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  • こういうのが好きなんでしょ…?「変拍子」が超かっこいいおすすめ曲10選+α | Music Lesson Lab

    リズムは音楽を構成する最も重要な要素です。リズムの強弱が繰り返される単位を「小節」といい、1小節の中で何回ビート(拍)を感じられるかで「拍子」というものが決まります。 世の中のほとんどの曲は2拍子、3拍子、4拍子の「単純拍子」です。これらのリズムは人間にとって自然で、とても馴染みが良いものですよね。 しかし中には、どういうわけかワザワザ自然なリズムを崩し、人間にとって自然には感じられない変なリズムで演奏される曲というものが稀にあります。変拍子とは、簡単にいうとそういう「変なリズム」のことです。 音楽に興味を持ってたくさんの曲を聴いたり、楽器の演奏を始めると、いずれ普通の拍子の曲では物足りなくなります(断言)。ひとたび足を踏み入れれば底なし沼。追いかけても追いかけても見失うリズム。多くの音楽家が挑戦し、そして散っていった変拍子の世界は、人類のロマンなのかもしれません。 ここでは、音楽好きを惹

      こういうのが好きなんでしょ…?「変拍子」が超かっこいいおすすめ曲10選+α | Music Lesson Lab
    • 若者はプログレなんて聞くな(追記あり)

      プログレッシブロックというジャンルをご存じだろうか。いつぞやかのジョジョのEDのTo be Continuedのアレである。まあこれだけだといくら何でも説明不足が過ぎるのでもう少し一般化して言うと「60年代後半~70年代前半に出てきた当時のロックから逸脱しているバンド及びそのフォロワー達がやる音楽」である。具体的なバンド名はググればいくらでも転がり出てくるので割愛させて頂くが、もう数年前とはいえアニメのED(かつネットミーム)になったり、様々なバンドが影響を公言していたりと割と触れる機会がぽつぽつある上、最近ではSpotifyやYoutubeで気軽に聴ける環境が整っているので、なんとなく手を出してみようかしらん、なぞと思う人間ももしかしたら居るのかもしれない(多分そうそう居ない)。しかし、率直に言って若者はこのジャンルを聞かない方が良い。 以下、何故プログレを聞かない方が良いか書きなぐって

        若者はプログレなんて聞くな(追記あり)
      • プログレッシヴ・ロックのベスト30曲:正典から選び抜いた必聴の名曲たち

        プログレッシヴ・ロックの正典から選び抜いたベスト・ソングに目をやると、人生のあらゆる重要事項について歌われた曲が見つかるだろう。精神の旅、永遠の愛、高速レーシングカー、そして小便のかかった雪を避ける必要性。もちろん不滅のギター及びシンセサイザー・ソロ、そして、思わずスパンコールがあしらわれたケープを羽織ってしまいそうなほど多用されるトリッキーな拍子記号だ。 このジャンルの音楽を30曲に絞り込むのは簡単ではなかったが、少なくとも、かなり長めの曲をいくつか挙げている。さらには、大作と遜色のない4~5分の曲もいくつか加えている。 この記事は、長年の歴史の中で生まれたプログレッシヴ・ロック最高峰の楽曲を選んだものだ。多様性を考慮して、同じバンドを2回以上登場させることは避けた。さぁ、ヘッドフォンの音量を上げて、宇宙へと旅立とう。 楽曲はプレイリストでも展開中(Apple Music / Spoti

          プログレッシヴ・ロックのベスト30曲:正典から選び抜いた必聴の名曲たち
        • 音楽サブスク全盛時代に「CDレンタル」にこだわる人たちの事情 「ライナーノーツが読みたい」「棚から選ぶのが楽しい」 | マネーポストWEB

          音楽好きに愛されてきた「CDレンタル」という文化が、いよいよ終焉を迎えつつある。都内最大級の在庫数を誇った『SHIBUYA TSUTAYA』は10月16日で店頭レンタルを終了。TSUTAYAのみならず同業各社も縮小の一途をたどっており、業界が丸ごと消えそうな勢いだ。 音楽サブスクのラインナップにはあらゆるジャンルのアーティストが揃い、ネットでもいくらでも音楽を聴ける時代、いまだにCDレンタルを利用しているのはどんな人たちなのか。愛好家たちに“レンタルにこだわる事情”について聞いた。 Yさん(40代/男性)は、上述・渋谷TSUTAYAのヘビーユーザーだった。 「私はハードロックやプログレが大好き。好きなバンドのCDは買いますが、ちょっと聴いてみたいというレベルのバンドはレンタルです。サブスクに入れば、そういったバンドを全てチェックできることは知っていますが、私は歌詞をチェックしたいし、ライナ

            音楽サブスク全盛時代に「CDレンタル」にこだわる人たちの事情 「ライナーノーツが読みたい」「棚から選ぶのが楽しい」 | マネーポストWEB
          • 『デス・ストランディング』に関わったKojima Productionsのスタッフは、どれくらいが元『メタルギア』開発者なのか。実際に調べてみた - AUTOMATON

            先月11月8日にPlayStation 4版が発売された、小島秀夫監督率いるKojima Productionsによる『デス・ストランディング』。配達に焦点を当てたゲームプレイや、あたたかな繋がりを描いたオンラインシステムなど、尖った部分を持ちつつも、総合的に高い完成度を誇る。「The Game Awards 2019」にゲーム・オブ・ザ・イヤーを含めた9部門でノミネートされているなど、独自の内容が評価を得ている作品だ。 #DeathStranding, #TheGameAwards で9部門でのノミネート! GAME OF THE YEAR BEST GAME DIRECTION BEST NARRATIVE BEST ART DIRECTION BEST SCORE/MUSIC BEST AUDIO DESIGN BEST PERFORMANCE: MADS MIKKELSEN BES

              『デス・ストランディング』に関わったKojima Productionsのスタッフは、どれくらいが元『メタルギア』開発者なのか。実際に調べてみた - AUTOMATON
            • DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在

              音楽家で現在は音楽ギルド・新音楽制作工房も運営する菊地成孔。彼が率いていたDC/PRG(Date Course Pentagon Royal Garden/当時はDCPRG)による2ndアルバム『構造と力(Structure et Force)』が、2003年9月25日の発売から20周年を迎える。 本作の収録曲は前作『アイアンマウンテン報告』と比べ、さらにクロスリズムやポリリズムにフォーカスしており、当時としては律動的かつかなり先鋭的な内容だった。特に当時、4拍子と5拍子が同時に鳴るリズムを踊れる楽曲に落とし込んだのは驚嘆でしかない。 しかし執筆家でもある菊地が膨大なテクストを残した副作用なのか、雑誌カルチャーの衰退が原因なのか、音楽そのものを具体的に語ったインタビューはネット上にほとんどないのが実情だ。そこでリリース20周年を期に『構造と力』の音楽的な回想を依頼。 「5」という数字(ペン

                DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在
              • プログレッシヴ・ロック界のベーシスト・ベスト20:サウンドの根幹を支えるミュージシャンたち

                ベーシストというのは、昔からバンドの中でも“静かな男”というイメージが強く、映画『スパイナル・タップ』に登場するデレク・スモールズにいたっては“ぬるま湯”のような役割だとさえ言い放っている。 しかしながら、プログレッシヴ・ロックというジャンルに括られるベーシストでこの例に当てはまる人物はほとんどいない。彼らは素晴らしいリフを弾いたり、パワフルな低音で演奏を支えたり、時には目も眩むようなソロを披露したりすることさえあるのだ。 ここではそんなプログレッシヴ・ロック界を代表する名ベーシストたちを紹介していきたい。4本の弦(場合によっては、その数は8本や12本ということもある)を操ってプログレ・サウンドの根幹を支えるミュージシャンたちを讃えていこう。 なお、下記のリストから漏れていると感じるプログレッシヴ・ロックの名ベーシストがいると感じられた方は、ぜひ下のコメント欄を通じてその名前を教えてほしい

                  プログレッシヴ・ロック界のベーシスト・ベスト20:サウンドの根幹を支えるミュージシャンたち
                • ルビービル(仮) 第1期住民募集のご案内.md

                  ルビービル(仮) 第1期住民募集のご案内.md tl;dr 高円寺の南のほうのあたりで、ちょっとした新築共同住宅プロジェクトを立ち上げてみたいと思っています。つきましては、このプロジェクトの趣旨とノリに賛同してくださって居住してくださる方をふわっと募集します。 My New Gear... 最近、高円寺の南のほうのあたりに築古賃貸物件を買ってみました。物件概要はざっくり以下のような感じです。 立地: 丸の内線東高円寺駅徒歩5分、JR中央線中野駅徒歩12分(Google調べ) 地積: 110平米と120平米の間ぐらい 建物: 築およそ30年の2階建て木造アパートを賃貸運用中 この建物には問題がある! しかし、いま建っているアパート自体はそんなに気に入って買ったわけではなくて、以下のような問題を抱えています。前の持ち主もそのあたりが気に入ってなくて手放したんだろうと思われます。 建物の床面積が

                    ルビービル(仮) 第1期住民募集のご案内.md
                  • [何が起きても僕は無敵なんだ——『CHA-LA HEAD-CHA-LA』に込めた森雪之丞の人生観]| 【公式】ドラゴンボールオフィシャルサイト

                    ドラゴンボールZを代表する楽曲として絶大な支持を集める『CHA-LA HEAD-CHA-LA』。その作詞を担当した森雪之丞さんは、『WE GOTTA POWER』『僕達は天使だった』など数々の曲を世に送り出し、ドラゴンボールZの最盛期を言葉で紡いできました。 日本語と英語を巧みに融合させ、心地よい韻を踏み、メロディーを歯切れ良く聴かせる。そんな雪之丞さんの歌詞の原点には、少年時代から育んできた「ロックの魂」があるといいます。 作詞家・森雪之丞さんはどんなキャリアを歩み、ドラゴンボールと出会ったのでしょうか。そしてドラゴンボールの世界を彩る名曲はどのようにして生まれたのでしょうか。インタビューでは、“CHA-LA HEAD-CHA-LA”のフレーズに込めた真の思いも語ってくれました。 ――雪之丞さんが音楽の道を志すことになった経緯を教えてください。かつては伝説的プログレッシブ・ロックバンド「

                      [何が起きても僕は無敵なんだ——『CHA-LA HEAD-CHA-LA』に込めた森雪之丞の人生観]| 【公式】ドラゴンボールオフィシャルサイト
                    • ロック好きなら高校生までに聴いておきたい古典100(ハードロックヘヴィメタル含む編)

                      ハードロック、ヘヴィメタルが好きな高校生諸君、ネットの海に出るとスラッシュメタル四天王とか、プログレがどうとか、アニソンはメタルだとか、よくわからない言葉を目にすると思う。 そんなときは歴史を知ろう。故きを温ねて新しきを知る。以下の100枚を聞けばだいたいわかるようになるぞ。 これで物知り顔で蘊蓄垂れるおじさんにドヤ顔をやり返してやろう。 (おおむねアーティスト名アルファベット、五十音順。国内海外順不同。原則1アーティスト1枚) 1. Whatever People Say I Am, That's What I'm Not / Arctic Monkeys 2.Relationship Of Command / At The Drive-In 3.Slaughter Of The Soul / At The Gates 4.METAL RESISTANCE / Baby Metal 5.

                        ロック好きなら高校生までに聴いておきたい古典100(ハードロックヘヴィメタル含む編)
                      • ポケモン剣盾があまりにパンクすぎたので思う存分語る。|Achamoth

                        ※このnoteでは、ポケットモンスター ソード&シールドのストーリーのネタバレが含まれます ※タイトルからお察しの通り、ネズとストリンダーの話です ポケットモンスター ソード&シールド。 待望のswitch対応、ポケモンシリーズ最新作だ。 去年の初冬に発売され、今でも多くのプレイヤーに親しまれている、説明不要のタイトル! 舞台はガラル地方。 海外モチーフの舞台で、今作ではイギリスをモチーフとしている。 ロンドンらしい町並みの街や…… おとぎ話のような街 スチームパンクな街も存在する。 そんな、イギリスのあらゆるエッセンスを凝縮させた今作ではポケモンでの戦闘もまた、サッカーのような国民的スポーツとして描写される。主人公は8つのポケモンジムを巡り、チャンピオンを目指す旅、『ジムチャレンジ』へと出発することになるのだ。 ソード&シールドの名にふさわしい、イギリスの伝統的な部分を多くフューチャーし

                          ポケモン剣盾があまりにパンクすぎたので思う存分語る。|Achamoth
                        • 和名盤 - EPOCALC's GARAGE

                          ZENで行こう 決定版 日本民謡 アーティスト:民謡,伊波智恵子,伊波みどり,進藤義声,田中希代子 コロムビアミュージックエンタテインメント Amazon 昨今やれ和ジャズだやれ和ブギーだやれ和レアグルーヴだなどとやたら「和」を付けたジャンル名を目にすることが多い。海外のそれにも見劣りしない日本における音楽、という意味で付けているのだろうと思われる。 しかしながら、僕は悲しいよ。そういうもののほとんどは日本製なだけで伝統的な日本文化を取り入れているとは必ずしも言えないからだ。 僕はイタリアンプログレ、ブラジリアン、クラウトロックが好きなのだけれど、そのどれもに共通するのが「当地の文化に大きく立脚している」ということ。そうでなければ英米のそれと変わりないからね*1。そして日本にも日本文化に立脚した名盤が沢山あるのだ。主に和ジャズ。*2 が、和装時のBGMにしようかなと思って「和 名盤」とかで

                            和名盤 - EPOCALC's GARAGE
                          • 今日から使える文章技法覚書、リズムについて|借金玉

                            つまりはそういうことなのだけれど、読点というのは文章においてリズムを調整する役目を担っている。この「リズム」という概念はわりと難しいものになってきて、文章の場合音楽におけるそれのような記号的整理があまりされていないから、結局のところ「リズムがいい」とか「悪い」みたいな表現をするしかないところがある。 …というのが「グルーヴ感が強めで一呼吸が長めの文章」というのが僕の定義で、この場合「書き出し」がリズムを強く規定している。「意味は無いに等しいけど、この書き出しは必要」と言えば伝わるんじゃないかと思う。 つまり、そういうこと。読点というものは、文章においてリズムを司っている。しかし、このリズムという概念は難しい。(以下略) こっちが「グルーヴ感弱めで一呼吸が短い読みやすい文章」になってくる。これだけで多分、文章を書きなれた人には「感覚はわかった」という感じになると思うし、あるいは「知ってた」か

                              今日から使える文章技法覚書、リズムについて|借金玉
                            • ひとつのコード進行/リフ等で曲が反復し続けて完結する曲(30選) - ブンゲイブ・ケイオンガクブ

                              「曲構造等」というタグを前回から作っていて、曲構造っていうのは「イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏…」みたいなののことですが、これって色々な見方ができるような気がしてて、前に投稿した「曲タイトルだけをサビ等で連呼する曲」というのもある意味曲構成がそうなってる・そうなるように作曲されているという話で、この辺の話って色々考えだすと面白いと思うんです。 ystmokzk.hatenablog.jp ystmokzk.hatenablog.jp 今回は表題のとおり「ひとつのコード進行またはリフの繰り返しで最後まで割と同じ調子のまま駆け抜けていく感じの楽曲」というテーマで選曲して、各楽曲のその繰り返しがどんな感じにいい感じなのかとかそういうことについて見ていきます。 今回のテーマも「繰り返し」という要素に焦点を当てているので、前回の記事で取り上げた楽曲のうち今回のテーマにも当てはまる曲は幾つかあり

                                ひとつのコード進行/リフ等で曲が反復し続けて完結する曲(30選) - ブンゲイブ・ケイオンガクブ
                              • サブスクにない音楽(2021.2.28現在)→【随時更新あり】 - ブンゲイブ・ケイオンガクブ

                                線はソフトを使って引きました。色の変え方が分からんかった…。 最近は大概サブスクでばかり音楽を聴いていて、このブログの記事ももはやサブスクのプレイリスト前提みたいな記事ばっかりになってきていて、これでいいのだろうか…などとよく思ったりしているところです。 それはそれとして、そうやってテーマに基づくプレイリストをサブスクで作ろうとするときにまあ困るのが、サブスクが解禁されていないアーティストやら作品やら。今回は、思いつく限りで全部または一部の作品がサブスクに上がっていないアーティストを自分の興味が湧く限りで15組(+殿堂入り1枚)程度挙げてみます。中には何で解禁されないのかよく分からないもの、本人等の意思により堅く解禁されないもの、むしろ本人は解禁を望んでいるのに問題ごとによって成し遂げられずにいるものなど状況は様々。 音楽産業全てサブスク(とレコード盤)だけあればいい、みたいな環境が本当に

                                  サブスクにない音楽(2021.2.28現在)→【随時更新あり】 - ブンゲイブ・ケイオンガクブ
                                • 【2022年・上半期ベストアルバム】 - Closed Eye Visuals

                                  【2022年・上半期ベストアルバム】 ・2022年上半期に発表されたアルバムの個人的ベスト20選(順位なし)です。 ・評価基準はこちらです。 http://closedeyevisuals.hatenablog.com/entry/2014/12/30/012322 個人的に特に「肌に合う」「繰り返し興味深く聴き込める」ものを優先して選んでいます。 個人的に相性が良くなくあまり頻繁に接することはできないと判断した場合は、圧倒的にクオリティが高く誰もが認める名盤と思われるものであっても順位が低めになることがあります。「作品の凄さ(のうち個人的に把握できたもの)」×「個人的相性」の多寡から選ばれた作品のリストと考えてくださると幸いです。 ・これはあくまで自分の考えなのですが、他の誰かに見せるべく公開するベスト記事では、あまり多くの作品を挙げるべきではないと思っています。自分がそういう記事を読む

                                    【2022年・上半期ベストアルバム】 - Closed Eye Visuals
                                  • 邦楽ロックの名盤ベスト100

                                    以前お送りした、ロックに限定したオールタイムベストアルバムの邦楽版企画です。 基本的にはレギュレーションは前と同じですが、地域を限定したことで、前回のロックの名盤ベスト100では取りこぼした範疇のものも入っていたりします。 一方、たとえ代表作であっても、ロックよりは他のジャンルに入れたほうがふさわしかろうというものは除外しました。 たとえばコーネリアスは代表作の『ファンタズマ』や『Point』ではなく『69/96』を選出しています。 YMO、電気グルーヴなどのテクノポップ、エレクトロニカ勢も入っていないし、やや極端な例ですが、たまもロックという狭い枠組みに入れてしまってよいのかということで除外しています。 ということで前回のおさらいもかねて選出基準です。 ・ギターを中心としたバンドミュージックを中心に選出しました。よってシンセなどの電子楽器や打ち込みなどの割合が多いものは除外しています。

                                      邦楽ロックの名盤ベスト100
                                    • 好きな音楽ブログまとめ - 朱莉TeenageRiot

                                      音楽ブログを漁るのがすごく好きなんですが、今まで参考にさせてもらった大好きなブログや最近見つけてハマっているブログなどをまとめました。 まず最初に自分は幅広いジャンルを聴く音楽リスナーではなく、むしろ偏ってる側だという自覚があるので、紹介するブログの傾向も全体的に似た感じになってしまうというのはご了承ください。逆を言えば僕と音楽趣味が近い方はかなり楽しく読めるとこばかりだと思います。 音楽そのものではなく音楽ブログをディグるという行為を好きになったきっかけがこちらのブログで、バンドの歴史を解説しつつ純粋に読み物として面白く読める工夫が散りばめられていて、インディーロックがインディーロックであるためシーン内でそれぞれの時代をどう生きたか・・・そういうロックを文章で楽しむというのを教えてくれたブログです。PavementやThe Jesus and Mary Chainと言った大御所なのにTS

                                        好きな音楽ブログまとめ - 朱莉TeenageRiot
                                      • 現代音楽の傑作選、若年の感性が考える10の名盤|777♛︎

                                        人間が人間らしく生きる上で必要なのは文化だ。 とりわけ音楽は自身の日常へ昇華していく。 この音楽を評価する上で、世代というのは極めて重要なファクターである。 例えば60年代のビートルズ旋風の時期、それをリアルタイムで体験した人間が評価するビートルズと、それ以後に生まれてきた後追い世代のリスナーが評価するビートルズはもはや別のバンドとすら言えるのではなかろうか。 私は21世紀生まれである。 評論界隈というと、おじ様方の懐古主義が蔓延り、もしくわ、現代のHiphop独裁の音楽シーンを過剰に意識したなんともむず痒いセレクトだったりと、若い世代の私なんかはついどこか違和感を覚えてしまう。 アーカイブ量にはそれなりに自信のある私なので、今回はジャンル、年代を問わず、今日までに生まれた名作の中から若い感覚に基づいて個人的ベスト10を作ってみたいと思う。 ベスト10といってもランキング形式ではない。 不

                                          現代音楽の傑作選、若年の感性が考える10の名盤|777♛︎
                                        • 日本のゲーム音楽史の体系化に挑んだ書籍『ゲーム音楽ディスクガイド』『ゲーム音楽ディスクガイド2』<br/>監修者・田中“hally”治久氏インタビュー - メディア芸術カレントコンテンツ

                                          40数年にわたるハードウェア/ソフトウェアの進化と発展を経て、限りなく広がった「日本のゲーム音楽」の裾野。その歴史を俯瞰しつつ全体像を整理する難事業が行われ、その成果が書籍『ゲーム音楽ディスクガイド Diggin' In The Discs』(以下『ゲーム音楽ディスクガイド』/Pヴァイン、2019年)、および『ゲーム音楽ディスクガイド2 Diggin' Beyond The Discs』(以下『ゲーム音楽ディスクガイド2』/Pヴァイン、2020年)として相次いで刊行された。執筆者の一人でもあり、全体監修も務めた田中"hally"治久氏にお話をうかがった。 『ゲーム音楽ディスクガイド』『ゲーム音楽ディスクガイド2』表紙 待ち望まれていたゲーム音楽史の体系化 古くから親しまれている劇場映画やテレビドラマのサウンドトラックの世界、近年大いに脚光を浴びつつあるアニメソングの世界など、映像作品への思

                                            日本のゲーム音楽史の体系化に挑んだ書籍『ゲーム音楽ディスクガイド』『ゲーム音楽ディスクガイド2』<br/>監修者・田中“hally”治久氏インタビュー - メディア芸術カレントコンテンツ
                                          • K-POPと日本のアイドル&2020年度ロマン優光アイドル楽曲大賞:ロマン優光連載177

                                            実話BUNKAタブー2023年7月号 5/16発売 通常毎月16日コンビニ・書店で発売 特別定価670円(税込) ▼性を売る女子と性を買うおっさんと性を売らせるホスト 歌舞伎町とSEX▼ジャニーズのメディア支配を崩壊させた文春の戦略▼いい人キャラHIKAKINは本当に聖人なのか▼秋篠宮家が国民から反感を買っている理由▼朝ドラ美女たちの性欲らんまん私生活▼日本がイジメ社会になったのはダウンタウンのせい▼山上徹也を英雄視したせいで岸田首相襲撃が起きたというデタラメを鈴木エイトが斬る▼売春相場の真相2023▼少子化対策の子育て世帯支援は無駄金なので今すぐ止めるべき▼任天堂VSソニー 圧倒的にソニーの勝ち▼ラーメンチェーン激マズ店決定戦▼富裕オタク暇空茜に直撃インタビュー ほか ●連載中『ロマン優光の好かれない力』は「田村淳と室井佑月が攻撃的すぎて心配」 実話BUNKA超タブー2023年5月号 コ

                                              K-POPと日本のアイドル&2020年度ロマン優光アイドル楽曲大賞:ロマン優光連載177
                                            • 「京都タワーを見て育ったんです」。伝説の歌姫アリスセイラーが愛した「京都」駅【関西 私の好きな街】 - SUUMOタウン

                                              取材・執筆: 吉村 智樹 関西に住み、住んでいる街のことが好きだという方々にその街の魅力を伺うインタビュー企画「関西 私の好きな街」をお届けします。◆◆◆ 「生まれたときから最寄りは京都駅。京都タワーを見て育ったんです。京都駅周辺は、ほんまにおしゃれでした。ファッショナブルで素敵なお姉さん、お兄さんが歩いてはる。『なんてカッコいいんやろ。私もいつか、あんなおしゃれな服を着て歩いてみたい』って、子ども心に憧れていました」 中学時代まで京都駅周辺に住んでいたアリスセイラーさん(58)は、そう語ります。 京都在住のアーティスト、アリスセイラーさん アンダーグラウンドロック伝説の歌姫が登場!アリスセイラーさんは1981年に結成したバンド「アマリリス」のリーダー。孤高にして伝説にして現役バリバリのアーティストです。 1981年、結成当時のアマリリス 数々のリリース作品 これまで彼女が生みだしてきた音

                                                「京都タワーを見て育ったんです」。伝説の歌姫アリスセイラーが愛した「京都」駅【関西 私の好きな街】 - SUUMOタウン
                                              • スピッツ運営が平日のチケットについての意外となかった施策を発表→その理由の徳が高すぎる「この流れ広まれ」

                                                李氏 @BLUEPANOPTICON 音楽ZINE『痙攣』編集長。ご依頼等はDM、あるいはメールアドレス(yellowmantis2250@gmail.com)までお願いします。『痙攣 Vol.3 ロックの過剰 プログレ/ニューウェイヴ』のご購入は下のURLからお願いします。 zinekeiren.thebase.in/items/70556261

                                                  スピッツ運営が平日のチケットについての意外となかった施策を発表→その理由の徳が高すぎる「この流れ広まれ」
                                                • 毎月、数百枚の音楽ソフトを購入。若手屈指のコレクターが語るリスナー遍歴 | ブルータス| BRUTUS.jp

                                                  ニューエイジ、イタリアの前衛音楽、アニメ系などのコレクション 何度か断捨離していたり、新たな収集物のために毎月レコードを手放したりと、ここ10年くらい自転車操業ですが、新譜旧譜問わず毎月数百枚のレコードやCD、カセットなどを買ったりしています。 近年再評価されている日本のアンビエントや環境音楽。 今は少数精鋭のセレクトで、3000枚いかないくらいのコレクションになっています。ニューエイジや日本のアンビエント、イタリアの前衛音楽、オブスキュアなアニメ系はいいコレクションを持っていると思います。 次のレコードを買うために、多分今まで買ったレコードの8割近くは売ったはずです。京都の三条あたりにあるレコード屋数店だけで、数千枚は売ったんじゃないでしょうか。一時期あのエリアの某店の実験音楽の棚とテクノの棚は僕の売ったもので埋まっていました。もちろん、この大学時代に買った量もエグかったですね。 毎週2

                                                    毎月、数百枚の音楽ソフトを購入。若手屈指のコレクターが語るリスナー遍歴 | ブルータス| BRUTUS.jp
                                                  • プレー中は気づかないゲーム音楽の裏側 音楽のプロによる異例のレビュー本誕生の訳(鴫原盛之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                    レコードやカセットテープの時代から現在に至るまで、ゲームに使用されているBGMや、原曲をアレンジした楽曲などを収録したアルバムが数多くリリースされている。筆者も幼い頃からゲーム音楽が大好きで、今でも仕事や移動の最中などに愛聴し、新品・中古を問わず、ゲーム音楽が収録されたアルバムをときどき購入している。 これはあくまで私見だが、ゲーム音楽のアルバムを購入する際は、メーカーの公式サイトや通販サイトで検索しても、聴きたいゲーム音楽は実際に音源化されているのか、作曲者は誰なのか、あるいは専門家による評価はどのくらいかといった情報が見つからない場合があることが、今も昔も悩みの種だ。 しかし、そんな悩みを解決してくれそうな1冊の本が、今年の5月に発売された。その名もズバリの新刊、「ゲーム音楽ディスクガイド」である。 本書は、音楽およびゲーム音楽に造詣の深いライターが選んだ名盤の数々を、およそ270ペー

                                                      プレー中は気づかないゲーム音楽の裏側 音楽のプロによる異例のレビュー本誕生の訳(鴫原盛之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                    • ボカロ初心者の音楽好きが選ぶ「ボカロ名盤」60枚

                                                      最近、これまで触れなかったボーカロイドの音楽(以下、ボカロ音楽)を聴き始めました。 そして色々聴くにつれ、次第にボカロ音楽の奥深さと幅広さに魅了されるように。 しかし、「ニコニコ動画」が中心の文化であることから、「アルバムで視聴する人」は少ないように思います。 視聴の中心は曲単位によるもの また(かくいう自分もそうだったのですが)ボカロ音楽に「どれも同じような曲調」という偏見を持つ人が少なからずいる気がします。 本記事では、様々な国/ジャンルのボーカロイドのアルバムを紹介し、「ボカロの魅力」をお伝えできればと思います。 なお、ボカロ音楽について自分もまだ勉強中ですので、もし説明に誤りなどございましたら、ご指摘頂けますと助かります。 この記事で、自分のようにボカロ音楽を聴き始める人が少しでも増えれば幸いです。 *本記事ではUTAUなど「本来はボカロに含めない」合成音声も、便宜上「ボカロ」で取

                                                        ボカロ初心者の音楽好きが選ぶ「ボカロ名盤」60枚
                                                      • サンプリングを再考する part.II - おたくのテクノ

                                                        先輩たちのサンプリングに対する意識 part2では、自分がこれまで注目してきた先輩方のサンプリングに対する意識・態度について、あたれる文献から比較を試みます。今回、私が射程とするのは以下の分野の諸先輩です。 ナードコアテクノ・ガバ・現代美術(シミュレーショニズム) part1では、ナードコアテクノを「好きすぎるものへの愛情をテクノミュージックを通して見せつけたい気持ちで作られた音楽」であるとする解釈を紹介しました。ここで注目するのは、「愛情」です。もう少し広くとって、「サンプリング対象への想い」としましょうか。上の三つの間というか、サンプリングベースで活動しているアーティスト達の間で、サンプリング対象への向き合い方に差異が強く現れると考えます。以下では、各分野の特定の先輩方について取り上げて説明をしていきますが、その先輩方の見解が各分野の総意というわけではないことには注意してください。 ナ

                                                          サンプリングを再考する part.II - おたくのテクノ
                                                        • 「2022年の年間ベスト・プログレ・メタル・アルバム TOP10」 英Metal Hammer発表 - amass

                                                          「2022年の年間ベスト・プログレ・メタル・アルバム TOP10」を英Metal Hammer発表。順位なし

                                                            「2022年の年間ベスト・プログレ・メタル・アルバム TOP10」 英Metal Hammer発表 - amass
                                                          • キング・クリムゾンの全アルバム「宮殿」「めざめ」「戦慄」「レッド」他がサブスクに。Apple Music Singも対応で「スターレス」カラオケも(CloseBox) | テクノエッジ TechnoEdge

                                                            Apple Musicなどのサブスクに来ないアーティストの最後の大物、キング・クリムゾンがついに解禁となりました。全アルバムがApple Music、Spotifyをはじめとする音楽サブスクリプションサービスで聴けるようになっています(Amazon Music、YouTube Musicでは一部アルバムのみ)。 ▲Apple Musicで聴けるアルバム(「クリムゾン・キングの宮殿」以外) ロックのカテゴリーをはみ出した先進的な音楽ジャンル「プログレッシブロック」が1960年代の終わりに始まりました。中でも人気が高かったバンドの一つがキング・クリムゾン。鮮烈なデビュー作である「クリムゾン・キングの宮殿」は、ビートルズの実質的ラストアルバムである「アビーロード」を追い落としてチャートトップに立つや、キング・クリムゾンはイエス、ピンク・フロイドと並ぶプログレの雄となりました。 音楽の媒体がビニー

                                                              キング・クリムゾンの全アルバム「宮殿」「めざめ」「戦慄」「レッド」他がサブスクに。Apple Music Singも対応で「スターレス」カラオケも(CloseBox) | テクノエッジ TechnoEdge
                                                            • NHK FMのプログレ特番『「プ」はプログレの「プ」』詳細発表 - amass

                                                              NHK FMのプログレ特番『「プ」はプログレの「プ」』。番組内容が発表されています。世代も背景も異なる4人のプログレ好きが、いろいろな視点で偏愛とこだわりを語ります。 出演は 山田五郎(編集者・評論家) 難波弘之(キーボード・作曲・編曲) 関根史織(Base Ball Bear ベース) Nomi(バスクのスポーツ キーボード) 番組の中で流れるジングルは、難波弘之、関根詩織、Nomiによる、この日限りのライヴ・セッションです。 ■『「プ」はプログレの「プ」』 NHK FM 2022年9月23日(金・祝)午後9時30分〜11時50分 めんどくさい「プログレ」の世界へようこそ クドいくらいに話が濃い。 世代も背景も異なる4人のプログレ好きが、いろいろな視点で偏愛とこだわりを語ります。 通好みの選曲、ミュージシャンの方々ならではの作曲家・プレイヤー目線の気づき、独特すぎる解釈と考察。 面倒くさ

                                                                NHK FMのプログレ特番『「プ」はプログレの「プ」』詳細発表 - amass
                                                              • 大槻ケンヂのルーツをたどる | アーティストの音楽履歴書 第3回

                                                                アーティストの音楽履歴書 第3回 [バックナンバー] 大槻ケンヂのルーツをたどる 小3で大好きになった小椋佳のオトナな恋の歌 2019年6月18日 17:00 775 毎回1人のアーティストの“音楽遍歴”を紐解くことで、音楽を探求することの面白さや、アーティストの新たな魅力を浮き彫りにする本企画。3回目は、昨年自身が率いるバンド筋肉少女帯がメジャーデビュー30周年を迎えた大槻ケンヂ(筋肉少女帯 / 特撮)に話を聞いた。 取材・文 / 柴崎祐二 「レッツゴー!! ライダーキック」をジャケ買い最初に親にねだって買ってもらったドーナツ盤は、「仮面ライダー」のテーマ曲「レッツゴー!! ライダーキック」かなあ。仮面ライダーが写っているジャケットにとにかく衝撃を受けて……番組だと藤岡弘、さん版が使われているのに、そのレコードで歌っていたのは子門真人さんだったので(*)、幼心に「あれ!?」って(笑)。

                                                                  大槻ケンヂのルーツをたどる | アーティストの音楽履歴書 第3回
                                                                • 「チルから暴力へ」~2019年私的ベスト50選~ - blue_panopticon’s diary

                                                                  はじめに 今年も年間ベストの時期がやってまいりました。僕にとってこの2019年の音楽シーンが一体何だったのか自分なりにまとめてみると、題にある通り「チルから暴力へ」という言葉に集約されるように思われます。これは一体どういうことなのか。僕が見るに(R&B/Hip-Hopに連綿と受け継がれた部分があるにせよ)チルという感性が近年のポップシーンにおいて最大の成果を上げたのはFrank Ocean『Blonde』ということになるでしょう。ドロップされてから三年もの月日が経ってなお多くの人を惹きつけてやまない謎多き名作ですが、それが象徴していた「チルでメロウ」なムードは2019年に至って徐々に後退しつつあるように思えます。そんな中発表されたSolange『When I Get Home』はこのチルの時代の一つの極点でありまさにその終わりを告げるものとして映りました(念のために言っておきますが選外です

                                                                    「チルから暴力へ」~2019年私的ベスト50選~ - blue_panopticon’s diary
                                                                  • 「僕らの音楽は批評精神が全てだった」 ヤング・マーブル・ジャイアンツが今語る“憂鬱の渋滞”たる美学 | TURN

                                                                    なんと、ヤング・マーブル・ジャイアンツ(YMG)のスチュアート・モクスハムとアリソン・スタットンの最新インタビューである。ダメもとでレーベルを通じてオファーしたら受けてくれただけでなく、こんなにもしっかり当時のことを振り返って話をしてくれた。しかも、彼らが話しているのはただの昔話などではなく、行き詰まりと突破を繰り返してきたポップ・ミュージックの、その絶対的な推進力となってきた不変のスタンス、意識ではないか。残念ながら現在の新しい音楽についての話を聞く時間はなかったが、そんな質問はもはや野暮だということがわかる。 スチュアート・モクスハム、フィリップ(フィル)・モクスハム、そしてアリソン・スタットンによるヤング・マーブル・ジャイアンツがウェールズの首府、カーディフで結成されたのは1978年のこと。尻切れとんぼのように終わる2分台を中心とした短い曲、ドラムマシンを使用した無機質で乾いたビート

                                                                      「僕らの音楽は批評精神が全てだった」 ヤング・マーブル・ジャイアンツが今語る“憂鬱の渋滞”たる美学 | TURN
                                                                    • 元祖ロック漫画『ファイヤー!』著者・水野英子インタビュー「時代が変わろうとしているのを実感した」

                                                                      水野英子の『ファイヤー!』は、「日本初の本格的なロック漫画」といわれている作品だ(「週刊セブンティーン」1969年1号〜1971年28号連載作)。 【写真】 “元祖・ロック漫画”と言われる『ファイヤー!』の中面を見る 主人公は、純粋な心を持っているがゆえに破滅に向かうしかなかったボーカリストのアロン。そんな彼の熱い歌声と、自由を掴みとるための壮絶な闘いを描いた同作は、技法的にも、内容的にも、のちのロック漫画の“型”の1つを作ったといっていいだろう(じっさい、『DESPERAD』、『BECK』から『ウッドストック』、『ぼっち・ざ・ろっく!』にいたるまで、『ファイヤー!』の後続作品の多くが、ナイーブな少年ないし少女がロックと出合って自分を解き放つ、というものである)。 さて、その伝説的な作品が、先ごろ全2巻の単行本として、文藝春秋より復刻された。そこで今回のインタビューでは、作者である水野氏に

                                                                        元祖ロック漫画『ファイヤー!』著者・水野英子インタビュー「時代が変わろうとしているのを実感した」
                                                                      • ECD、RHYMESTER、PUNPEE、長谷川白紙らを手がけるillicit tsuboiの仕事術(後編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第14回

                                                                        誰よりもアーティストの近くで音と向き合い、アーティストの表現したいことを理解し、それを実現しているサウンドエンジニア。そんな音のプロフェッショナルに同業者の中村公輔が話を聞くこの連載。illicit tsuboiの前編ではエンジニアとしてのスタイルなどについて語ってもらったが、後編ではPUNPEE、ECD、ホフディラン、SUPER STUPID、RHYMESTER、KEIJU(KANDYTOWN)、踊Foot Works、CHEHONの作品のサウンドメイクに関する話をお届けする。 取材・文 / 中村公輔 撮影 / cherry chill will. 構成 / 丸澤嘉明 PUNPEEは完璧主義者──それでは具体的なアルバム制作の話をお聞きしたいと思います。PUNPEEさんの1stアルバム「MODERN TIMES」(2017年リリース)のエンジニアを担当されていますよね。 彼は自分の目指す

                                                                          ECD、RHYMESTER、PUNPEE、長谷川白紙らを手がけるillicit tsuboiの仕事術(後編) | エンジニアが明かすあのサウンドの正体 第14回
                                                                        • 大学の合唱団燃えろ

                                                                          僕は音楽が大好きです。でも時折、自分はなんで音楽をやっているんだろうという気持ちになってしまうんですよね。そういう気持ちになったんでこれを書いていきます。 本当にまとまりの無い文章なので覚悟の上で読んでください。 大学の合唱団燃えろ 当方スペック 都内出身の大2 学部は伏せますが理系 ADHD Xジェンダー 成績不良 当団スペック 都内 同声メイン(男女いるが最近演奏会では混声をやっていない) 都合唱連盟非加盟 もくじ0. まえがき 1. 君たち本当に女声? ―絶望的なアンサンブル力の無さ 2. 音楽性の無さ 3. 意識の低さ 4. あとがき 「初心者なりに楽しくやろう!」はどこまで許されるのか 0. まえがきうちの大学の合唱団に入団してだいたい1年半が経過しました。本当はレベルの高い社会人合唱団に行っても良いのですが、僕のライフワークが現在のところ「音楽をつくる」なので、指揮指導に関する

                                                                            大学の合唱団燃えろ
                                                                          • 「やさしさ」禁止!SmartHRのプログレッシブデザイン宣言|oujimiyahara

                                                                            こんにちは、SmartHR VP of ProductDesign のおうじです。 普段はプロダクトデザイナーとして複数のプロダクトを開発したり、マネジメント役として組織のメンバーが快適に過ごせる環境づくりのお手伝いをしたり、経営メンバーとして会社の大きな意思決定に関わったりしています。 noteではいつもみなさんに笑ってほしくて奇を衒ってしまうきらいがあり、社内ではヘヴィメタル一発屋・サタニズム芸人などと揶揄されていますが、今日は珍しくほんのちょっとだけ真面目なお話をさせてください。 後半ではグループメンバーへのインタビューがありますので、是非最後まで読んで頂けると嬉しいです。 SmartHR、第3のデザイン組織をデザインするSmartHRではこれまでコミュニケーションデザイングループとプロダクトデザイングループというふたつのデザイン組織が存在していましたが、今年から第3のデザイン組織と

                                                                              「やさしさ」禁止!SmartHRのプログレッシブデザイン宣言|oujimiyahara
                                                                            • 第174回 株式会社フライングドッグ 代表取締役社長 佐々木史朗氏 インタビュー【前半】 | Musicman

                                                                              今回の「Musicman’s RELAY」は土橋安騎夫さんのご紹介で、株式会社フライングドッグ 代表取締役社長 佐々木史朗さんのご登場です。 高校、大学でバンド活動に熱中した佐々木さんは、その後、裏方を志し、1982年にビクター音楽産業(現ビクターエンタテインメント)に入社。 3年の大阪営業所勤務を経てアニメ音楽制作ディレクターとなり、以降『AKIRA』『トップをねらえ!』『マクロス7』『カウボーイビバップ』『創聖のアクエリオン』『マクロスF』『この世界の片隅に』など数多くの音楽プロデュースを担当。2009年にはフライングドッグ設立と、長年にわたり日本のアニメ音楽を牽引されてきました。 そんな佐々木さんにご自身のキャリアのお話から、アフターコロナにおけるアニメの可能性まで、じっくり伺いました。 (インタビュアー:Musicman発行人 屋代卓也/山浦正彦) プロフィール 株式会社フライング

                                                                                第174回 株式会社フライングドッグ 代表取締役社長 佐々木史朗氏 インタビュー【前半】 | Musicman
                                                                              • interview with Yoh Ohyama | ele-king

                                                                                ゲーム音楽に対する風向きが変わった。あるいは、ゲーム音楽が現在一線で活躍する様々なミュージシャンたちのルーツになっていることが、多くの人びとに理解されはじめた。そのきっかけのひとつを作ったのが、2014年のドキュメンタリ作品「Diggin' In The Carts」だったことは間違いないだろう。同ドキュメンタリのディレクターであるニック・ドワイヤーは2017年、〈Hyperdub〉主宰コード9と共同で「Diggin'~」のレトロゲーム音楽コンピレーションを制作する。このとき ele-king はニックへの取材を通してゲーム音楽研究家 hally こと田中治久の存在を知り、そこから『ゲーム音楽ディスクガイド』の刊行へと歩みを進めるのである。 同書はゲーム音楽を「ゲームプレイの追体験装置」ではなく、ゲームを知らなくても楽しみうる「一個の音楽」として捉え直し、40年に及ぶ歴史のなかから950枚

                                                                                  interview with Yoh Ohyama | ele-king
                                                                                • The Beatles楽曲の60-70年代のカバー集のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

                                                                                  カバー曲を探すのもずいぶん楽になりました。よほどベタなタイトルでない限りはストリーミングサービスで曲名検索かければアホみたいに出てきます。 輸入盤屋で時間かけて店頭に並んだCDシングルの裏面見ては曲名読み込んでいた当時の自分は何だったんだろう。 で、そういうふうにしてカバー聴きまくっていた頃からずっと思っていたのが、The Beatlesのカバーは数の割には「面白いカバー」が少ないということです。 「そう来るの?」というセンスに驚き、元曲を換骨奪胎するようなアレンジや歌唱を面白がるのが、カバー曲聴きの醍醐味だと思っているのですが、The Beatlesのカバーは、コピーの範疇を越えないものや、アコースティックでシンプルな、悪く言えば冒険心のないアレンジのものが非常に多く。 もちろん、YMOの「Day Tripper」や金沢明子の「イエローサブマリン音頭」、NMEが1986年にリリースした、