したシャープからこの工場を買い取った。 そして2016年、今度はシャープ本体がホンハイに買われることになり、ホンハイは副会長でナンバーツーの戴正呉氏をシャープ社長に据えるとと
SHARPが大変な危機というのはニュースで流れている通り。 会社の状況がよろしくない時に、急に公式アカウントが活発になると言うのは、かつてのカトキチ始めTwitterではたびたび起こることですが、今はSHARPアカウントの方が頑張っておられるようです。 ツイッターにアクセスしたらシャープのアカウントの人が、X1やX68の写真をアップされていたのに影響されたので、僕のシャープ製品との付き合いについて書いておこうと思う。 さすがに長いのでインデックスを貼りました。 パソコンテレビX1の驚きのテープドライブ 伝説のX68000を手に入れた話 X68000を支えたのはユーザー開発者 技術力、ソフトウエア発想力共にアップルを追従できていたシャープ ■パソコンテレビX1の革新的なテープドライブ 中学生の頃、パソコンテレビX1というシャープのパソコンを買ってもらった。 僕が買ったのはX1Fと言う廉価な機
シャープ製品公式Twitter(※)は6月28日、炎上していた「ミニスーファミ」の“値踏み”ツイートについて、「不適切な発言をしてしまいました」「心からお詫びいたします」と謝罪しました。 ※「シャープさん」ことシャープ公式アカウント(@sharp_jp)とは別 発端となったツイートは6月27日に投稿されたもの。任天堂の「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(関連記事)発表に寄せて、「面白そうだけど…冷静に、私の思い出(年代的にボリュームゾーン世代より少しずれている事が大きい)を価値に換算していくと…」と、本体および収録タイトル21作品の「価値」を表にして、任天堂のアカウントにリプライを送っていました。 当初投稿されていたツイート(現在は削除済み)。任天堂のツイートにぶら下げる形で投稿されていたのも炎上の一因に しかし、あくまで「私の思い出」と断ってはいたものの、「スーパーマリオワ
2003年にデザイン携帯電話開発プロジェクト「au design project(現:iida)」の第1弾としてリリースされ、プロダクトデザイナーの深澤直人氏がデザインを担当した携帯電話「INFOBAR」が2011年夏モデルのiidaスマートフォン「INFOBAR A01」として帰ってきました。 既存の携帯電話のイメージとは一線を画したデザイン性から高い人気を集め、ニューヨーク近代美術館(MoMA)収蔵品にもなった名機「INFOBAR」のスピリットを受け継ぐ「INFOBAR A01」ですが、はたしてどのようなモデルとなっているのでしょうか。 詳細は以下から。 これがiidaスマートフォン「INFOBAR A01」。もちろん深澤直人氏によるデザインです。3.7インチqHD(960×540)ディスプレイや800万画素カメラを搭載。OSのバージョンはAndroid 2.3でワンセグ、赤外線、おサ
SHARPは2021年5月17日、新型5Gスマートフォン「AQUOS R6」を発表しました。 大きくない日本市場。それでも日本で旗艦を出す意味として、カメラや倍速駆動、持つだけで画面がつくなど、AQUOSが先駆けとなり世界に広がった機能も数多い、これからも積極的にイノベーションを起こすのはフラッグシップモデルだといいます。 スマホカメラの在り方そのものを変えるカメラ。デジカメ並の大型1インチセンサーを搭載。他社のようにセンサーサイズを大きくした分、画素数を増やしているわけではなく、R6カメラの画素数は2020万画素。ドイツのカメラメーカーLeicaと長期パートナーシップを締結。 その第一弾R6はセンサー、レンズ、画質調整に至るまでLeicaと共同開発。暗所ノイズは40%低減。 センサー設計、レンズ設計、ソフトウェア画質調整。この3つはそれぞれお互いに絡み合うシステム。高い技術力を持っている
本日発表されたKDDIのシャープ製Androidスマートフォン「IS03」の速攻フォトレビューをお届けします。 「IS03」はiPhone 4に匹敵する960×640の3.5インチマルチタッチ液晶や960万画素カメラなどを備えたハイスペックモデルであることに加えて、ワンセグやおサイフケータイといった日本人ユーザー向けの機能も搭載した、シャープいわく「日本人が求める最良のスマートフォン」であるのが大きな特徴です。 詳細は以下から。 これが「IS03」です。OSにはGoogleの携帯電話向けOS「Android2.1」を採用しており、発売は11月下旬です。なお、OSは今後バージョンアップ予定です。 カラーリングは3色。 ディスプレイはマルチタッチに対応した、3.5インチモバイルASV液晶。画面下部にメモリ液晶を組み合わせた「コンビネーション液晶」を採用することで、時計や電池残量を常に表示可能。
「大幅な当期純損失、無配を深くお詫び申し上げます。まことに申し訳ございません」――。 6月27日午前10時、シャープの株主総会が始まった。冒頭「おはようございます」と日本語で挨拶した呉柏勲(ご・はくくん)CEOは、経営成績の説明に入る前に業績悪化について陳謝した。 シャープは2023年3月期決算で2608億円もの最終赤字を計上した。直接的な原因は2022年6月に“再”連結化した液晶パネル製造会社、堺ディスプレイプロダクト(SDP)の業績不振だ。これによってディスプレー事業などで総額2205億円の減損損失を計上した。 巨額の最終赤字について株主にどう説明するのか。また、取締役の選任や報酬の増額、ストックオプションの付与などの議案について、株主がどう判断するかが総会の焦点となっていた。 「いったい誰が責任を取るのか」 160人の株主が出席し、昨年の1.5倍となる98分を費やした株主総会は、批判
ほとんどドラマは見ない私ですが、ついつい先日、キムタクの「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~」というのをチラ見してしまい、胸くそ悪くてたまりませんでした。 テレビドラマってそんなもんだ、という声はもちろんあるでしょうが、それにしてもヒドイ!! 乱心しましたので、マジ突っ込みしてみようと思います。ドラマにマジ突っ込みするほうもアレなことは重々承知の上での狼藉です。 あらすじ 無事に権利を譲渡して屋台を手放した金田一は、手に入れた金は自分がもらうと模合と彩矢に宣言。そして統一郎に会いに行った金田一は、魔法瓶事業を止めたことで閉鎖されている工場を借りたいと申し出る。金田一は屋台の権利譲渡で得た金で、自分たちで魔法瓶を作って販売しようと考えていた。 1 魔法瓶メーカーが家電メーカーに転進する ふざけてるとしか思えない前提にまず、吹く。魔法瓶メーカーが総合家電メーカーにいきなり転進?
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄が続いていることから、シャープは液晶ディスプレーを生産する三重県の工場で3月中にマスクの生産を始めることを決めました。 3月中に生産ラインを作って当面は1日あたり15万枚を生産し、その後、段階的に1日あたり50万枚まで増やす計画だということです。 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄が続いていて、政府は新たに整備する製造ラインに補助金を出す制度を設け、生産にあたるメーカーを公募していました。 シャープとしては工場には液晶ディスプレーを生産するためのクリーンルームがあり衛生環境が整っていることから、マスクの生産に活用することを決めたとしています。 マスクの品薄の解消に向け、政府は現在、月間4億枚のマスクの供給量を輸入も含めて来月中には6億枚にまで増やしたいとしていて、こうした異業種による生産が品薄の解消につながるかが注目されそうです。
SHARP シャープ株式会社 @SHARP_JP シャープ株式会社の公式アカウントです。さまざまな家電から家電とは言い切れない製品まで、あるいは企業の活動、はたまたその他あれこれを発信中。お問い合わせ、とりわけDMにはお答えできないこともありますが、いただいたリプにはできるだけ反応します。 jp.sharp/socialmedia/tw… SHARP シャープ株式会社 @SHARP_JP よく実在の家電をマンガやイラストに描き込んだら、そのメーカーから怒られるんじゃないかと心配される方がいますが、少なくともシャープはそういうことをしないので安心して描いてください。仮に社内で怒る人がいても、私が代わりに怒られるのでだいじょうぶです。 2023-06-20 13:28:35 SHARP シャープ株式会社 @SHARP_JP ひとりでも多く、どうにかして自社製品を知ってもらいたいと願うのが企業で
人工知能や音声認識などの技術を活用したロボット掃除機「COCOROBO」に、漫画家の霜月絹鯊(しもつき・きぬさ)さんが描いたかわいらしい女の子「ココロボちゃん」(プレココちゃん)の大きなステッカーを貼付。女優・声優で16歳の木戸衣吹(きど・いぶき)さんの音声で、ユーザーと会話できる。 COCOROBOちゃんは「明るく元気だがやや気分屋」のキャラクター。聞き上手で、24時間いつでも話し相手をしてくれるという。例えば、「掃除うまいね」「べ、べつに、あなたにほめてほしくて掃除したんじゃないんだからね」「魚のことを教えて」「カワハギといえば、肝醤油にお刺身だね♪」といった会話が可能だとWebサイトで紹介されている。 「プレミアムなCOCOROBO」を1カ月間使用した後、アンケートやインタビューに答えてくれるユーザーを3月31日から募集する。満18歳以上で、自宅に無線LAN環境あるなどの条件を満たし
経営再建中のシャープがコピー機やファクスなど「複合機事業」の売却に向け、京セラなど国内の複数社に打診したことが5日、分かった。売却益で当面の資金繰りを確保するねらい。シャープは主力の液晶事業の分離を決めており、さらなる収益の柱を失うことになる。主力取引銀行の金融支援を含めた再建策の見直しも進めている。 液晶事業の分離交渉は3月末を期限に進められており、複合機事業の売却交渉はその後に本格化する見通しだ。 シャープの複合機事業はオフィス向けで平成27年3月期の売上高は前期比6・7%増の3403億円、営業利益は314億円。同年9月中間期でも業績を伸ばしており、10%近い利益率を保つ優良事業。25年には資金難から韓国・サムスン電子への売却が検討されたが、技術流出や特許権益喪失の恐れから国内メーカーが猛反発し、頓挫した経緯がある。 シャープはその後も経営難が続き、昨年6月に主力取引銀行のみずほ銀、三
冬のボーナス商戦を前にして各家電メーカーが多数の新製品をリリースするなか、「シャープさん」ことシャープ公式Twitterの“中の人”も、流れに乗って自社製品のアピールを始めました。 シャープ公式アカウント しかし、そこはぶっちゃけがちなことで知られるシャープさん。ゲーム用モニターのおすすめを聞かれて「他社製品のほうが良い」と正直に答えてしまい、その潔さで話題を呼んでいます。 シャープさんは10月24日、「皆さんのお給料あるいは冬のボーナスをあてにして、たくさんのシャープ製品が本日発売になります」と正直に語りつつ、「必要ないのに買えとは思いませんが、必要なら候補に入れてください」と謙虚なお願いをツイート。すると、多くのTwitterユーザーからおすすめの製品について質問が寄せられました。 ところが、「冷蔵庫を10年ほど使っているのでそろそろ買い換えたい」と相談されても「まだいける」といった調
本日行われたKDDIの新製品発表会において、au初となるAndroidスマートフォン「IS01」が発表されました。 「IS01」は正確にはネットブックとスマートフォンの中間に位置する「スマートブック」と呼ばれるカテゴリに属する製品で、超小型のノートパソコンのような折りたたみボディやQWERTYキーボードを採用しているほか、960×480のフルワイドVGA++液晶や1GHzのSnapdragonプロセッサ、527万画素オートフォーカス対応カメラなどを搭載したハイエンド端末となっています。 また、Androidスマートフォンで初めて人気アプリケーション「セカイカメラ」にも対応しています。 詳細は以下から。 これがau初のAndroidスマートフォン「IS01」です。「W-ZERO3」シリーズなどのスマートフォンを手がけているシャープ製 手になじみやすい、やや丸みを帯びたボディを採用。デザインし
●アンシャープマスクで本当にいいの? 「いい写真なんだけど、ちょっとだけピントが外れてしまった…残念っ!」 という写真があったとして…いや、筆者の場合もよくあることなんですけど…そんな写真を、あなたならどうしますか? 諦めますか? それとも、なんとか救済処置を施してみますか? 救済処置としては、ご存知だと思いますが、Photoshop のフィルタである[アンシャープマスク]をかけるという方法がありますね。この[アンシャープマスク]とは、画像内の個々のピクセル(画素)の周囲にある、異なる色情報を持ったピクセルを検索し、指定した量だけピクセルのコントラストを高めるフィルタです。つまり、明るいピクセルは指定した量に基づいてさらに明るくなり、暗いピクセルはさらに暗くなり、結果的に画像全体にシャープ効果が得られるというわけです。 でも、RGB 画像に対して普通に[アンシャープマスク]をかけると、実は
IDC Japanは、2023年第4四半期と2023年通年の日本国内の携帯およびスマートフォンの出荷台数の統計を発表しました。 2023年第4四半期の携帯とスマホの合計出荷台数は、昨年同期と比べ3.5%減の830万台となったとのこと。2023年は4半期すべてで昨年より出荷台数が減少している一方で、10~12月にあたる2023年第4四半期は唯一800万台の出荷を維持したといいます。 メーカー別の出荷台数を確認すると、Appleは突出してシェアトップを維持しています。シェア2位は96万台を出荷したシャープで、そのシェアは11.4%、それに続いて91万台を出荷したGoogleが11.0%のシェアを獲得し3位につきました。 さらに、NTTドコモは去年5月のPixel 7a発表までGoogle Pixel端末を取り扱っていなかったことを考慮すると、来年度のGoogleのシェアは、長らくAndroid
前回は世界で勝ち続けるトヨタ、その秘密を解説した。(前回の記事はこちら) 今回は日本がこのまま凋落しないために何をどうすればいいか、提示する――。 シャープのように凋落している 結局、日本全体がシャープ化しては困るわけである。このまま何も手を打たなければ、日本全体がシャープ化していくことははっきりしている。 シャープは、トヨタ生産方式も十分にできていなかった上に、まともな商品開発・製品開発の仕組みを持っていなかった。かつてシャープは同社よりも進んだ国内メーカーのリバース・エンジニアリング(編集部注:模倣的製造)をしている三流メーカーだった。 液晶で技術的な革新があったにしても、あったのは技術だけである。技術だけ、設備だけでは勝てない。技術があるから、設備があるからというボトムアップ的な思考では、商品性や商品価値につなげられず、富を生み出すこともできず、企業競争では勝てなくなった。技術も設備
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独自フォーマットで鎖国する電子書籍 7月27日、凸版印刷と大日本印刷(DNP)は「電子出版制作・流通協議会」を設立し、東芝、パナソニック、朝日新聞、毎日新聞、NTTドコモなどが参加を表明した。これは総務省・文部科学省・経済産業省の「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」で決まる予定の標準フォーマットを採用して、日本の電子書籍を標準化しようというものだ。 その標準は、XMDFを「中間フォーマット」として使う方向だ。シャープは、次世代XMDFで電子書籍に参入し、これに対応するタブレット端末も年内に発表すると発表した。XMDFというのは一般にはあまり知られていないが、シャープの「ザウルス」用に作られた文書フォーマットで、ガラパゴス携帯での標準規格だ。日本語独特の縦書きやルビなどにきめ細かく対応し、これまで日本で発行された約1万点の電子書籍のほとんどはXMDFで書か
台湾のホンハイ精密工業の傘下で経営再建中のシャープは、業績が回復してきているとして国内に勤務する社員1万9000人余りに一律で現金3000円を支給することを明らかにしました。 こうした中、シャープは業績が回復してきているとして、年度末の31日、国内に勤務する社員1万9000人余りに一律で現金3000円を支給することを明らかにしました。現金は「感謝のしるし」と書かれた封筒に入れられ、封筒の裏面には「皆さんと共に積み重ねてきたさまざまな取り組みの成果が、確実に業績につながってきました。心より感謝します。皆さんのより一層の奮起を期待します」などとする戴正呉社長のメッセージが添えられています。 支給する現金は総額で6000万円程度に上るということで、シャープによりますと、社員に一律で現金を支給するのは最近では例がないということです。
液晶工場に巨額の資金を投じたシャープと米ウエスチングハウスを買収して原子力ビジネスに賭けた東芝には、1つの共通点がある。経験を積んでよく知っている事業なら「失敗しない」と判断し、巨額の資金を投じたことだ。なぜリスクを軽視して巨額投資に走ったのか。日本企業の経営戦略に詳しい神戸大学の三品和広教授に話を聞いた。(聞き手は小笠原 啓) 巨大プロジェクトに挑み、失敗する日本企業が後を絶ちません。東芝は米国の原発建設を管理しきれず債務超過に転落し、三菱重工業は国産旅客機「MRJ」の納入延期を繰り返しています。何が原因なのでしょうか。 三品和広教授(以下、三品):日本企業が大きな特別損失を計上したケースを分析すると、勝ち目がない案件に自ら突っ込んでいる例が目立ちます。 プロジェクトを続ける間にマネジメントを失敗し、結果が当初想定から大きく狂うというケースは、皆無ではありません。ただし、日本企業ではマジ
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